「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション
悠久の光彩 東洋陶磁の美」展

- サントリー美術館(東京・六本木)

HP 大判プリンター お客様事例 「沖縄復帰40周年記念紅型 BINGATA ―琉球王朝のいろとかたち―」展 サントリー美術館(東京・六本木)

東洋陶磁の幽玄な世界を、
環境にやさしいHP Latexインク対応大判プリンターで表現


静謐でありながら存在感を放つ東洋陶磁の名品を厳選した展覧会

国宝 黄色地鳳凰蝙蝠宝尽くし青海立波模様衣裳 18−19世紀 那覇市歴史博物館蔵

この展覧会は、2012年に開館30周年を迎える大阪市立東洋陶磁美術館の収蔵品約4,000件から、国宝2件、重要文化財13件のすべてを含む東洋陶磁の名品約140件を厳選してご紹介しています。中国陶磁と韓国陶磁は、日本人になじみの深い海外古陶磁の代表格であり、長きにわたって日本陶磁が大きく影響を受けてきたことは言うまでもありません。日本の古陶磁愛好者は陶磁器の姿に時として人格や精神性をも見出すほど惚れ込んだのでした。誰もが知る名品から久々の公開となる逸品まで、東洋陶磁の美をあらためて発見することができるでしょう。

この、「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美」展は、1月28日〜4月1日まで、東京都港区のサントリー美術館(六本木・東京ミッドタウン)で開催されています。

展覧会は「中国陶磁」と「韓国陶磁」の2章で構成。第1章の中国陶磁では、1〜2世紀頃の後漢時代から17世紀の明時代までの作品を、青磁や白磁のほか、緑、黒、藍、赤など「色」ごとにわかりやすく展示し、「色づくし」の空間を楽しめます。続く第2章は、やさしい美しさをもつ「韓国陶磁」。日本の陶磁器2件を含む67件で、高麗時代からの多彩な技法や様式の展開をたどります。

 
 

青磁や白磁のほか、緑、黒、藍など「色」ごとにわかりやすく展示した、「色づくし」の空間を演出

安河内氏

安河内氏

今回の展覧会を手掛けたのは、サントリー美術館学芸員の安河内幸絵氏。1年あまり前から企画を始め、何度も大阪市立東洋陶磁美術館の学芸員チームと話し合いを重ね、コレクションの中から約140件の作品を厳選したとのことです。

「通常、このような展覧会では、時代や産地別に区分した展示が一般的ですが、今回は作品そのものの「色彩」を基に展示方法を考えました。 本展の展示構成は、なるべく目の前にある作品とじっくり対話しやすいようにと考えました。色彩ごとに展示したことで視覚的にわかりやすく、作品をより感覚的に楽しめる展覧会を目指しました。」と本展覧会に込めた思いを語ってくれました。

同時に、安河内氏が展覧会の演出にあたってこだわったのが、東洋陶磁の奥深い魅力を引き立たせる、空間演出でした。

「展覧会の準備期間中に、大阪市立東洋陶磁美術館の収蔵作品を写真家の三好和義先生が撮影なさるという機会がありました。撮影現場で作品に向き合う三好先生の真摯な姿勢にも感激いたしましたが、実際の写真作品を拝見して、あまりの美しさに息をのみました。

それは、撮影する人の眼差しから映し出された、素晴らしい芸術作品だったのです。そして、この写真作品を、展覧会図録用としてだけではなく、展示室の中にグラフィックスとして取り込み、空間の演出に活かしたいと強く思いました。」

 
 

「たどりついた答えはHP Latexでした。」

斬新なアイデアと写真作品が創り出す新しい空間表現にHP Latexが貢献

「東洋陶磁の魅力、迫力を表現するために、展示室の床から天井まで隙間なく壁一面をグラフィックスで彩りたいと思いましたが、元々はポスター用の写真画像なので、これをさらに大きく引き伸ばしつつ写真の魅力を保持することが課題でした。また、写真作品のため、できれば継ぎ目なく1枚で制作できればと思い、私たちがたどり着いた答えはHP Latexでした。

 
 

幅3.2mx高さ3.9mの大判テキスタイルバナーを1枚でプリント

幅3.2mx高さ3.9mの
大判テキスタイルバナー

HP Latexインクを搭載した大判プリンター「HP Scitex LX850」はそんな安河内氏の要求に、最大3.2m幅のワイドフォーマットプリントを高い写真画質がもたらすトータル生産性で応えました。
「期待をはるかに超えるすばらしい出来栄えに満足しています。」と、安河内氏は話します。
HP Scitex LX850の採用により幅3.2×高さ3.9mの大型バナーを継ぎ目なく1枚で作成でき、作品の世界観をより美しく表現し、繊細かつ迫力ある装飾を実現しています。
「また展示室の空間にあわせ、素材自体の風合いにもこだわりました。」と安河内氏は話します。
今回、素材には、ナテック社製のテキスタイル素材を採用。発色性に優れ、東洋陶磁作品の持つ質感や色彩、立体感を微細な諧調で高画質に再現しています。また、素材表面のやわらかで上品な風合いは、東洋陶磁の親しみやすさと気高さが共存する不思議な魅力をさらに引き立てます。

サントリー美術館では年6回、様々なテーマで展覧会を行っています。安河内氏は、「今回の展覧会をきっかけに、今後も常識や従来の手法にとらわれないサントリー美術館ならではの着眼点で、新しい展示方法や装飾のアイデアを取り入れた展覧会を目指していきたい」と語られていました。

 
 

対象プリンター

HP Scitex LX850

HP Scitex LX850

  • 屋外品質:88m²/時、屋内品質:45m²/時
  • 幅3.2mまでのロール素材に対応
  • デュアルロールに標準対応し、とオプションのインクコレクターでメッシュ素材に対応可能

HP Scitex LX850の詳細はこちら