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iPAQ Pocket PC導入事例

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HP CIOセミナー2004でのアンケート集計 モバイル環境を活用したリアルタイム・データ集計ソリューション CIOセミナー
iPAQの無線LAN機能が持つ可能性と実用性を体験してもらうために、2004年6月30日、HPでは日本のCIOを集めたセミナー会場で、「パネルディスカッション」という従来型の企画に、iPAQという最新のIT情報端末を持ち込むことで、これまで実現できなかった「全員が参加しているという実感を持てるパネルディスカッション」を実現しました。200台のiPAQを来場者に配布して、無線LAN機能を活用したリアルタイムでのアンケート集計を実施したのです。パネルディスカッションの会場で、パネリストからの質問がプッシュ型配信で来場者の手元に送信され、返信した結果がリアルタイムで集計されて、スクリーンに映し出されました。

盛況だったCIOセミナーの会場風景。 来場者にiPAQが配布された。
 導入の背景経緯:『ビジネスの可能性を広げるテクノロジーの挑戦』
iPAQの画面には、セミナーの進行に合わせて質問が表示される。「これまで誰も挑戦したことがないテクノロジーの挑戦をすることが、今回のイベントにおけるiPAQ活用の最大のテーマでした」 HPの担当者は、iPAQによる大規模なアンケート集計システム構築の背景について、このように語りました。200台という数のiPAQを無線LANによって活用するという事例は、これまでには誰も実現したことがありませんでした。
「パネルディスカッションという従来型の企画に、iPAQという最新のIT情報端末を持ち込むことで、これまで実現できなかった『全員が参加している』という実感を持てるパネルディスカッションを実現したかったのです」
その取り組みにおける背景について、次のように説明します。
「技術的に可能であることは充分にわかっていました。しかし、問題はどのタイミングで実際のシステムとして構築し、どのように体験していただくのか、その機会を探していました」
iPAQを無線LANやモバイル通信で利用している例は数多くあります。しかし、今回の事例では、まとまった台数を一度に処理するという点で、新しい挑戦でありテクノロジーによってビジネスの可能性を広げるチャンスでもあったといいます。
「結果として、日本のCIOに数多く参加していただけるCIOセミナーの会場で、iPAQを使った実演を行うことが、もっとも効果的であると考えたのです」

 導入へのステップ:『実際の会場でもテストして信頼性を確かめる』
「開発はとても短期間に完了しました。実質的な期間は、約一ヵ月半です。また、具体的な作業においても、プログラムの開発よりもアンケート集計の仕様などを決めるために時間を使いました」
一般的なアンケート集計のシステムというと、あらかじめ用意されている項目に対して順番に解答し、その結果をメールやウェブのフォームで受信して、別途に集計する仕組みです。しかし、HPではよりインタラクティブでリアルタイム性の高いシステムを目指しました。
「目標にしたのは、テレビ番組などで使われているリアルタイムでのアンケート集計です。しかし、ボタンとケーブルによるアンケート集計では、Yes/Noのような二択型が中心です。そこで、私達はもっと柔軟で選択肢の多いアンケート集計をモバイルでリアルタイムに実現できるようにしました」
iPAQによるアンケート集計の基本は、セミナーの司会者が用意しておいた質問項目を来場者に発信し、iPAQの画面に表示された選択肢の中から解答する仕組みになっています。つまり、セミナーの進行に合わせて来場者がアンケートで参加できるインタラクティブ性の高いシステムが目標だったのです。
「大切なことは、200台のiPAQが1台のエラーもなく正確に動作することでした。そのために、セミナーの前日には実際の会場でテストを入念に繰り返すなど、信頼性の向上に向けた努力もしています」

システム構成図
 システム選定のポイント:『インターネットのPush型で情報を配信する』
iPAQをアンケート集計に採用したポイントについて、HPでは次のように説明しています。
「無線LAN機能を備えたモバイル端末として、iPAQはとても優れたパッケージになっています。標準のバッテリーでも約2時間の連続利用が可能ですし、オプションのバッテリーを追加すれば、さらに長時間の利用が可能です。また、今回のシステムでは、Push型による情報の発信を実現しています。この仕組みを活用すれば、オフィスや工場などでiPAQを携帯しながら、必要な情報やアラートなどをいつでもどこでも受信できるソリューションも構築できます」
iPAQの無線LAN機能を活用するにあたって、HPではPush型による情報発信に注目しました。実際のシステムは、常に待機状態になっているiPAQに対して、セミナー会場で司会者が自分のPCから質問したいアンケート内容を選ぶと、その質問項目が200台のiPAQに対して一斉に配信されます。そして、参加者が自分のiPAQに表示されたアンケート項目から解答を選び「送信」をタップすれば、結果が集計用サーバーに送られます。
「アンケート集計で質問したい項目は、XML型のスクリプトになっています。そのため、簡単に質問内容を変更したり追加できます。また、会場ではどんな質問が出てくるかわからないので、二択や三択の項目も用意していました」
実際のシステム構築では、インプルーブテクノロジーズ株式会社がフラッシュのコミュニケーションサーバーを利用して、アンケート項目の画面設計や配信などのアプリケーションを開発しました。
 ソリューション概要:
 『2つのアンテナと2台のサーバーで対応』
セミナー会場で実際にiPAQが利用されたのは、基調講演が終了したあとのパネルディスカッションでした。壇上には、日本を代表するCIOや大学教授にビジネスコンサルタントが並び、司会進行役を務める雑誌編集長が、日本のビジネスとITについてディスカッションを行いました。ディスカッションが進むうちに、パネラーから来場者に対する質問が出されます。例えば、日本の景気は回復したと思うかどうか、日本の個人消費は250兆円よりも大きいか少ないか、などITとビジネスに関連する質問が出されるたびに、iPAQに選択肢が表示され、来場者はそれぞれの意見や考えをタップしました。
「200台のiPAQは、2台の無線LANアンテナで受信していました。バックアップも考えて、アンテナを増やすことも検討したのですが、受信の構造を複雑にするよりも、シンプルに稼動させるべきだと考えて、100台ずつの配分にしました。また、サーバーもデータ集計用と画面描画用に分けて、処理の分散を行いました。その結果、200台の同時配信と集計は、何一つ滞ることなく、円滑に処理できました」

 ソリューションの成果:
 『臨場感のあるディスカッションを実現』
iPAQで返信した答えは、ほぼリアルタイムに壇上のスクリーンに映し出される。 パネルディスカッションの最中に、パネラーから来場者に質問が出され、その応えを手元のiPAQで解答します。結果は、ほぼリアルタイムにステージにあるスクリーンに映し出されます。そのインタラクティブで臨場感のあるディスカッションは、CIOセミナーの来場者に新しい驚きと興奮をもたらしました。
「解答を選択してから結果がスクリーンに表示されるまでに、おそらく1秒もかかっていないと思います。出力端末では、100msecの間隔でデータの更新を確認しているので、会場ではリアルタイムに近い感覚で、アンケートの集計結果をご覧いただけたのではないでしょうか」
これまでのセミナーでは、パネラーや講演者からの質問に対して、あいまいな挙手で参加していた受講者も、手元のiPAQとステージ上のスクリーンによって、その参加意識は大きく変わりました。自らの選択が大勢なのか否か、興味のある質問の答えがその場でわかる楽しさに、多彩なパネラーが話す内容の面白さも加わって、会場では受講者が熱心にディスカッションの内容を聞いていました。
 今後の計画:『ビジネスの可能性は無限大』
「今回のアンケート集計システムは、さまざまなビジネスの応用が考えられます。Push型配信による情報や質問内容の発信と、リアルタイムに近い端末からのデータ収集を利用すれば、プロモーションやイベントだけではなく、検査や警備などにも活用できるのではないでしょうか」
無線LAN機能を標準で装備しているiPAQだからこそ、サーバーやアプリケーションを整えるだけで、オプションの追加や装備の変更などを行うことなく、柔軟で多様性のあるモバイル端末になります。今回のようなPush型配信やリアルタイム性の高いデータ集計を組み合わせることによって、これまでノートPCや専用端末では困難だったモバイル分野にも、iPAQがビジネスを拡大していく可能性があるのです。
「また、個々のクライアントからオリジナルの回答を送信することも技術的には可能なので、学校教育の現場にも使えるのではないでしょうか。まさに、無線LAN機能を備えたiPAQによるビジネスの可能性は無限大です。我々も、さらなるテクノロジーへの挑戦を続けていくことで、iPAQの新しい使い方や可能性を見出していこうと考えています」
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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