かけがえの無い住まい造りをサポートする
大判プリンター

- 株式会社 リオタデザイン

多くの人にとって、住宅を手に入れるのは人生の中でも大きな区切りとなる出来事だ。そこへ住まう人にはそれぞれの想いが込められるのは当然のこと。そうしたニーズを捉え、理想を叶える住宅をプロデュースしているのが株式会社リオタデザイン(以降、リオタデザイン)だ。
同社では住宅設計になくてはならない図面印刷にHP の大判プリンターが活躍しているという。建築家・一級建築士 代表取締役を務める関本竜太氏(以降、関本氏)に話しを伺った。


事例詳細: 北欧で学んだ経験を活かして , 導入の決め手はWi-Fi 対応とコンパクトボディ , 多様な線種を再現するハイクオリティ , 対象プリンター

北欧で学んだ経験を活かして

北欧で学んだ経験を活かして

子供の頃、自宅の建て替えを行った際に、設計士が度々尋ねてきて、両親と親身になって打ち合わせを重ねていた姿を見て設計を志すようになったという関本氏。「そのような経緯もあってか、お客さんのほぼすべてが個人住宅をお考えの方々です。そうした方に、1 からお話を伺いつつ、住宅設計を進めます」と語る同氏。家に住まう家族や人のライフスタイルに合わせた設計を心がけているという同氏は、駆け出しだった20 代の頃、都内の設計事務所に勤め、そこでわき起こった数々の疑問や悩みを持ち、北欧へ旅だった経験を持つ。「やりたいことができない、あるべき姿が表現できない、そんなことで疑問を感じていたのです。そこでもう一度学び直そうと思い、北欧を回り、特にフィンランドで理想の建築設計や思想に出会いました」という関本氏。同氏はそのままフィンランドへ留学し、同国の設計事務所へも勤め、多くを学んだという。こだわりが感じられるリオタデザインが手掛けた建築物は、関本氏の人生経験や探究心によって生み出されているといえるだろう。

さまざまな想いが形になった住宅だけに、設計には並々ならぬ意図が込められている。しかし、近年になり、ニーズの変化などから、ある課題が持ち上がってきたのだという。「以前は個人住宅が多く、A3 プリンターでも図面サイズとして問題はなかったのです。

しかし、ここ数年の間に3 階建てや5 階建て、あるいは集合住宅といった建物も手掛けるようになり、より大きな図面を印刷する必要性が出てきたのです」と語る関本氏。設計事務所としての実績や集まった信頼により、多岐に渡る建築物も手掛けるようになったリオタデザインは、これまでのA3 プリンターだけではニーズを満たすのが難しくなり、大判プリンターの導入を決める。

 
 
 

導入の決め手はWi-Fi 対応とコンパクトボディ

株式会社リオタデザイン 建築家・一級建築士 代表取締役 関本竜太氏
株式会社リオタデザイン
建築家・一級建築士 代表取締役 関本竜太氏

「設計する住宅が大きくなれば、図面も同じように大きくなります。本来は1/50 スケールで書くのですが、A3 で表現しようとすれば1/100 まで縮小しなくてはなりません。建物が高くなれば、それでも足りずに詳細図に関しては複数枚使用するなどの工夫が必要になります」という関本氏。この図面が現場へ入ると施工図という形で戻ってくる。リオタデザインがそれを再チェックするわけだが、例えばA2 サイズで印刷された図面をA3 サイズにするには縮小コピーするしかなく、スケールも合わないため定規が当てられない事態になってしまうのだ。


これまで、A1 あるいはA2 サイズの印刷物は展覧会やコンペ等で年間数回刷るか刷らないかという程度だったという関本氏。「その頻度であれば出力センターを利用すればよいので、大判プリンターの必要性はあまり感じていませんでした。しかし、自分達が手掛ける設計に影響があるのであれば話しは別です」と同氏はいう。大判プリンターの候補として複数の選択肢があったが、最後には日本HP のA1 対応プリンター「HP DesignJet T520 Printer」を導入することになった。

「一番大きかったのはWi-Fi 対応という部分です。次がボディーのコンパクトさ。この2 点が圧倒的に他社より優れていると思った部分です」という関本氏。コンパクトとはいえ、オフィスレイアウトが決まっている中へ設置するのは簡単なことではない。リオタデザインで設置場所として候補に挙がっていたのは、事務所のすぐ裏手にある倉庫室だ。部屋をまたいでLAN ケーブルや印刷用のケーブルを敷設するとなれば、工事の必要性が出てくる可能性もあるため、場合によっては簡単にいかないことも考えられる。

「ですがWi-Fi でデータを飛ばせるのであれば、電波が届く範囲なら自由に設置できますしね」と関本氏。
また、そもそもクラストップレベル※にあるコンパクトボディは、通常の大判プリンターと比べて、かなり狭所でも設置できる。先ほど触れた同社の倉庫スペースなら、オペレーションや用紙の保管にも最適だ。「オペレーションに関しては、ロール紙を切り換えるぐらいなので、1 回目こそマニュアルを読みますが2 回目以降はすぐに慣れてしまいます。難しさを感じたこともありませんし、扱いやすい大判プリンターだと思います」と関本氏は語る。 ※ HP 調べ

 
 
 

多様な線種を再現するハイクオリティ

大判プリンターを導入したことで提案の幅も広くなるという関本氏。今後も多くの人々が感動する住宅を届けてくれるはずだ
大判プリンターを導入したことで提案の幅も
広くなるという関本氏。
今後も多くの人々が感動する住宅を届けてくれるはずだ

「私達が作る設計図では数種類の線を使います。
細かい部分にまでサイズを指定していますから、これは当然のことです。我々の仕事では図面に命を掛けていますから、それらの線や数値がきちんと再現されていなければ、施工する側と私達の意思疎通が図れないのです」という関本氏。図面の出力機の性能は大事だという同氏がいうように、図面の数値や線種が見分けられない状態では当然施工する側もどうすればよいか分からない。例えば、160mm と指定されていたとしても、その数値がかすれていれば150とも180 とも受け取れられてしまうこともあるだろう。そうなれば施工ミスという、あってはならない事態まで起こりえてしまうのだ。

「それを避けるために、以前使っていた出力センターでも、データを送って受け取りに行った際に、思ったような色や線が出ていなければ刷り直しをすることもありました。また、施工会社が図面を製本するときにも、きちんと線種を見分けられるクオリティの高い印刷所を指定したこともあります。図面は私達にとってコミュニケーションツールなので、妥協はできません」と関本氏は語る。

それほどクオリティが要求されるリオタデザインの大判プリンターだが、HP DesignJet T520Printer で図面を刷ってみたところ「まったく問題ありません」と関本氏は笑顔で応えてくれた。同時に「例えばイメージ図で色調を伝えたいこともありますが、そうしたケースでも納得 いくまで刷り直すことが容易にできるようになりました。クオリティを自分でコントロールできるようになったことは何よりも良かったかも知れません」という関本氏。図面のクオリティをコントロールできるということが、施工現場へ、いち早くイメージを伝えるというスピード感の向上にも繋がっているのだという。「こうした効果は導入コスト、ランニングコストという部分では計れませんが、もっとも効果が感じられる部分でもありますね」と関本氏はいう。

 
事務所裏の倉庫室に設置されたHP DesignJetT520 Printer。PC とはWi-Fi で接続されている
事務所裏の倉庫室に設置されたHP DesignJetT520 Printer。
PC とはWi-Fi で接続されている

「これまで大判プリンターを持っていなかったために出来なかったことが、今はできる。例えば、建築の精度を上げるために詳細図面をたくさん刷ることも考えられます。これまでA3 までの図面でしたが、これからはA1 まで使えます。そうなると原寸の図面が書けることになります。施工する人達はみな原寸で作業しますから、これができる意味は大きいと感じます。また、依頼された方と打ち合わせする際にも、例えばキッチンのシンクの大きさなどを原寸大の図面で見せることで実際のサイズ感が伝わりますから、話しがスムーズになりますね」と、今後について明るい表情で関本氏は語ってくれた。

大判プリンターの導入により、建築だけでなく、原寸表示が一般的な家具や照明といったプロダクトの分野での提案も可能になったリオタデザイン。今後は、建物の設計はもちろん、内装までトータルで考えられた住宅提案をしてくれるだろう。これからますます高度になる同社のデザインを正確に表現するため、HP の大判プリンターも活躍を続けていく。

 
 
 

対象プリンター

HP DesignJet T520 24inch Printer

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