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サクセスストーリー  vol.3
デジタル化により小ロットラベル印刷のビジネスを取り込む

 

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デジタル化により小ロットラベル印刷のビジネスを取り込む

校正刷りの品質向上から始まった印刷のデジタル化が
生産性や納期、顧客満足度などの向上にも貢献

株式会社インパム
代表取締役 岩田冨士夫氏
食品や化粧品をはじめ商品の“顔”として、名前やイメージを消費者にアピールする役目を果たすデザインシール。株式会社インパムでは、HPのデジタル印刷機「HP Indigo press ws4000」を核に、このデザインシールのデザインから印刷、さらに型抜きなどの後加工までを一貫してデジタル化。従来から得意としてきたアナログ方式による印刷のラインと組み合わせることで、生産性の向上やお客様の満足度アップ、新規顧客の拡大などにつなげている。

アナログ印刷と同等品質のデザインシールをデジタル印刷で提供したい

株式会社インパム商品の容器やパッケージに貼り付けて使用されることの多いシールラベルの中で、インパムの主力事業であるデザインシールは、商品の魅力を消費者に直接アピールし、時には購入してもらえるかどうかをも左右する重要な役割を担っている。それだけに、高い印刷品質が求められる。岩田冨士夫社長は、オフセット印刷など従来からのアナログ方式によるデザインシール印刷を手がける岩田美術印刷所を率い、顧客からの厚い信頼を得てきた。しかし、この印刷分野でデジタル化が遅れていることは大きな経営課題だと感じていた。「デザインシールもデジタル化に対応していかないと、21世紀は生き残れない」。そこで岩田氏は、岩田美術印刷所とは別に、デジタル方式に特化したシール印刷会社を目指すべく、2001年にインパムを立ち上げる。

インパムがまず取り組んだのは、印刷工程の前にあるデザイン業務のデジタル化だった。パソコン上でデザインシールのデザインを検討・作成し、一般のプリンタで出力したデザイン見本を顧客に提案することにした。スピーディに、カラーバリエーションなども豊富に提案できるようになったことで、顧客から「撮影のサンプル用に数十枚だけシールを用意してもらえないか」「展示会用に100枚ほど作ってもらえないか」といった見本用シールの要望が、ほどなく聞かれるようになってきた。

そこで課題となったのは、シールの印刷品質だった。プリンタ出力とアナログ方式の本格的な印刷とでは、当然、品質に大きな差がついてしまう。「校正刷りのレベルでいいから、デジタルでアナログ方式と同等の印刷品質を実現できないものか……」。岩田氏は解決策を必死で探していた。

デジタル、アナログの長所を組み合わせ。大幅な生産性の向上につなげる

シールラベルに対応したデジタル印刷機、HP Indigo press ws4000との出会いのきっかけは、偶然目に留まった業界紙の広告だった。すぐさま実機を自分の目で確かめるべく、2004年、岩田氏はドイツで開催されていた印刷業界向け展示会「Drupa」に乗り込む。出力されてくるシールラベルの印刷品質は期待していた以上だった。「プリンタやコピーとは次元の違う、アナログのオフセット印刷とまったく遜色のないものでした」と岩田氏。その場で導入を即決した。

2005年はじめ、HP Indigo press ws4000はインパムで本格的稼動をスタートさせる。デザイナーがHP Indigo press ws4000を操作して、パソコン上のデザインデータを出力できるため、見本用シールの品質は一気に向上。顧客からも高い評価を受けた。

岩田氏の当初の目標は見事に達成できたのである。しかし、その後HP Indigo press ws4000は、それ以上の効果をインパムとインパムシール(2004年に岩田美術印刷所から社名変更)にもたらすことになる。インパムシールが手がけるアナログ方式のラベルシール印刷では、大ロットであろうと小ロットであろうと、セッティングのために一定の時間が必要になる。このため、大ロットの間に小ロットの印刷を挟んでしまうと、生産性の面で効率は大きく落ちてしまうのだ。アナログはもともと大ロットの印刷に向いた方式である。小ロットはセッティングに時間を要さず、印刷品質もアナログ方式と同等のHP Indigo press ws4000に振り向け、アナログは大ロットに専念すれば、生産性は大きく向上する。

「ドイツに行った際、HPの担当者から『このデジタル印刷機の可能性は、校正刷りだけにとどまりませんよ』といわれたのですが、その意味を改めて実感しました」と、岩田氏は笑顔を見せる。

品質向上、コストダウン、超短納期……デジタルで顧客ニーズへの対応力もアップ

HP Indigo press ws4000を本刷りに活用することで、ほかにも導入効果は上がっていると岩田氏はいう。
その1つは、印刷品質のさらなる向上である。「4色のプロセスカラー以上の色表現が可能な5,6,7色などの多色印刷や特色印刷、グラデーション表現などは、アナログのオフセット印刷の品質を凌ぐレベルです」(岩田氏)。商品の“顔”となるデザインシールを提供するという業務だけに、印刷品質の一層の向上は大きなアピールポイントになる。また、アナログ方式では試し刷りの用紙ロスが大量に発生してしまっていた。デジタル方式では、これがほとんど出ないという。原料コスト、廃棄のためのコストの両方を削減できるため、コスト競争力が増した点を評価している。

さらに、発注から数日で納品するという超短納期の依頼に対して、十分対応できるようになったことも大きな進化だと、岩田氏はいう。「営業サイドから見れば、これまでは到底不可能だったご要望にも応えられるようになります。お客様の望むことにはすべてお応えできるということは、インパムにとって大きなアドバンテージになっています」(岩田氏)。

デジタル印刷ならではの特長を活かし可変情報の印刷への取り込みに挑戦

2006年、インパムは、コンピュータ制御のレーザーダイカッターを業界内でもいち早く導入。これで、デザインから印刷、型抜きというラベルシール印刷の全行程にわたり、すべてのデジタル化を完了させている。こうした努力が実り、最近はこれまでメインの顧客であった食品や化粧品などに加え、健康食品やサプリメント、洋菓子といった新たな業界で顧客の開拓にも成功している。こうした変化に伴い、新しい顧客層への提案力や企画力を強化するため、ユーザー視点からの発想が期待できる女性だけの営業部門も組織化した。デジタルならではのサービスを提供できる体制づくりは着々と進んでいるようだ。

「そして、今後取り組んでいきたいテーマは、データを差し替えるだけで自在に印刷できるデジタル印刷の特長を活かし、可変情報をいかにラベルシール印刷に取り込んでいくかということです」と岩田氏は語る。可変情報の印刷というと、1枚づつ異なる番号を振っていくシリアルナンバーなどの印刷をイメージするかもしれない。しかし、岩田氏の狙う目標は発想から異なっている。たとえば、ファミリーレストランなどに置いてあるメニュー。季節ごと、店舗ごとにお奨め料理を入れ替えたメニューを簡単に印刷できるようであれば、顧客の満足度は大きくアップする。「デジタル印刷なら写真の入れ替えも簡単にでき、それをすぐ印刷することが可能です。HP Indigo press ws4000を使った新しいチャレンジを次々と仕掛けていきたいと思います」(岩田氏)。

<企業情報>

株式会社インパム
株式会社インパム
住所:岡山県岡山市
設立:2001年(創業1950年)
資本金:2,740万円
従業員:42名
主な事業内容:食品・工業用のシール印刷、FAラベリングシステムの設計販売、食品用パッケージの企画デザイン・印刷
デジタル化により小ロットラベル印刷のビジネスを取り込む 生産性や納期の短縮、顧客満足度の向上など、デジタル印刷の可能性は無限に広がるだろう。
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