Serial Attached SCSI(SAS)はSCSIが論理的に発展したシリアル方式のSCSI規格です。
ストレージにおけるATAからSATA(Serial ATA)への進化は周知の通りですが、その他にもクライアントPCの周辺機器はパラレル接続からUSB接続へ、PCIはPCI
Expressへと、I/Oインターフェース全般に渡ってパラレルからシリアルへの進化が行われてきました。
SCSI(パラレル方式)に関してはこれまで改良を重ね現在Ultra320 SCSIが主流となっておりますが、市場の求める成長速度にパラレル方式のまま順応することが困難になりつつあり、新たにシリアル方式のSCSI、SAS
が開発されました。 SASハードディスク ドライブは以下の特徴を持ちます。
- 転送速度の大幅な向上と信頼性の維持
SCSIの高い信頼性を持ちながら、シリアル方式ならではのポイント・ツー・ポイント接続による高いパフォーマンスを実現します。
- 柔軟性
同一バックプレーン上でSATAハードディスク ドライブとの混在が出来るという柔軟性により、一つのハードウェアでストレージ用途に応じたディスクドライブの使い分けが可能になります。
- 省スペース、省電力による設置効率の向上−SFF 2.5インチディスクの利点
従来の3.5インチサイズと比べ体積比で約70%減、消費電力約50%減となる2.5インチディスクの採用により、ユニットあたりのディスク数の増加(同一スペース内にこれまでにないストレージ容量を実現)というキャパシティ面での向上と、熱効率の向上が実現されます。
HPはパフォーマンス、信頼性、キャパシティ、熱効率に優れ、今後SCSIに替わって業界標準テクノロジーとなるSASを積極的に提供すると共に、更なるラインナップ強化に努めます。
|