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HP BladeSystem c-Classは、第3世代ブレードとして開発され、、ITインフラ全体の柔軟性を高めるためにサーバー、ストレージのみならず、ネットワークも統合化されたシステム基盤です。その第3世代の特長的なテクノロジーがHP バーチャルコネクトと呼ばれるI/O仮想化テクノロジーです。
仮想化技術の導入が進む中、サーバー・ストレージ・ネットワーク接続はこれまで以上に複雑化しています。HP バーチャルコネクトは、複雑なI/O接続を仮想化し、システムに大幅な柔軟性向上と運用コスト削減といったメリットを実現するHP BladeSystem独自のテクノロジーです。
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HP バーチャルコネクトは、柔軟なI/O接続を実現するため、主に5つの特徴を持っています。
- ポート分割機能
- ID仮想化機能 (MACアドレス/WWN)
- FCoE Gateway機能
- 帯域設定機能
- 論理配線機能
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利用するアプリケーションによって、サーバー1台に必要なI/Oポート数は異なります。場合によっては、4ポート〜6ポートまたはそれ以上のネットワークポートが必要になります。また、共有ストレージを利用する場合は、Fibre ChannelやiSCSIネットワークも必要となります。
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| 用途によって、複数のネットワークポートが必要 |
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また、仮想化環境においてもネットワークポート数は重要です。一般的な仮想化環境では、管理用ネットワークに加えて、仮想マシンのオンライン移行用に個別のネットワークポートを用意したり、共有ストレージ接続が必要になったりと、複数のネットワークポートが利用されるケースが一般的です。
上記のような構成を実現する際は、必要な環境に合わせて機器の増設を行うのが一般的ですが、増設に必要な機器や接続するネットワーク機器のコストが必要となり、コストの増大へとつながってしまいます。このような課題をHP バーチャルコネクトによって解決することが可能です。
HP バーチャルコネクトは、Flex-10/FlexFabricと呼ばれるポート分割機能を提供しています。この機能は、ブレードサーバーに標準搭載される10Gb NIC及び10Gb CNA (コンバージドネットワークアダプター)との組み合わせによって実現され、1つの10Gb物理ポートを4つの論理的なポートに分割して利用することができます。また、分割されたポートはBIOSレベルで独立したネットワークポートとして認識されるため、OS上に特殊なソフトウェアの導入は必要ありません。
サーバーブレード側に搭載されるネットワークが10Gb NICの場合には4ポートのNICへ、10Gb CNAの場合は4ポートのNICもしくは3ポートのNIC + 1ポートのHBA (Fibre ChannelもしくはiSCSI)への分割が可能となります。これにより、イーサネットだけでなく、Fibre ChannelやiSCSIといったストレージ接続を統合し、柔軟に構成することが可能となります。
※Fibre Channel HBAとして利用する場合は、HP バーチャルコネクト FlexFabricモジュールが必要となります。
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| HP バーチャルコネクトFlexFabric構成時のネットワーク分割 |
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HP バーチャルコネクトでは、サーバープロファイルという概念により、各種設定を各サーバーブレードへ割り当てます。
サーバープロファイルでは、それぞれのNICやHBAに対して独立したMACアドレス、WWNが付与されます。サーバープロファイルは、サーバー本体が入れ替わった場合にも維持されます。つまり、万が一サーバーの障害で交換が必要になった場合も、同じアドレスを引き継ぐことが可能となります。これにより、サーバー交換時のネットワーク・ストレージへの設定変更が不要となり、迅速に対応することが可能となります。
また、このサーバープロファイルを他のブレードサーバーに割り当てることも可能となるため、予備機として用意したサーバーブレードへ迅速に設定情報を引き継がせることが可能です。
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各サーバーブレードに設定されるMACアドレス、WWN、ネットワーク接続先といったさまざまな情報をサーバープロファイルとして一元管理。
サーバープロファイルは異なるサーバーブレードへ移動させることが可能。
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HP バーチャルコネクト FlexFabricモジュールを利用する場合は、CNA (コンバージドネットワークアダプター)と呼ばれる10Gbネットワークポートを利用して、Fibre Channel接続を統合します。HP バーチャルコネクト FlexFabricモジュールは、外部に8つのSFP+ポートを搭載し、用途に合わせたトランシーバーを搭載することが可能です。(1Gbイーサネット/10Gbイーサネット/Fibre Channel)
HP バーチャルコネクト FlexFabricモジュールは、サーバーブレードに搭載されたCNAから転送されるデータを、通常のイーサネットやFibre Channelに分割し、各外部ポートに割り当てます。これにより、お客様環境に導入済みのイーサネットスイッチやSANスイッチへHP バーチャルコネクトFlexFabricモジュールをそのまま接続することができるため、既存のネットワーク資産を有効活用しながらI/O統合を行っていただくことが可能となります。
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| HP バーチャルコネクト FlexFabricモジュールの外部ポート |
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HP バーチャルコネクト Flex-10/FlexFabricで分割されたネットワークポートは、100Mbpsから10Gbpsの間で自由に帯域設定を行うことが可能です。(100Mbps単位)
各ポートに割り当てられたポートの速度は、サーバーを稼働中にオンラインで変更を行うことができます。これにより、万が一割り当てたポート帯域が不足した場合も自由に割り当てを変更することで最適なI/Oスループットを維持することが可能です。
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| これまでの1Gb物理増設とHP バーチャルコネクトの比較 |
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HP バーチャルコネクトでは、接続したいネットワークセグメントごとに任意の仮想ネットワークを作成することが可能です。
分割されたポートは、HP バーチャルコネクト内に作成された仮想ネットワークへマッピングされ、指定された外部ポートを経由してネットワーク・ストレージと通信を行います。
それぞれのポートと仮想ネットワークの接続はサーバー稼働中に自由に変更することが可能です。これにより、運用時に一時的に異なるネットワークへ接続した場合も、物理的な配線を変更することなく接続の切り替えを行っていただくことが可能です。
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HP Virtual Connect Enterprise Manager(VCEM)は、HP BladeSystemで使用されるHP
バーチャルコネクトに新しい管理と制御の機能を提供します。複数のブレードエンクロージャーがある環境でHP バーチャルコネクトの設定・管理を行う場合、このHP
VCEMを使用することで、物理的なエンクロージャの壁を越えて1つのコンソールで全ての設定・管理を行うことが可能になり、管理性を大幅に向上させます。
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