Jump to content
日本-日本語

HP AppSystems

 お問い合わせ
 製品 & サービス 
サポート & ドライバー
 ソリューション 

「ビッグデータ活用前夜」に何を行うべきか?

ビッグデータ活用に必要な「シンプル化」と「スケーラリビリティの確保」とは?

Content starts here
「ビッグデータ活用前夜」に何を行うべきか?
たとえば、TwitterやFacebook、YouTubeなどのソーシャルメディア内のドキュメントや画像、動画、スマートフォンの通信情報やWEBのアクセスログ、GPSデータ、クレジットカードや電子マネーの購入情報、色々なセンサーデータなど ── こうしたデータのボリュームや種類は、急激に増加し続けると推測されています。今日は、こうしたデータをリアルタイムに活用していく「ビッグデータ活用前夜」とも言える段階です。そして、この「前夜」に準備をいかに行うかがビッグデータ活用の岐路となるのです。

ここでは、HPとSAPが提唱する、ビッグデータ活用に必要な「シンプル化」と「スケーラリビリティの確保」とは何かをご紹介します。

ビッグデータ活用に必要な「シンプル化」

様々な大量のデータを分析することで企業のビジネス機会の可能性が広がるビッグデータは、どう活用するかによって、その価値は生まれます。

営業データ、SCMデータやWEBデータ等のOLTPから、BIデータや計画データに予測データ等のOLAPまで、企業が保持する既存のデータには様々なものがあります。これらに加え、急激に増加し続けるソーシャルメディア内のドキュメントや通信情報、購入情報、センサーデータ等、どういった情報から、何を使って、どのように活用するか、そのためにシステムをどのように構築するのか ── それらの結果がビジネスにとって重要な価値や意味を引き出すのです。しかしながら、多くの企業では、データベースそれぞれが複数に独立し、既存のデータさえも十分に整理・活用できずに的確な分析を困難にしています。
ITで失われる10年
ITで失われる10年

複雑化したデータベース周りを「シンプル化」する

データの揺れの発生、データタイミングの不整合性、分析速度の低下、新規分析システムの構築の困難、管理コストの増大 ── 企業内に複数のデータベースが散在する状態でのビッグデータ活用した場合、こうした問題が生じます。このような問題を抱えたままでは、ビッグデータ活用のビジネス効果は見込むことができません。

これらの問題は、ビジョンの欠落、部門調整の回避、自前開発、過剰品質等の様々な要因が積み重なり、既存技術が複雑化しています。そうした要因への対応を含め、「ビッグデータ活用前夜」として、ビジネス効果を最大化する破壊的技術の導入のためには、全体最適と個別最適の双方の実施をHPとSAPは提唱します。そして、SAPとHP、インテルの3社で共同開発したSAP HANA®は、30年続くRDBMSの基本アーキテクチャを刷新し、50年のHDDに代わるインメモリーコンピューティングのDBMSなのです。
ITで成長する10年
ITで成長する10年

ビッグデータ活用に必要な「スケーラリビリティの確保」

また、ビッグデータにおけるデータの急激に増加が意味するのは、その規模の拡張を指すものではありません。スマートフォンの通信情報を例にすれば、通話記録のみならず、その通話先のデータ、通話位置情報、スマートフォンの操作情報等と、データは多様化しています。そうした分析対象の増加こそが、ビッグデータの本質であり、あらゆる可能性に対応する準備こそが「ビッグデータ活用前夜」としてシステム構築なのです。

HP AppSystems for SAP HANA®は、SAP HANA®環境で最大限のパフォーマンスを発揮するよう最適化されたアプライアンス製品 (ソリューションポートフォリオ) です。中でもスケールアウト型モデルのHP AppSystems for SAP HANA® Scalable XLは、世界初、ブレードを採用したモジュールアーキテクチャを採用し、インメモリDBを最大で8TBまで段階的に拡充でき、どのようなデータ増加でも対応できる製品です。
スケールアウト型モデルのHP AppSystems for SAP HANA® Scalable XL
スケールアウト型モデルのHP AppSystems for SAP HANA® Scalable XL

将来性のある「スケーラリビリティの確保」する

Scalable XLのもうひとつの特長は、次期SAP HANA® SP5で予定しているOLAPとOLTPの統合にも対応している点です。Scalable XLは、外部システム用のネットワークと別にストレージ専用のネットワークを備えており、I/Oボトルネックが生じない設計になっています。そのため、ミッションクリティカルなSAP ERPをそのまま移行でき、SAP ERP以外の様々なデータベースを統合することも可能です。つまり、将来的な製品に対応したスケーラリビリティが確保されているのです。
(1) OLAPシステムとして、現行のSAP HANA® SP4を導入
OLAPシステムとして、現行のSAP HANA® SP4を導入
(2) 次期SAP HANA® SP5を導入し、SAP ERPとデータベース統合
(3) 将来のOLTPシステムの統合を見据えたインフラ設計になっているHPの場合、
そのまま移行可能
将来のOLTPシステムの統合を見据えたインフラ設計になっているHPの場合、そのまま移行可能

「ビッグデータ活用前夜」の準備こそが、理想的なビッグデータ・システムに

システム構築の最終的なゴールを見据えずに行う、場当たり的にシステム増改築は、“ビジョンの欠落”を意味します。各部門が個別に業務システムを持ち、システム統合や標準化ができない“部門間調整の回避”。各部門が個別にシステムを持ちたがる“自前主義”。できる限りシステムを業務に合わせようとする“過剰品質”。これまで避けてきたこれらの問題を「ビッグデータ活用前夜」だからこそ解決し、データベースの統合、合理化、スケールを見据えた情報基盤の強化をすべきなのです。
イノベーションなき統合は複雑性を助長/ゴールを決めたら、実装は段階的に

理想的なビッグデータ・システムに向けての段階的な構築

次期SAP HANA® SP5で予定しているOLAPとOLTPの統合は、SAP ERP以外のシステムのデータベースとしてもSAP HANA®の利用が可能となります。最終的には、複数のデータベースをSAP HANA®の1つに統合することで、理想的なビッグデータ・システムが完成するわけです。

ただし、データベースの変更は、アプリケーション側の改修も必要となります。長年にわたり利用されてきたシステム、特にデータベースシステムは、情報システムの根幹であり、パフォーマンス向上や信頼性の確保のために、個々の製品に対して改善を実施してきました。こうしたベンダー特有の“方言” の割合を算定した上でSQLの標準化をサポートする「HP SQL標準化アセスメントサービス」を提供しています。

HPが提唱するデータベースの標準化「ロックリリース」の詳細はこちら
複数のデータベースをSAP HANA®の1つに統合することで、理想的なビッグデータ・システムが完成
複数のデータベースをSAP HANA®の1つに統合することで、理想的なビッグデータ・システムが完成
HPとSAPは、「ビッグデータ」はあと2年で間違いなく消え去るバズワードと考えます。その理由は、データが少なくなるからではなく、膨大なデータを処理することが当たり前になると予測するからです。そのためにも、この2年の「ビッグデータ活用前夜」での準備こそが重要と、HPは考えます。

関連情報