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Q: ProCurve Powerover Ethernet(PoE)製品および関連アクセサリについて教えてください。
| J8164A - |
ProCurve Switch 2626-PWR PoEスタッカブルスイッチ(24個のPoE対応ポートに加え、10/100/1000またはmGBIC接続用の2個の空きスロット) |
| J8165A - |
ProCurve Switch 2650-PWR PoEスタッカブルスイッチ(48個のPoE対応ポートに加え、10/100/1000またはmGBIC接続用の2個の空きスロット) |
| J8168A - |
ProCurve 600冗長&外部パワーサプライ(RPS/EPS)。2600-PWRにはスイッチ冗長電源とPoE外部電源、5300XL PoEモジュールにはPoE電源を供給 |
| J8161A - |
ProCurve Switch xl PoE Module(24個のPoE対応ポート。PoE対応ポートは、すべて、ストレートケーブルとクロスオーバーケーブルの両方をサポートするHP Auto-MDIXに対応した10/100Base-Txポート) |
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Q: 最大周囲動作温度はいくつですか。
2600-PWRシリーズの最大周囲動作温度は50℃となっています。2600-PWRスイッチを導入する環境では、適切な冷却手段を講じる必要があります。すべてのポートに最大電力を供給する場合、2600-PWRスイッチはかなりの熱を発生します。クローズドのキャビネットに設置する場合は、スイッチの温度が常に50℃未満となるように十分な冷却を行ってください。その他のHP製品の最大周囲動作温度は、55℃となっています。
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Q:2600-PWRスイッチにおいてPoE電源を使用するにはどのようなケーブルが必要ですか。
PoE電源は、データペア(1&2および3&6)を通じて供給されます。HPのAuto-MDIX機能に関しては、スイッチどうしの接続にストレートスルーケーブルを使用することは可能ですが、PoE電源は常に、1&2および3&6番ピン上のデバイスに供給されます。802.3af対応のPowered Devicesは、データペアまたは未使用ペアのどちらの電源も使用可能であるのに加え、DC電源の極性の影響は受けないよう設計されています。PoE電源は、使用するケーブルがストレートスルーかクロスオーバーかに関係なく、1&2および3&6番のピンを通じて供給されます。
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Q: 各2600-PWRスイッチで利用可能なPower over Ethernet(PoE)のワット数はいくつですか。
2626-PWRおよび2650-PWRには、内部パワーサプライが備わっており、PoEデバイスに対し、-50V DCを最大406ワット供給できます。2626-PWRについては、24個の10/100ポートすべてに対して、1ポートあたり15.4ワットを供給するのに十分です。15.4ワットという値は、Power Sourcing Equipment(PSE)について802.3af仕様で定められている最大値です。2650-PWRについては、406ワットあれば、仕様で定める最大ワット数を24個のポートに供給するのに十分であり、48個すべてのポートについては、平均で8.4ワット供給することが可能です。「2650-PWRでは、どのようにPoE電源が分配されますか」の項目も参照してください。
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Q: 2650-PWRのすべてのポートに対し、十分な最大電力を供給しないのはなぜですか。
48個のポートそれぞれに15.4ワットを供給するには、大きさが2倍のパワーサプライが必要となり、価格も高くなってしまいます。また、1Uサイズのスイッチとして設計することもできなくなる可能性があり、1Uサイズに収めようとすると非常に高い価格を設定せざるを得なくなります。Power Devicesでは、そのほとんどが最大電力までは使用しません。一般的なIP電話機は6〜8ワット使用します。2650-PWRは、最大48台の電話機にも電力を供給できるだけの余裕があります。
接続されているPoEデバイスが、内部パワーサプライで提供できるよりも多くの電力を必要とする場合は、ProCurve 600 RPS/EPS(J8168A)を使用することで電力を追加できます。
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Q: 2650-PWRでは、どのようにPoE電源が分配されますか。
2650-PWRは、それぞれ独立した2個のPoEコントローラを搭載しており、一方は1〜24番のポート、もう一方は25〜48番のポートに使用されます。それぞれのコントローラを動作させるには、少なくとも38ワットの電源が必要で、この電源はポートへの供給に使用できます。電力は、それぞれのコントローラの電力使用状況に応じて動的に分配されます。2650-PWRでは、内部に406ワット、50Vのパワーサプライを搭載しており、他のコントローラ用に常に予約されている38ワットを406ワットから差し引いた、最大368ワットが一方のコントローラで使用可能となります。このため、1〜24番のポートにのみPoEデバイスを接続した場合、平均して1ポートあたり368÷24ポート=15.3ワットが供給されます。2台のデバイスを1&2番のポートに接続しているだけの場合は、残りの電力(368ワット)が25〜48番のポート用のコントローラで利用できます。
2650-PWRが外部PoE電源であるProCurve 600冗長&外部パワーサプライ(J8168A)に接続されている場合、電力は2つのコントローラ間で、次のように分配されます。つまり、内部パワーサプライは406ワットすべてを1〜24番ポート用のコントローラに供給し、ProCurve 600冗長&外部パワーサプライの方は25〜48番ポート用のコントローラに電力を供給します。冗長&外部パワーサプライは、自身に接続されているPoEデバイスの数に応じて408ワットまたは204ワットを25〜48番ポート用のコントローラに供給します。電力の分配については、「HP 600 RPS/EPSは、どのように電力を分配しますか」の項目も参照してください。
2650-PWRに備わっているパワーサプライに障害が発生した場合、HP 600冗長&外部パワーサプライが供給する電力が2つのコントローラ間で分配されます。このような場合、特にHP 600冗長&外部パワーサプライが2台のPoEスイッチに接続され、それぞれのスイッチに204ワットずつのPoE電力のみ供給されている場合は、2650-PWRに接続されているすべてのデバイスに供給を続けられるだけの十分な電力がない可能性があります。2650-PWR上では、優先順位の高いポートに電力供給が継続されるよう、優先順位の低いポートは停止されます。
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Q:HP 600 RPS/EPSは、どのように電力を分配しますか。
HP600(J8168A)冗長&外部パワーサプライは、2600-PWRシリーズ用のオプションのアクセサリで、スイッチ動作用とPoE動作用の電力を供給するよう設計されています。
HP600は、スイッチ動作用の電源のバックアップとして、6個あるRPSポートの1つのみに、優先順位に基づいて-12VDCの電力を供給します。RPS Port #1は最も優先順位が高く、RPS Port #6は最も優先順位が低くなっています。バックアップまたは冗長電源として-12VDCを必要としているデバイスが複数あっても、電源が供給されるデバイスは1つだけです。優先順位がより高いポートに接続されているデバイスが-12VDCの電力を必要とした場合、優先順位が低いポートへの電力供給は停止されます。
RPSバックアップ用としてサポートされているデバイスは、10/100/1000スタッカブル製品であるSwitch
2824(J4903A)およびSwitch 2848(J4904A)、そして10/100PoE製品であるSwitch 2626-PWR(J8164A)およびSwitch 2650-PWR(J8165A)です(2003年11月現在)。
PoE動作については、HP 600は2個のEPSポートに対し最大で408ワットのPoE電源を供給します。HP600に接続されているPoEスイッチまたはPoEモジュールが1台だけの場合、408ワットすべてがそのデバイスに分配されます。PoEスイッチまたはPoEモジュールが2台接続されている場合は、それぞれのPoE製品に204ワットずつが分配されます。HP
600には、負荷に応じて電力を分散させる機構は備わっていません。2003年11月現在、PoE電源用としてサポートされているデバイスは、10/100PoEスタッカブル製品であるSwitch
2626-PWR(J8164A)およびSwitch 2650-PWR(J8165A)、そして5300XLシャーシ用のSwitch xl PoEモジュール(J8161A、2004発売予定)です。
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Q:2600-PWRシリーズとの動作が確認されているPoEデバイスにはどのようなものがありますか。
基本的に、802.3af準拠のデバイスであれば2600-PWRシリーズで動作します。
| IP電話 |
2600-PWRとの使用時における注意点 |
| Mitel 5010、5020、5140 |
特になし |
| Avaya 4600シリーズ |
特になし |
| Cisco 7960g |
特になし。Ciscoから発売されている、802.3afに本格的に対応した初の製品。それ以前のモデルについては下記を参照してください。 |
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| ワイヤレス・アクセス・ポイント |
2600-PWRとの使用時における注意点 |
| HP 420(J8130AおよびJ8131A) |
特になし |
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最終更新日:2004年3月1日
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Q:動作しないPoEデバイスはどれですか。
すべてのPoEデバイスが802.3af準拠であるとは限りません。初期のIP電話機は、自らが備えるMid-Span Powerデバイスを使用してイーサネットケーブル経由の電源を使用できるようになっていますが、受け付ける電力は非データペアの導線(カテゴリ5、ピン番号4&5および7&8)経由のものだけです。802.3af仕様では、Power Deviceは、データペア(1&2および3&6)または非データペアのどちらかを経由する電力を受け付けなければならない、と明確に規定しています。また、互換デバイスは、極性の影響を受けてはならないため、最初のペアが+50VDCか-50VDCかに関係なく、供給される電力を受け付けます。
2600-PWRスイッチは、データペア(1&2のペアがプラス、DC)経由でPoE電力を供給します。一般的には、802.3afに対する互換性をうたっていないデバイスは2600-PWRスイッチでは動作しない可能性があります。
問題が確認されている製品
| IP電話 |
2600-PWRとの使用時における注意点 |
| Cisco 7900シリーズIP電話 |
7900シリーズの初期のモデルは、802.3af準拠ではなく、Cisco独自の電源検出機構でしか動作しません。7970gのみが802.3af準拠とされています。 |
| Siemens OptiPoint 400 version 3.0 |
データシートでは802.3af準拠となっていますが、これは誤りです。この電話機は、スペアペア(4&5および7&8)経由の電力しか受け付けず、2600-PWRからは電源の供給を受けることはできません。 OptiPoint 600は802.3af準拠とされています。 |
| Avaya社の第1世代IP電話機 |
4606、4612、および4624 Gen 1電話機 802.3af標準登場以前の電話機。データペア経由の電源は受け付けない。モデルコードが46xx01A-xxx(xはモデル番号。例:462401A-003) 第2世代の電話機(モデルコード46xx02A-xxx)は802.3afに準拠 |
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最終更新日:2004年3月1日
問題が確認されている製品
| アクセスポイント |
2600-PWRとの使用時における注意点 |
| Cisco Aironet 300および1200 |
802.3af登場以前の製品。Cisco独自の電源検出機構でしか動作しません。 |
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最終更新日:2004年3月1日
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Q:802.3af仕様ではギガビットイーサネットでのPoE動作も考慮されていますが、なぜ2600-PWRスイッチではこの機能をサポートしていないのですか。
2600-PWRシリーズは、エッジにおける10/100接続を対象とした製品です。2個の1000Base-xポートは、スイッチどうしの接続を念頭に置いたもので、エッジでの接続は対象外です。現時点(2003年)では、ギガビット速度に対応している802.3af準拠のPower Deviceはそれほど多くはありません。
接続速度については、「2600-PWRスイッチにおいてPoE電源を使用するにはどのようなケーブルが必要ですか」の項目も参照してください。
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Q:2600-PWRシリーズでのトラブルシューティングの際に使用できるコマンドはありますか。
2600-PWRおよび関連スイッチにおけるPower over Ethernet機能のコマンドについては、『Management
and Configuration Guide』を参照してください。このドキュメントは、HP ProCurveのWebサイトから入手できます(Switch 2600 Series(2626-PWR and 2850-PWR)documentation)。PoE関連の問題解決に役立つ、2600-PWRスイッチで利用可能なコマンドは次のとおりです。
| グローバルレベル: |
show power [インタフェースリスト] |
電源の状態について、ポートごとに詳細を表示します。
| Power Enable : Yes |
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| Priority : Low |
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Configured Type : |
| Detection Status : Searching |
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Power Class : 0 |
| Over Current Cnt : 0 |
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MPS Absent Cnt : 0 |
| Power Denied Cnt : 0 |
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Short Cnt : 0 |
| Voltage : 0 dV |
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Current : 0 mA |
| Power : 0 mW |
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| インタフェースレベル: |
| NO Power |
選択したポートへの電源供給を無効にします。無効にしたポートに接続されているPoEデバイスへの電源は、そのデバイスのネイティブ・パワー・サプライを使用するなどして供給できます。このコマンドを使用することで、Power over Ethernet機能の関連性を除外して、イーサネットデバイスとして当該デバイスの問題を解決することができます。 |
| Power { Critical | High | Low } |
選択したポートに対する電源供給について、デフォルトの優先順位を無効にします。デフォルトでは、ポート1に最も高い優先順位が設定されています。 |
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Q:VoIPが導入されている環境において、2600-PWRシリーズは、優先順位に基づくキューイングをサポートしていますか。
はい、2600-PWRシリーズは、トラフィックの優先順位に関して802.1p標準をサポートし、タグを設定して4段階の優先順位のWeighted Round-Robinキューを使用することができます。
Weighted Round-Robinアルゴリズムは、優先順位の高い順に、64、16、4、1という割合で4段階のキューを設定します。これにより、システムにフルに負荷がかかっている状態でも、優先順位の高いトラフィックすべてのうち約75パーセントを転送することが可能です。Weighted Round-Robinアルゴリズムは、優先順位の高い未処理のキュートラフィックが常に存在している状況で、優先順位の低いキューにもトラフィックが割り当てられる点で有用なアルゴリズムです。
802.1pでは、8段階の優先順位が定められているため、8段階に満たない転送キュー(ここでは4段階のキュー)が使用される状況では、次に示す方法でトラフィックに優先順位のタグが設定されます。
| タグ付きVLANパケットで使用される、802.1pの優先順位の値 |
送出キューへのマッピング |
Round Robin Weighting |
| 1(低) |
1 |
1(低) |
| 2(低) |
1 |
1(低) |
| 0(標準または指定なし) |
2 |
4(標準) |
| 3 |
2 |
4(標準) |
| 4 |
3 |
16(高) |
| 5 |
3 |
16(高) |
| 6 |
4 |
64(最高) |
| 7(優先順位高) |
4 |
64(最高) |
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ポートごとの優先順位の設定には、次のコマンドを使用します。
interface [e] <port-list&< qos priority > 0 .. 7 >
各ポートの優先順位の設定、および2600-PWRシリーズスイッチにおける802.1pの優先順位が設定されたトラフィックの処理の詳細については、『Management and Configuration Guide』の「Optimizing Traffic Flow」の章を参照してください。
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