本製品は、HP BladeSystem c-Classで利用可能な、4xDDR対応Infiniband PCI-Expressアダプタです。また、エンクロージャに内蔵可能なInfiniband
Switchも提供いたします。このアダプタは、DDR(Double Data Rate)InfiniBandに対応しており、業界最高レベルの、各方向で20Gbps(ギガビット/秒)の高速伝送が可能です。(40Gb/秒フルデュプレックス)。Infiniband
4X DDR メザニンHCAは、低消費電力と低コストを可能にするMemory Free(メモリを不要にする)テクノロジを使用します。本アダプタは、HP
c-Classサーバブレード上のどのメザニンポートにも接続できますが、性能を最大限に発揮するには、ブレード サーバのx8 PCI-Expressに対応したメザニンポートに接続する必要があります。c-Classミッドプレーンを介して、c-Classスイッチ
ベイのInfiniband スイッチモジュールに接続します。複数のHCAを、1台のブレード サーバの空きPCI-Expressメザニン
コネクタに接続して、スイッチ ベイのスイッチ モジュールに接続することもできますが、現在のバージョンではHCAの仮想化はサポートされていません。
ブレードに搭載できるInfiniband 4X DDR メザニンHCAは、2種類用意しています。この2種類の差異は、添付ソフトウェアの有無のみで、それ以外の違いはありません。
Infiniband 4X DDR メザニンHCA (Voltaire GridStack付属)には、Voltaire GridStackソフトウェアが付属しています。Voltaire
GridStackは、ドライバとプロトコルを組み合わせた総合的なソフトウェア セットで、アプリケーションは、これらのドライバとプロトコルによって、ハードウェアのRDMA機能を利用します。GridStackソフトウェアにより、HPCとエンタープライズ
アプリケーションの両方が、DDR InfiniBandの帯域幅とレイテンシの利点を活かして、非常に高速で動作できるようになります。GridStackソフトウェアに組み込まれているTCP/IPエミュレーション
ソフトウェアにより、InfiniBandはユーザにとってはIPアドレッシング、TCP/IPプロトコル、およびIP管理機能を備えた標準のIPネットワークに見えます。このため、配備とメンテナンスは簡単です。サポートされているプロトコルには、MPI、SDP、IPoIB、およびiSERがあります。
Infiniband 4X DDR メザニンHCA は、ソフトウェアは含まれていません。このHCAは、オープンソース ソフトウェアの使用をお望みの場合、または本製品を使用できるVoltaire
GridStackソフトウェアのライセンスをすでにお持ちの場合にのみご注文ください。
OpenFabricsのサポート:InfiniBandコンポーネントは、OFED(OpenFabrics Enterprise
Distribution)バージョン1.0でテスト済みです。OFED 1.0は、OpenFabrics Allianceでサポートされ、欠陥が見つかれば、OpenFabrics
Allianceに直接報告する必要があります。
Voltaire GridStackでは、HP-MPIがサポートされています。HP-MPIは、MPI(Message-Passing
Interface)規格を、高い性能と実務グレードの品質で、HP製サーバおよびワークステーションなどに実装したものです。HP-MPIは、該当する場合は必ず、拡張機能を使用して、低レイテンシ/高帯域幅ポイントツーポイントおよび集団通信ルーチンを提供します。また、共有メモリ
サーバのクラスタでのMPIアプリケーションのマルチプロトコル実行をサポートすることにより、ノード内通信に対する共有メモリの利点をアプリケーションが利用できるようにします。
HP BladeSystem c-Class用のInfiniband スイッチモジュールは、c-Classエンクロージャに挿入して利用するスイッチ
モジュールです。スイッチモジュールスロットを横に2個利用して装備します。このスイッチ モジュールは、Mellanox社の24-port
InfiniScale III 4X DDR InfiniBandスイッチ チップをベースに設計されています。HP c-Class
BladeSystem用Infiniband スイッチモジュールは、20Gb/秒のポート間接続機能を備えるInfiniBand
4X DDRポートを24個備えています。これら24個のポートは、エンクロージャ内の最大16台のブレード サーバに接続するための16のダウンリンク、および外部のInfiniBandスイッチに接続してInfiniBandファブリックを構築するための8つのアップリンクに分けられます。すべてのリンクが、IBTA(InfiniBand
Trade Association)仕様に準拠します。
InfiniBandサブネット マネジメント サービスを提供するには、内蔵プロセッサを備えラックに設置されるInfiniBandスイッチ(内部マネージド
スイッチとも呼ばれます)上またはサーバ プロセッサ上でサブネット マネージャを実行する必要があります。HPは、サブネット マネジメント
サービスを提供するために、HPC構成では、Voltaire Grid Switchファミリ製品の内部マネージド スイッチとしての使用をサポートしています。Voltaire
Grid Switchファミリ製品には、内部マネージド スイッチ上の内蔵プロセッサ上で動作するGridVision?ファブリック/デバイス
マネージャ ソフトウェア スタックが付属しています。GridVisionは、集約的なファブリックおよびリソース ビュー、一連のファブリックおよびスイッチ診断機能へのアクセス、すべてのレベルでのフェールオーバの管理、ならびにInfiniBandファブリックと接続されるサーバ、ネットワーク、およびストレージ
リソースのプロビジョニングを実現することにより、総合的で強力な管理機能と、予防的なリアルタイム管理を提供します。この管理機能には、CLI、GUI、またはSNMPマネージャ経由、あるいはInfiniBandを介してインバンドで(IPoIB)アクセスできます。
GridVisionソフトウェアは、Voltaire社によってポーティングされ、サーバ プロセッサ上で実行されるようになります。これにより、ラックに設置される内部マネージドIBスイッチがない場合でも、HP
c-ClassサーバブレードのInfiniBandクラスタが可能になります。オープン ソース ソフトウェア(OpenSM)を使用して、サーバ
レベルでファブリック管理を提供することもできますが、OpenSMのサポートに関する問題が発生した場合、OpenFabricsコミュニティに相談する必要があります。HPでは、OpenSMのサポートは提供していません。
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