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日本最大の国際美術展「横浜トリエンナーレ」。 その第2回展が2005年9月28日(水)〜12月18日(日)に横浜山下ふ頭で開催。
この祭典で、時代のトップを走る先鋭のアーティストたちは自らの世界を表現するプリンタとしてHP Designjetシリーズを選びました。
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ベアト・ストロイリ
Beat Streuli |
チューリッヒ、バーゼル、ベルリンでビジュアル・アートを学び、写真やビデオを主に使用した作品により世界各国で活躍しているベアト・ストロイリ氏。人々の営みを写真やビデオといった異なるメディアの展示によって構成することで、都市の持つ様々な様相の表現を行っている。今回の横浜トリエンナーレに出展された作品は、何点もの肖像写真が大きくプリントされた2面の巨大な壁面によって構成されている。ひとつの面はシャルジャ(アラブ首長国連邦)の外国人作業者たちの肖像写真であり、もうひとつの面は展覧会場隣の倉庫で実際に働く人たちの肖像写真である。「私は、展覧会の周囲にあるこの現実を取り込みたかったのです。これは、隣人に敬意を払うためであり、展覧会場に来る途中ですぐ近くを通り過ぎたかもしれない人たちの興味深い顔を、展覧会の見学者に見てもらうためでもあります」(ストロイリ氏)。
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アラロバ・ロード、ロラ・スクエア(シャルジャ)05
Alaroba Road,Rolla Square(Sharjah)05 2005 Wallpaper(inkjet printers on paper) 120×180cm each
Photo:Courtesy Ymiko Chiba Associates,Tokyo |
制作過程において時間がなく苦労したという。「わずか1週間以内という短い時間で、肖像写真の撮影、選択、準備、大判でのプリントを行い、さらに展示用の壁に取り付けなくてはなりませんでした」(ストロイリ氏)。
そこで効率的な大判プリントには欠かせない優れた連続運転性と高い信頼性が求められ、HP Designjet 5500が選ばれた。フラッグシップともいえる最高峰モデルであり、画質・生産性ともに、アート作品の展示という条件に合致した。「プリントは大変気に入りました。その表面はまさに、壁紙インスタレーション用にずっと探していたもので、画像品質は極めて鮮明。キャリブレーションや色の補正はとてもやりやすかったです」(ストロイリ氏)。
横浜トリエンナーレ以降も、ロッテルダムにあるストロイリ氏のギャラリーの壁紙のインスタレーションにHP Designjetを使用し、その出来映えについても同じように満足しているという。またポーランドのクラクフでの展覧会に出展される作品もHP Designjetで印刷することが決まっている。
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リチャード・ウィルソン
Richard Wilson |
美術修士号を持ち文学士でもあるリチャード・ウィルソン氏。英国の優れたコンテンポラリーアートに贈られるターナー賞候補にもなったことがあり、現在は客員研究教授としてイースト・ロンドン大学に籍をおき、芸術活動を行っている。今回出展された作品は映像でありながら、同時にインスタレーションでもある。横浜港に白くて大きなトラック・コンテナが置かれており、そのコンテナへと入っていくと映像作品が上映されている。映像は、一筋の花火による光が観客のいるコンテナの中に入っていき、やがて光によるファンタジーの世界が繰り広げられるといった内容になっている。「現場から情報を得て、現場で制作された映像は、循環する出来事を描いています。作品全体ははかなく、光で構成されています。そして見る人は投影された光として経験するのです」(ウィルソン氏)。
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ブレイク・ネック・スピード
Break-Neck Speed 2005 25t lorry,pallet,screen,DVD
Photo :Shigeo Anzai |
その映像作品の核となる素材のプリントにHP Designjet 5500が使われた。「原本のA4のイメージをスキャンし、横浜へと送りました。そして、横浜でレイアウトと印刷を行い作品を仕上げていきました
。印刷された画質も素晴らしく、HPの製品が使えたことを非常にうれしく思っています」(ウィルソン氏)。また、普段でもウィルソン氏はHP製品を自身の創作活動に使用しているという。「彫刻のアイディアを発展させる方法のひとつとして、いつもプリンタを使って図面をコラージュしています」(ウィルソン氏)。
これからの創作活動にももちろんHP製品を使っていくという。「1枚の長い紙をスクロールしてプリントし、これをシネスキャンして画像として扱い3Dの物体を描くというアイディアがあります。いつか、これを作りたいものです」(ウィルソン氏)。今後もイギリスやイタリアのほか、北京オリンピックに向けた作品の制作など、ウィルソン氏は世界各国での活動が予定されている。
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マリア・ローゼン
Maria Roosen |
マリア・ローゼン氏は当初、横浜マリンタワーにピンクの翼を取り付けるという作品を計画していたが、設営などの諸問題で中断することとなってしまった。急遽新たなプランが練られ、そして実現したのが、この「遠くの新しい友達」という作品である。「初めて訪れたこの横浜の地で新しく出会った人達や、私にとって刺激的だった人達に、マスクの顔を描いてもらうよう頼みました」(ローゼン氏)。彼女が接した約20人に作品制作を依頼し、それらを使ったワークショップを行った。パブリックな作品から、パーソナルなコミュニケーションを介在させる作品へと変化しながらも、一貫した彼女独自の空間へのかかわりを見出すことができる内容となった。「私のねらいは、新しい友人を作ること。そして文化の違いだけでなく、洋の東西を問わず同じであるものを見つめ、吟味することです」(ローゼン氏)。
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遠くの新しい友達
New Friends(Far Away) 2005 mixed media |
作品は球状のマスクであり、その表面に「新しい友達」が制作した顔がプリントされている。プリンタにはHP Designjet 130が使われた。ローゼン氏も「鮮やかな発色とスピードがとてもいいですね」(ローゼン氏)と、そのクオリティと生産性を評価した。また「HP」というブランドに対しても好印象を抱いていたという。「今後はHPのプリンタを使って、A0サイズの大型プリントによる表現活動を行いたいです」(ローゼン氏)とこれからの展望もあるようだ。
2006年の春には、オランダのスヒーダム美術館での展覧会を控えているローゼン氏。HP製品の持つ優れた品質は、アーティストのイメージを忠実に再現するだけでなく、アーティストのイマジネーションを刺激することにも貢献している。
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使用機種 |
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| HP Designjet 5500 |
■B0プラスサイズ/60インチモデル ■HP カラーレイヤリングテクノロジ ■最高1,200×600dpi。 ■A1カラー約1分。 ■幅広プリントヘッド採用。 ■Web管理。 ■ハードウェアRIP(PSモデルのみ)。 |
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使用機種 |
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| HP Designjet 130 |
■A1プラスサイズ。 ■用途に合わせた4通りの給紙が可能。 ■最高2,400×1,200dpi。 ■A1カラー写真最速90秒。 ■HP Viveraで82年の耐光性。 ■高性能EFI Designer EditionソフトウェアRIP(オプション) |
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