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iPAQ Pocket PC導入事例

iPAQ Pocket PC

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暗記力より問題解決力!Windows Mobile(Pocket PC)端末持込可能な試験を実施して、学習理解の向上に役立てる 暗記力より問題解決力!Windows Mobile(Pocket PC)端末持込可能な試験を実施して、学習理解の向上に役立てる
金城学院大学名古屋市に位置する金城学院大学は、117年の歴史と伝統を誇る女性のための高等教育機関です。女性のための総合大学として、人文・社会科学から自然科学までの幅広い学問分野において実践的な教育を行い、現代社会のさまざまな領域へ能力ある女性を送り出しています。2005年に新設された「薬学部」では、女性総合大学の特徴を生かし、サプリメントや化粧品、アロマセラピーなどに関連した、ユニークな科目が提供されています。一方、これからの薬剤師に必要とされる情報処理利用のノウハウにも力を入れ、その能力を養うためのツールとしてHP iPAQ Pocket PCが活用されています。

 導入の背景:女性総合大学の特徴を生かしたユニークなカリキュラム

「女性総合大学」をコンセプトに掲げる金城学院大学。2005年にスタートした「薬学部」は、2006年から「6年一貫教育カリキュラム」を導入し、専門分野における知識・技能に加え、外国語や情報処理のスキル、資格取得への応援などそれぞれの実力を養成するためのユニークかつ現代的な教育の場を提供しています。6年一貫教育を導入した同学部では、“医療の現場で活躍できる薬剤師を育てること”、“医療薬学を核にした幅広い領域を学ぶこと”を理念と学びの領域として掲げ、幅広いカリキュラムを揃えています。

薬学部専用の最新の研究、教育設備が整った環境下で、医薬品の基礎知識を学ぶだけではなく女性の関心が高い化粧品やサプリメントなど、実践的で多様な科目を学ぶことができます。同薬学部の薬学教育企画室長を務める安藤裕明教授にお聞きしました。

金城学院大学 薬学部 薬学教育企画室長 安藤裕明教授「近年、薬剤師の職能は大きく広がり、病院や薬局において処方せんを取り扱う役割以外にも、一般用医薬品やスキンケア用品、あるいはサプリメントやダイエット製品のコンサルタントや、医薬品、化粧品、機能性食品などの製品開発に携わる技術者などさまざまな領域で活躍できる人材が求められています。そして、どの現場においても、医療・医薬品などに関する最新の情報を正しく判断し、活用するための一つのツールとして情報機器に慣れ親しんでおく必要があると考えています。そこで、1年次の基礎となる共通科目の中で、パソコンや携帯情報端末(PDA)を使った情報検索などを身に付けることを目的とした『コンピュータ操作技法』と呼ばれる演習科目を開講しています。」

 導入へのステップ:これからの医療現場に不可欠な情報処理能力を養うために

金城学院大学 薬学部 薬学教育企画室長 安藤裕明教授安藤教授は、学生たちにPDAの活用を促す理由について次のように語ります。「医療現場における情報量は、莫大なものであり、また、常に変化しています。実際の医療現場においては、さまざまな情報を的確に判断する能力が強く求められており、そのためにも苦手意識を持たずに情報機器を使いこなすことが不可欠であると言えます。そこで、PDAを所持することで、医薬品情報や医学用語などを登録した、自分だけの電子辞書を作って活用して欲しいと考えました。さらにパソコンや携帯電話とのデータ交換や、様々なプログラムの活用方法などを学習することにより、幅広い情報リテラシーを身につけて欲しいという狙いがありました」。

金城学院大学 薬学部 薬学教育企画室長 安藤裕明教授また、学生が利用するPDAの機種選択の経緯については次のように説明しています。「機種選択にあたって、他社の製品も含めていくつかの候補が挙がりました。検討項目の中で重要だったのは、医薬品情報のソフトウェアが使用できることでした。使用したいと考えていた医薬品情報専門のソフトウェアの制作会社がWindows Mobile(Pocket PC)を使用していたこともありWindows Mobile搭載のPDAに絞り込まれました」。

さらに機種選択を進めるにあたって、「薬学部の施設には無線LAN環境が整っていますので、この環境を活用してPDAを使ったアンケートを実施したいとも考えました。ダボス会議* などの事例を聞いていたこともあり、HP iPAQ Pocket PCへと選択が絞られてきました。また、学生たちに購入してもらう上で、“なるべくリーズナブルな価格で“というのも考慮すべき問題としてありましたので、無線LAN搭載機種として低価格なモデルを提供していたHP iPAQ Pocket PCに決定しました」。

※2001年、スイス開催の世界経済フォーラムにおいて無線LAN接続が可能なiPAQ Pocket PC2200台が提供され、デイリーニュースの配信などに活用された事例

 導入機種と導入経緯:医療専門ソフトをSDにインストールし学院特別セットとして生協で販売

学部開講の初年度(2005年)の新入生用として推薦された機種はHP iPAQ rx3715Media Companionです。「無線LAN搭載の同モデルは、他モデルと比較して低価格ではありました。しかし、有料の専門ソフトウェアなどを加えるとなると、入学時に出費の重なる学生には負担が大きいと危惧しました。ワープロおよび表計算機能については、Pocket WordとPocket Excelが搭載されていますので、それ以外の専用ソフトについては、質のいいフリーソフトを集めて活用することにしました」と安藤教授は説明します。

金城学院大学 薬学部 薬学教育企画室長 安藤裕明教授本年度(2006年)1年生向けのモデルには、HP iPAQ rx1950 Pocket PCが選択されました。今年度は、前モデルに比べ本体価格が下がったこともあり、さらに実践的に使える治療薬データを搭載した有料アプリケーションをいくつか取り入れることになりました。これらソフトウェアをSDメモリカードへのインストールした特別セットモデルは、同学院の生協で取り扱いされています。2006年9月現在、340台以上のHP iPAQ Pocket PCを同薬学部の学生たちが活用しています。

 導入後の様子:HP iPAQ Pocket PC試験持ち込みOK!で、自主的な活用を促す

HP iPAQ Pocket PCを手にした新入生は、まず「コンピュータ操作技法」のカリキュラムの中で、基本的な操作法やPCとの連携、フリーソフトの設定法などを学びます。「医薬品に関する情報検索や、医学・薬学用語を収録した英和辞書などを使いこなすために、常に携帯して、各授業や自主学習において、実践的にどんどん活用してもらいたいというのが本来の目的としてあります。しかし購入後に多少操作法を伝授したからといって、学生たちの自主性に任せていては、発展的な使いこなし術を身に付けるまでにはいたりません。何かしらのモチベーションを上げるための策をとらないと、中には端末を携帯することさえもまま成らないといった学生も出てきてしまいます。その策として今年は、Windows Mobile(Pocket PC)端末の持ち込みを可能とするテスト(ミニテスト、定期試験)を試みることにしました(安藤教授)」。
 
活用例詳細
Windows Mobile(Pocket PC)端末持込可のミニテスト;薬学概論(1)で実施
  • Pocket Word(HP iPAQ Pocket PC搭載)を利用
    提供される参考テキストデータを学生が各自ダウンロード、一部加工して試験時に参照
  • Word Mobileの検索機能を活用
Windows Mobile(Pocket PC)端末持込可の定期試験;医薬品情報学(1)で実施
  • HP iPAQ Pocket PC Pocket Word(HP iPAQ Pocket PC搭載)を利用
    参考テキストデータおよびプリントをもとに、各自が要点をまとめたファイルを作成、試験時に参照
  • Pocket Excel(HP iPAQ Pocket PC搭載)
    統計の計算が可能なワークシートを配布 
    学生はワークシートで計算し分析結果を吟味して解答する
  • PDIC CE(辞書検索フリーソフト)
    医薬品名を検索し、薬効や分類を答える
 
効果
  • 数人の学生が協力しあった試験対策用の基本資料作りを行い、個人個人が工夫し改良をする
  • 画面サイズや処理能力が限られた中で、学習した情報を文字で表現する工夫が行われる
    →文章力向上のトレーニングに繋がる
  • 試験持込可という状況を作りだすだけで、Windows Mobile(Pocket PC)端末の使い方を自分で勉強しようと試行錯誤する学生が増えた(PCとの連携や資料をデジカメで取り込み加工するなど)
    →操作に慣れ親しむことで「情報に強い薬剤師」の育成に役立つ
  • 入力データは検索が可能。PC利用もできる
  • 保存性の良さなど、デジタルデータのメリットが得られる
    →自由に改訂が可能なため、今後の学習だけでなく卒業後の財産として使い続けることができる
  • 暗記のみの詰め込み式の試験対策ではなく、本来の理解力を養うことができる
 
「検索や情報収集はPCを使って学ばせるといったやり方が一般的だと思いますが、“処理能力の高いPCでは何でもできてしまって学習効果としてはいったいどうだろうか“と考えます。Windows Mobile(Pocket PC)端末では、画面やデータ量など小さく制限のあるところに資料を工夫し、要領よくまとめようと試みることで、単なる検索や収集だけに終わらない効果を得ることができるのではないかと感じています(安藤教授)」。

現在の2年生が使用するHP iPAQ rx3715 Media Companion。PDICを使用した薬品名検索画面   現在の1年生が使用するHP iPAQ rx1950 Pocket PC。関数電卓画面
 

 今後の計画、教育現場へのメッセージ:問題解決能力を養うツールとして活用していきたい

安藤教授安藤教授は、さらなるHP iPAQ Pokcet PCの活用について「まだ2年目ということでもあり、これまで使いきれていない機能はまだたくさんあります。特に無線LANを使った授業アンケートや出席確認については、早々に着手していきたいと思っています」と話しています。

教育現場また、同様の教育現場へのメッセージとして次のように述べています。「 通常の定期試験では資料の丸暗記に時間を費やし、実際に物事を熟考し理解するところまで手が回らないといった学生も多いようです。暗記の部分はWindows Mobile(Pocket PC)端末にまかせることで、本来、薬剤師として身に付けなければならない問題解決能力を養えるといった効果を得ることができると感じているところで、様々な科目においても同様の試験制度の検討をお願いしています。学生たちが実践の場で情報を駆使し、自分なりのソリューションを見出すための訓練に携帯情報端末は効果を発揮してくれると期待しています」。


 学校概要

名称 金城学院大学 金城学院大学
URL http://www.kinjo-u.ac.jp/
場所 〒463-8521 名古屋市守山区大森2丁目1723
TEL(052)798-0180
規模 学部生5126名
(薬学部薬学科354名、学部新設2年目につき1、2年生合計数)
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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