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HP Designjet 活用事例
株式会社 帆風

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 お客様概要

株式会社 帆風
所在地:東京都新宿区下宮比町2-29
事業内容:企画・デザイン・DTP・印刷・出力サービス全般
URL:http://www.vanfu.co.jp 
株式会社 帆風

 HP Designjet Z3100 Photoによるデジタル光筆画で、 美術館の新たなスタイルを構築。

今秋から来春、“感性を磨く”をテーマに、「帆風八戸センター」内にオープンする 帆風美術館では、デジタル光筆画の制作にHP Designjet Z3100 Photo を採用。
原画に肉薄する高いクオリティを実現するとともに、国宝級の名品に気軽に触って鑑賞できる、 という新しい美術館のスタイルの確立を目指している。

 原画に肉薄するデジタル光筆画をすべて原寸大で表装ごと展示

株式会社帆風 相談役 
帆風美術館 館長
小原紹一郎氏
株式会社帆風 相談役
帆風美術館 館長
小原紹一郎氏
総合デジタル印刷会社の株式会社 帆風では、今秋から来春にかけ、江戸時代を中心にした日本書画のデジタル光筆画を展示する「帆風美術館」をオープンする。光筆画とは複製画の別名である。帆風美術館では最新のデジタル技術を駆使したデジタル光筆画により、原画の色表現や質感に肉薄する「生きた絵」の展示を目指している。
株式会社 帆風の相談役であり、帆風美術館の館長でもある小原紹一郎氏は、「一般の方にとって、全国に点在している国宝級の名品を見て廻ることはなかなかできません。それを一度に鑑賞できるようにすることの意義はとても大きいと考えます。すべて原画と同じ大きさで、しかも、本来、日本書画とは一体であるべき表装ごと展示します。そのことによって美術画集などでは得ることのできない、画家が思い描いたそのままの感性に触れることができるわけです。それが『原画も見たい』と思うきっかけになってくれれば、この美術館は成功といえるでしょう」と、設立趣旨を語る。
帆風美術館 光筆画制作
大畑政孝氏
帆風美術館 光筆画制作
大畑政孝氏
さらに、帆風美術館には、デジタル光筆画ならではの強みもある。日本書画の絵具はとても繊細で、照明などの光によっても劣化が著しく進行する。そのため、一般の美術館では、照度を落とした薄暗い中で1週間〜2週間程度の短期間展示するのが限界である。しかも、書画を保護するためにガラス越しに鑑賞することが強いられる。
微妙なデータの調整や、用紙の選定を重ねてデジタル光筆画は制作される
微妙なデータの調整や、用紙の選定を
重ねてデジタル光筆画は制作される
その点、帆風美術館では、十分な照明のもと、ガラスなどの余計なものを気にすることなく至近距離で鑑賞でき、画帖・絵巻物などは実際に手にとって触ることもできる。また、長い年月による傷みや汚れなどもデジタルで修復することで、数百年前の状態の書画を現代において鑑賞することができるのだ。
このデジタル光筆画制作において、もっとも重要な最終段階、つまりプリント出力を担っているのが、HP Designjet Z3100Photo なのである。

 「 本物と比べても遜色ない」と美術館の学芸員も太鼓判をおす再現力

帆風美術館の成否は、デジタル光筆画のクオリティにあることは言うまでもない。原画の撮影には、約2億画素のデジタルカメラが採用された。当然、プリンタにも従来の限界を超える高い表現力が求められる。
HP Designjet Z3100 Photo の導入に至る経緯を、デジタル光筆画の制作を担当する大畑政孝氏に語ってもらった。
「帆風美術館の準備に取り掛かったのは2006年の夏ごろでした。いろいろな大型プリンタを使って試してみましたが、納得のいく仕上がりが得られませんでした。たとえば一口に茶色といってもいろいろあるわけで、色の濃度、シャドーや中間調の色の描き分けがどうしても上手くいかなかったのです。その時、ちょうど発表されたばかりのHP Designjet Z3100Photoを知り、さっそくショールームでテストしてみました。黒の濃淡やあいまいな色の描き分けがとても上手かった。さらに、白も白い絵の具を塗ったように見えるのがすごい。これならいけると思いましたね」
傷みや汚れが著しい作品は、データ上で修復し、プリント出力することも可能だ
傷みや汚れが著しい作品は、データで
修復し、プリント出力することも可能だ
2007年の春には、ロバート・キャパなどが設立したフォトジャーナリスト集団“マグナム・フォト”の「“TOKYO”マグナムが撮った東京」展が、HP Designjet Z3100 Photo によるプリント出力を多数展示して開催され、大畑氏もその出力業務に携わったことで、より強い確信につながったという。
また、帆風美術館設立に協力いただいた、日本書画に造詣が深い学芸員の方にも「和紙や絹本のテクスチャーや質感までも忠実に再現できている。本物と比べてもまったく遜色ない」とのお墨付きをいただいた。さらに、原画をお借りした美術館や個人所蔵のコレクターなどからも、鑑賞用や予備として、ぜひデジタル光筆画を制作して欲しいと言われるほど高い評価を得ている。

 分光測光器「Eye-One®」の内蔵により色再現の安定性と作業効率の向上を実現

カラーマネジメントのスペシャリストでもある大畑氏は、大判プリンタ初の分光測光器「Eye-One®」テクノロジー内蔵のメリットも強調する。全社のプリンタのカラーマネジメントを一手に引き受けていることもあり、常々、カラーマネジメントの次のステップは自動化だと思っていたそうだ。そのため「Eye-One®」内蔵と聞いたときには『そうそう、待ち望んでいたのはこれだよ!』と心の中で叫んだという。
「帆風美術館では用紙にもこだわり、特殊な紙を使用しています。この紙は、湿度にとても敏感で、同じICCプロファイルを使っても、昨日と今日ではまったく違う色になってしまうことがある。そのため他の機種でテストしていたときは、毎朝、ICCプロファイルを作成してから作業を始めることが日課になっていました。それがHP Designjet Z3100 Photoでは、2週間に1回くらいキャリブレーションをとればまったく問題がない。作業効率の面でもとても助かっています」と大畑氏は語る。最後に、小原氏から今後の展開を伺った。
「この美術館は、純粋に文化事業、社会貢献としてはじめるものです。美術館自体で利益を得ようという考えはまったくありません。しかし、ここでの試みで得られたさまざまな技術やノウハウは、私たちにとって貴重な財産です。いつかそれらを使って新たな事業につながればいいなと思っていましたが、意外に早く進展が見られそうです」
原画とデジタル光筆画を並べたその前で帆風美術館の意義を語る小原氏
原画とデジタル光筆画を並べたその前で
帆風美術館の意義を語る小原氏
すでに帆風のもとには、先述のマグナム展や帆風美術館の評判を聞きつけて、いくつかの美術展や写真展などから、企画に協力してほしいという要請があるという。また、これ まで平面で活用してきたHP Designjet Z3100 Photo の再現力を、絵皿や漆の硯箱のような、立体の美術品・工芸品に展開する計画もある。
帆風の新たなステージへの飛躍に、HP Designjet Z3100 Photo はこれからも大きな役割を果たすことだろう。

 使用機種

HP Designjet z3100 Photo製品画像
HP Designjet Z3100
■12色インク採用!グラフィック専用機
■最高2,400×1,200dpi
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