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門松廣司建築研究所
所長
門松廣司氏 |
図面や資料を大量に作る設計業務では、出力環境は業務効率を左右する重要な要素だ。特に近年プリンタの性能は向上し、新旧製品の性能には大きな差が出ている。今回は従来品の「HP Designjet450c」を愛用する設計者・門松廣司氏に「HP Designjet 110plus」との比較を依頼した。
早速、門松氏が両者を使い比べてみると、「Designjet450c」との最大の違いは、出力データの送信から実際に用紙に出力されるまでの所要時間の違いに現われた。門松氏が作成した画像データと簡単な図を含んだA1の施工指示書を両者で出力してみると、「Designjet450c」が10分かかったのに対して「Designjet110plus」は約3分と、7分も早く出力したのである。この圧倒的な出力速度の差はメモリ容量の違いが原因だ。
「Designjet450c」は対応メモリ容量が4MBと小さく、A1カラー出力ではデータが小分けされて送信されるため時間がかかるが、64MBの「Designjet110plus」はデータサイズが大きくても一気に受け取れるのである。
「ロール紙が使えるのも、手間が省けて時間短縮になりますね」と付け加えたのは門松氏。「Designjet450c」はカット紙を使うためいちいち紙をセットする必要がある(別売のロール紙フィーダーを使えばロール紙も使える)が、ロール紙ならあらかじめセットしておけるので時間節約になるのである。設計者が大量出力を行うのは確認申請や成果物の納品の時が多い。いずれも時間との勝負になるから、出力時間を少しでも短縮したいのは当然だ。A1サイズで7分もの差は、大きな違いを生み出すはずだ。
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手前が「HP Designjet110plus」、 奥が門松氏愛用の「HP Designjet450c」
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設計者の多くがインクジェットプリンタを使うのは、発色へのこだわりがあるからだといわれるが、門松氏もその一人である。「店舗設計などの場合、最近は施主も鮮やかなカラー写真を見慣れているので、プレゼンテーション資料作りでは色にとても気を使います」。それだけに新旧機種のカラーの出力品質の違いは驚きだったようだ。
「新旧の発色のレベルが全く違いますね。
Designjet110plusのカラー出力は写真画質の鮮やかさで、モノクロ線画も非常にシャープ。旧型は比較になりません」。基本スペックでも「Designjet450c」の印刷品質600dpi に対し「Designjet110plus」は倍の1,200dpi。さらにモノクロ線画の最小線幅0.04mmを実現し、従来困難だった細部も精密に描ける。門松氏が「Designjet450c」を購入したのは5年前だが、実は最近メンテナンスしたばかり。「もっと早く知っていれば買い替えたのに……」と後悔の念を隠しきれない様子だ。
「Designjet110plus」は16万円台という驚異的な低価格で販売されている。しかも門松氏が体感したように、その導入は即座に業務効率化と品質向上に結びつく。もはや旧機種を使い続ける理由は見つけるのは難しいといえるだろう。
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使用機種 |
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| HP Designjet 110plus |
■A1プラスサイズ。 ■用途に合わせた4通りの給紙が可能。 ■最高1,200×600dpi。 ■A1モノクロ線画最速90秒。 ■顔料系黒インク採用。 ■最小線幅0.04mmを実現。 ■HP カラーレイヤリングテクノロジ採用。 |
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