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iPAQ Pocket PC導入事例

iPAQ Pocket PC

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財団法人 日本テニス協会様 財団法人 日本テニス協会様
財団法人 日本テニス協会様は、日本テニス界を代表する団体として、日本のテニス普及と選手の育成に貢献し、現在でも国内の主要トーナメント選手権を主催しています。テニスは、サッカーと並び称される世界的に普及したスポーツで、150ヶ国以上の国で親しまれています。その財団法人 日本テニス協会様が主催する国内最大の国際大会が、AIG OPENです。この大会で導入されたJTA OFFICIAL LIVE SCOREは、試合会場でiPAQから入力されたスコアをリアルタイムで集計しインターネットで配信するシステムです。

 iPAQで全世界へのリアルタイムスコア配信を実現

日本テニス協会様が主催する国内最大の国際大会であるAIG OPEN 2005では、JTA OFFICIAL LIVE SCOREというシステムをインターネットで発信しています。このシステムは、国内テニスの公式試合で利用され、iPAQで入力したスコアをリアルタイムで集計し、インターネットで全世界に向けて配信しています。AIG OPEN 2005からは、これまで携帯電話を端末としていた入力方式をiPAQに切り替えることによって、より詳細な試合経過やゲーム内容を入力できるようになりました。

 導入の背景経緯:公式試合のスコア入力を改善するためにモバイル端末を検討

JTA 広報委員長 兼 IT企画委員長 八田修孝氏財団法人 日本テニス協会様(以下:JTA)では、3年前から公式試合の結果をインターネットで配信するJTA OFFICIAL LIVE SCORE(以下:ライブスコア)というシステムを稼動させてきました。このライブスコアでは、公式試合で記録されたスコアをサーバで集計し、リアルタイムで発信する仕組みになっています。その取り組みと過去の問題について、JTAの広報委員長でIT企画委員長の八田修孝氏は、次のように語ります。
「これまで運用してきたライブスコア・システムでは、審判が携帯電話を使って1ゲームごとの結果を0か1かのデータとしてサーバに送信していました。そのため、収集できるデータの量が少ないために、詳細な試合結果を記録したり分析することができなかったのです」
JTAでは、年間に600を越えるトーナメントを主催しています。これまでにも、JTAが主催するAIG OPENと全日本テニス選手権では、携帯電話と集計用サーバを組み合わせたライブスコア・システムを稼動させてきました。しかし、そのデータ集計システムは、実際の公式試合で使われている採点方式とは大きな違いがありました。
テニスの公式スコアカードは、/やAにDなどの記号を記載していく。「国際的なルールでは、テニスの試合結果は専用のスコアカードに審判が記録します。その内容は、1プレイごとに記入していきます」と八田氏が説明するスコアカードは、図のようになっています。
テニスでは、1プレイで2回サーブができます。どちらかのサーブが入り、ボールがネットやアウトするまでは、プレイが継続されます。また、2回のサーブを失敗すれば、ダブルフォルト(D)としてポイントを落とします。反対に、サーブが相手にさわられなければ、エース(A)としてポイントが入ります。通常、1ゲーム中のポイントは、15,30,40という数字で表されますが、公式スコアカードでは、どちらのプレイヤーがポイントを取ったのかは、/のチェックで示されます。また、エースやダブルフォルトは、A,Dと記載されます。
このように、詳細なゲームの進行内容を記録できるスコアカードに比べて、過去にJTAが導入していた携帯電話による集計方法では、どのような試合経過でどちらがポイントを取ったのかを知ることも分析することもできなかったのです。

 導入へのステップ:システムの構築はIT企画委員会が推進

「国際的な大会では、大きなスポンサーシップの元で本格的なデータ収集や分析システムが導入されています。また、男子の世界ツアーを管理しているATPという組織では、独自にシステムを開発して審判員がPDAでスコアを入力するようになっています」と八田氏は国際的な取り組みを語ります。
野球やサッカーなどでも、試合内容や選手個人の活躍をデータベース化し、チームやプレイヤーの育成に活用しているように、詳細な試合結果のデータ収集は、テニスというスポーツにおいても、ファンや観客へのサービスだけではなく、選手育成にとっても大きな意義があるといいます。そこで、八田氏が委員長を務めるIT企画委員会が中心となって、AIG OPEN 2005に向けたライブスコア・システムのバージョンアップが行われました。これまでの携帯電話に代わり、PDAを端末としたデータ入力によって、公式スコアカードと同等のデータ収集が行える「JTA公式ライブスコアシステム」が開発されました。

 システム選定のポイント:JTAに賛同し日本ヒューレット・パッカードがライブスコアシステムをサポート

システム選定のポイント「システムの基本的な設計はJTAのIT企画委員会が推進しました。そして、実際のシステム開発は、外部のシステムインテグレータにお願いしました。海外で稼動しているシステムなどを研究し、公式スコアカードに合わせたシステムを開発してもらいました。基本的に、JTAのスタッフの多くはボランティアで参加しているため、限られた予算の中で可能な限り理想的な仕様を取り入れたものにしました。しかし、システムが完成した時点で、大きな壁に突き当たったのです」と八田氏は本稼動までの経緯を振り返ります。
JTAのIT企画委員会が直面した問題とは、完成したシステムを稼動させるためのハードウェア環境でした。JTAの委員は、そのほとんどがボランティアで参加しています。各自それぞれに、日常的な仕事をしながら、大会運営や企画などをサポートしています。そのため、小規模なトーナメントならばともかく、国際的な大会となると、試合コート全てでPDAを利用し、その集計結果を閲覧できるハードウェア環境を整えるだけの予算が及ばなかったのです。
システム選定のポイント「PDAをトーナメントのために用意できないかどうか、JTAのIT企画委員会メンバーでIT関連企業に勤務する委員にお願いをして、JTAの主旨に賛同してくれる会社を探しました。その結果、日本ヒューレット・パッカードからのご協力をいただけることになりました」と八田氏は日本ヒューレット・パッカードの取り組みについて説明します。
すでに、iPAQはATPという男子の世界ツアーでは、そのスコア入力端末として利用されている実績もありました。JTAとしても、海外で実績があり、操作性や周辺機器との親和性の高さなどの面からも、以前からiPAQを評価していました。こうした背景から、日本ヒューレット・パッカードの協力によって、AIG OPEN 2005の会場には、15台のiPAQをはじめとして、ライブスコアを閲覧するためのノートPCや、スタッツと呼ばれるスコアの分析結果などを印刷するためのビジネス・インクジェットプリンタが導入されました。

 ソリューション概要:画面にスコアカードのイメージを表示しペンで入力

ソリューション概要ライブスコア・システムの概要は、図のようになっています。あらかじめ登録しておいたトーナメント情報に従って、試合ごとのスコアカードがサーバ側に用意されます。iPAQは、それぞれのコートごとの試合内容を表示して、ゲーム進行に合わせてスコアカードの画面イメージを表示していきます。
「PDAを採用したポイントは、操作性と習得時間の短さにありました。男子のATPでも使われている実績と、紙のスコアカードに近いイメージになっているので、これまでの携帯電話に比べて、操作する人たちも短時間で的確な操作を覚えられるようになりました」と八田氏はiPAQ導入の効果について語ります。
2005年10月3日から9日まで開催されたAIG OPEN 2005の会場には、15台のiPAQと予備バッテリーが搬入され、それぞれのコートごとに入力担当者が試合のスコアを入力しました。入力されたデータは、PHS通信を利用してサーバに送信されます。サーバで受信したデータは、定期的に更新され、その結果がインターネットのライブスコア・ボードに表示されました。
「当初は、無線LANによるデータ通信を考えていました。しかし、有明コロシアムの広さを考えると、施設コストが膨大になるため、PHS通信の採用になりました。また、今後のことを考えても、日本各地のトーナメント会場で利用できるPHS通信の方が、設備投資もいらないのでコストパフォーマンスに優れていると思います」と八田氏は通信方法の選択理由について補足します。
ライブスコア・ボードには、ゲーム数やポイント数などがリアルタイムに表示されるので、試合会場に来られない日本のテニスファンをはじめとして、海外からも多くのアクセスがあります。

ソリューション概要


 ソリューションの成果:スタッツの作成によって選手やコーチの試合分析にも貢献

ソリューションの成果iPAQを入力端末としたライブスコア・システムの導入によって、JTAではこれまでの方式と比べて、詳細なゲーム内容をデータとして記録できるようになりました。データベースに登録されるデータは、公式スコアカードに記録する内容と同一なので、各選手のサーブの成功率やポイントの取得傾向なども詳細に分析できます。
「これまでにも、選手やコーチはスコアカードの結果を集計して、スタッツと呼ばれる詳細データを手作業で作成していました。しかし、これからはライブスコア・システムに登録されたデータを分析することによって、正確なスタッツを迅速に出力できるようになります」と八田氏は成果について語ります。
ソリューションの成果ソリューションの成果AIG OPEN 2005の会場でも、プレスルームや選手控え室に設置された日本ヒューレット・パッカードのビジネス・インクジェットプリンタから、終了した試合のスコアカードや選手ごとのスタッツが出力されていました。 また、会場内でも大型モニタで来場者がライブスコア・システムを閲覧できるようにして、広い会場のどの試合を観戦するかどうかを判断するための有用な情報発信を行っていました。さらに、コート運営に携わるスタッフにとっても、控え室でライブスコアをモニタすることで、試合進行を的確に把握して、円滑な大会運営が可能になったといいます。
「これまでは、約200名ほどの運営スタッフが、トランシーバを使って連絡を取り合いながら、次の試合の準備を行うために、試合終了が近い会場を確認していました。しかし、iPAQから試合の進行状況を詳細にアップデートできるようになったことで、控え室に設置したノートPCから全試合の状況を確認して、スタッフはより効率的に業務を行うことができるようになりました」と八田氏は評価します。

 今後の計画:日本のテニスのレベルアップに貢献していきたい

今後の計画iPAQを入力端末としたライブスコア・システムは、AIG OPEN 2005の大会運営とインターネットによるスコア発信において、大きな成果を出しました。大会期間中には、300万を越えるアクセスがあり、最大で1日に350万ページビューを越える日(10/7)もあり、国内だけではなく海外からも高い注目が集まりました。また、岩渕/鈴木という日本人同士が男子ダブルスで優勝するなど、華々しい結果を残すこともできました。
「よりよいファンサービスを考える上で、ウェブ上での詳細かつリアルタイムなスコアの開示はぜひ実現したい内容でした。本サービスは、今まで以上にファンの方々に満足いただけるものと確信しています。iPAQの操作性の良さと様々な要求を満たす柔軟性は、素晴らしいサービスの実現に貢献しています。今後も様々な大会で積極的に利用していく予定です」と八田氏はライブスコア・システムの今後について説明します。
JTAでは、iPAQで入力した公式トーナメントのデータを今後は積極的に活用し、日本の選手の育成にも活かしていく考えです。各選手ごとのスタッツを蓄積し分析することで、今後のトレーニング計画や試合戦略の立案など、選手力の強化にも結び付けていくことが可能になるからです。
「JTAのライブスコア・システムは、これからの日本のテニスを大きく変えるインフラになっていくと信じています。全日本ジュニアや高校総体など、これからの若い選手のスコアを記録していくことで、より多くの選手が世界を目指していける環境を整えていきたいと考えています」と八田氏は抱負を語ります。
日本ヒューレット・パッカードとしても、入力端末だけではなく、サーバも含めた統合的なシステムのサポートを検討していく予定です。

 会社概要

法人名 財団法人日本テニス協会(The Japan Tennis Association、略称JTA)
設立1922(大11)年
代表者 会長 盛田正明 『ソニー生命保険(株)特別顧問』
主な活動内容   ・テニスの普及及び指導
・全日本テニス選手権大会及びその他のテニス競技会の開催並びに国内で開催されるテニス競技会の後援、公認
・テニスに関する国際競技会を開催し、または国際競技会への代表者の選考及び派遣並びに外国からの選手等の招へい
・テニスに関する公認指導員及び審判員の養成並びに資格認定
・テニスの競技力向上
・テニスに関する競技規則及び競技者規定の制定並びにテニスランキングの作成
・日本テニス界を代表して、財団法人日本体育協会・財団法人オリンピック委員会(略称JOC)、国際テニス連盟  (略称ITF)、アジアテニス連盟(略称ATF)及び東アジアテニス協会(略称EATA)に加盟すること
・年鑑その他の刊行物の発刊
・テニスに関する用具及び施設の検定並びに公認
・テニス施設の管理運営
・その他、この法人の目的を達成するために必要な事業

所在地 〒150-8050 東京都渋谷区神南1-1-1 岸記念体育館 4階

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