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日本HP、サントリー美術館(東京・六本木)の「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展に協力

HP Designjet T1500/T920 新登場! HP Latex 3000新登場!
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歌麿・写楽の仕掛け人その名は蔦屋重三郎展歌麿・写楽の仕掛け人その名は蔦屋重三郎展
※作品は、すべて東洲斎写楽画。
左より、《谷村虎蔵の鷲塚八平次》(部分)城西大学水田美術館蔵、《二世瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草》(部分)川崎・砂子の里資料館蔵、《二世嵐龍蔵の金貸石部金吉》(部分)城西大学水田美術館蔵、《三世佐野川市松の祗園町の白人おなよ》(部分)平木浮世絵財団蔵

江戸文化の総合プロデューサー・蔦屋重三郎の魅力を紹介

喜多川歌麿、東洲斎写楽といえば、世界的にも広く知られる江戸時代を代表する浮世絵師。歌麿の美人画や写楽の役者絵は、今の時代でも多くの人々を魅了しています。また、彼らの生きた18世紀後半、安永・天明・寛政期の江戸には、戯作の山東京伝、狂歌の大田南畝(なんぽ)といった多くの花形スターが登場し、まさに江戸文化が大きく花開いた時代でもありました。
蔦屋重三郎
蔦屋重三郎
※作品は、《箱入娘面屋人魚》
たばこと塩の博物館蔵
しかし、このスターたちの華々しい活躍の裏に、一人の仕掛け人がいたことはあまり知られていません。
その人物こそ、版元の蔦屋重三郎です。版元として、出版はもちろん、企画・製作・流通・販売まで手がけた蔦屋重三郎は、歌麿や写楽の才能を見出し世に送り出しただけでなく、江戸吉原の人気ガイドブック「吉原細見」の独占出版を始め、狂歌絵本の刊行、戯作の出版など最先端の江戸文化を次々に演出しました。今でいう“総合プロデューサー”の先駆け的存在、それが蔦屋重三郎といえるでしょう。

この蔦屋重三郎に注目した展覧会「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展が、11月3日〜12月19日まで、東京都港区のサントリー美術館(六本木・東京ミッドタウン)で開催されています。展覧会では、蔦屋重三郎に関わる様々な出版物を、前期・後期に分けて総数約250件を展示。来場者に、多様な“江戸メディア文化”の魅力を紹介しています。
蔦屋の本屋「耕書堂」再現展示
蔦屋の本屋「耕書堂」再現展示

デリケートな浮世絵の展示環境にはHP Latexインクが最適

今回の展覧会の総合企画・演出を手掛けたのは、サントリー美術館 学芸員の池田芙美氏。池田氏は、「この企画は3年前から考えていたものです。ほとんどの浮世絵展は、絵師やその作品の紹介がメインになっていますが、私はその仕掛け人であり、知る人ぞ知る蔦屋重三郎にフォーカスを当てれば、とても面白い展覧会になると感じていました」と、以前から蔦屋重三郎の存在に着目していたそうです。

池田氏が展覧会の演出にあたってこだわったのが、会場内に掲出するバナーやパネル、壁面の装飾でした。「浮世絵や版本を展示する場合、もともとの作品が小さく、二次元のものなので、どうしても展示室が地味になってしまいがちです。そこで、バナーやパネルなどを活用して、浮世絵を大きく引き伸ばして、三次元的に見せる装飾が重要だと考えました」と池田氏は語ってくれました。

しかしその一方で、「今までのバナーやパネルなどの印刷物は臭いが残りやすく、揮発物も気になります。サイズを大きくしようと思うと、それだけリスクも高くなるので、環境への配慮は見逃せない課題になっていました」と池田氏が説明するように、浮世絵などの古美術品は非常にデリケートなもので、展示環境にも細心の注意が必要となります。
池田芙美氏
池田芙美氏
こうした課題を解決するために、今回の展覧会で採用されたのが、日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)のHP Latexインクでした。HP Latexインクは、水性のため不燃性で、インク自体に有害物質を含まないほか、VOC(揮発性有機化合物)が極めて少なく、全くの無臭で速乾性の特長を備えています。環境への配慮に悩んでいた池田氏も、「HP Latexインクは、とても環境にやさしく、臭いもしないので、今回の展覧会で使うバナーやパネルの出力には最適だと判断しました」と語るように、HP Latexインクは展示環境の課題解決に対する最善策となりました。

こだわりの装飾を短納期で再現したHP Latexインク

また池田氏が今回、HPLatexインクを選択した背景には、もう一つ理由がありました。「実は、私が展覧会の総合企画・演出を担当するのは、今回が初めてでした。それだけに、今回の展覧会場の装飾は、自分が納得するまで、とことんこだわりたいという想いが強かったのです」と、池田氏は明かします。
従来のインクを使用した大判プリンターでのプリントでは、なかなか自分の思ったとおりの表現が期待できず、急な変更が生じても対応が難しかったといいます。
HP Latexインクを搭載した大判プリンター「HP Designjet L25500」と「HP Scitex LX600」はそんな池田氏の要求に、出力スピードと速乾性がもたらす高いトータル生産性で応えました。また展覧会場内のバナーについては、浮世絵作品の風合いを生かすため、布製のHP純正HPライトテクスタイルディスプレイバナーを使用するとともに、解説のパネルには環境に優しい紙ベースのHPホワイト半光沢ポスター用紙を使用しました。会場周辺のTSUTAYA店舗におけるバナーや壁面の装飾には、多数のお客様が触れることを考慮し、耐候・耐久性が高いエアリリース粘着光沢キャストビニールやヘビーテクスタイルディスプレイバナーなど5種類のメディアを採用しています。

「今回は、私のこだわりで、ギリギリまで装飾の演出を考える中で、制作過程で急な変更が発生するなど、非常に短納期になってしまう事が多かったのですが、HP Latexインク搭載のプリンターの高いトータル生産性により、そのリクエストに見事に応えることができたので、無事に会期に間に合わせることができました」。

さらに出力品質への評価も高く、「実際に出力を見るまでは不安なところもありましたが、期待を上回る出来映えだったので、とても満足しています。とくに、浮世絵の展覧会の雰囲気に合わせて、素材や質感にこだわったのですが、印刷物特有のテカりもなく、私のイメージ通りに仕上がっていました。また、小さな浮世絵を大きく引き伸ばしてバナーにしたものもありましたが、クオリティが落ちることなく細部までキレイに再現されていて、引き伸ばしたことで新たな発見もありました」と話しています。
TSUTATA TOKYO ROPPONGI店 バナー
TSUTATA TOKYO ROPPONGI店 バナー
※作品は、東洲斎写楽画《二世瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木》(部分)
城西大学水田美術館蔵
サントリー美術館では年6回、様々なテーマで展覧会を行っています。池田氏は、「今回の展覧会をきっかけに、今後もぜひ日本HPの協力を得て、展示環境に配慮した、美術品の世界観にこだわった演出を手掛けていきたい」と目を輝かせていました。
「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展
イベント情報
「歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎」展
会場:
サントリー美術館(東京・六本木)
会期:
2010年11月3日(水・祝)〜12月19日(日)
開館時間:
〔日・月・祝〕10:00〜18:00 〔水〜土〕10:00〜20:00
休館日:
火曜日、11月24日(水)
入館料:
当日 一般1,300円、大学・高校生1,000円、
中学生以下無料
※作品は、すべて東洲斎写楽画。
手前より、《谷村虎蔵の鷲塚八平次》(部分)城西大学水田美術館蔵、《二世瀬川富三郎の大岸蔵人妻やどり木と中村万世の腰元若草》(部分)川崎・砂子の里資料館蔵、《二世嵐龍蔵の金貸石部金吉》(部分)城西大学水田美術館蔵、《三世佐野川市松の祗園町の白人おなよ》(部分)平木浮世絵財団蔵

使用製品 - HP Latex プリンターシリーズ

水性インクを用いたHP Latex プリンティングテクノロジーは、ノンコートメディアを含む広範囲の素材への印刷が可能。さらに屋外環境での使用に耐える耐候性と、近接掲示に応えられる鮮やかで美しい画質を実現します。

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