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ブレードで運用革命<上級編>
HP SIMのプラグイン(2) HP VCEM
HP BladeSystemのVirtual Connectを利用する事で、従来サーバーに固有であったMACアドレスやWWNをサーバー間で移動可能にし、さらにサーバーと外部ネットワークスイッチ、外部SNAスイッチとの結線を仮想化する事で従来問題となっていた運用上の課題を解決する事が可能となります。
ストレージを集約しリソースプール化する全体最適化されたITインフラ実現するためには、サーバー側に仮想I/O環境を実現し、仮想I/O環境内では外部ネットワーク環境、外部SAN環境に影響を与えずに自由に設定変更ができなければなりません。Virtual Connectはこのようなまさに理想の仮想I/O環境を提供します。
さらに、Flex-10テクノロジを利用すれば、標準となりつつある10GbE帯域を自由に割当可能な4つの論理NICに分割する機能も利用可能です。この分割はハードウェアとファームウェアのレイヤーで実現しているため、サーバーのBIOS,OS側で特別な対応は必要ありません。Virtual Connectは単なるI/Oの仮想化だけではなく、サーバーI/Oリソースの論理的分割機能も有しているIT業界における革新的製品です。
HP バーチャルコネクトプラグインをHP SIMに追加する事で以下の機能を実現します。
Virtual Connectが提供する仮想I/O環境を最大2400台サーバー環境で統合管理する事が可能となります
ブレードエンクロージャーをまたがった仮想I/O設定の変更が可能となります
SAN BOOT N+1の切り替え機能を提供(手動、自動が可能)
HP バーチャルコネクトを利用する事により、従来のITインフラでは提供不可能であった大規模仮想I/O環境の一元管理手法を手に入れる事ができます。
さらに、従来のSAN BOOT環境での問題点を解決する事ができます。
仮想I/Oを利用しないSAN BOOT環境では以下のような特徴とそれに伴う問題が存在します。
―本番機と予備機でNICのMACアドレスが違う
予備機にフェイルオーバーした場合、OS上でMACアドレスの値を利用しているチーミング設定やアプリケーションなどの設定変更が必要となり運用が複雑化します。特に、障害時のフェイルオーバーを自動で行う場合、スクリプトなどを作りこんで対応する必要があり、本番機の台数が多くなればなるほど設定変更の数も増加します。
―本番機と予備機でFC-HBAのWWNが違う
予備機にフェイルオーバーさせる場合、WWNが本番機と異なるため、SANスイッチのゾーニング設定変更、SANストレージ設定の変更などが必要になります。障害時のフェイルオーバーを自動で行う場合、SANスイッチやストレージ設定も自動で変更しなければならないため、SANスイッチ、SANストレージに対して個別にスクリプト提供などが必要です。特にN台の本番機に対して予備機を1台用意するN+1構成などの場合、SAN BOOT環境を構成する台数も多くなるため、どの本番機が障害になるかによって設定変更を行う対象や設定内容が異なり、運用が複雑になりすぎる傾向があります。本番機の追加、予備機の追加に対する柔軟性も著しく損なわれます。
―予備機へのフェイルオーバー時、ネットワークスイッチの設定を変更する必要がある
N台の本番機に対して予備機を1台用意するN+1構成などの場合、各本番機の接続されているネットワークセグメントが同じであるとは限りません。このような場合、予備機へのフェイルオーバー時に対向スイッチ側でVLANなどの設定変更が必要になります。N+1を構成するサーバー台数が多い場合、どの本番機が障害になるかによって設定変更を行う対象や設定内容が異なるため、SAN環境と同じく運用が複雑になりすぎる傾向があります。自動化する場合はネットワークスイッチに対するスクリプト提供などが必要となります。本番機、予備機の追加に対する柔軟性も著しく損なわれます。
Virtual ConnectとHP バーチャルコネクトで提供される仮想I/O環境を利用すれば、このような問題を以下のように解決できます。
―本番機と予備機でNICのMACアドレスが違う
いいえ、仮想I/O環境では本番機と予備機のMACアドレスは同一です。
―本番機と予備機でFC-HBAのWWNが違う
いいえ、仮想I/O環境では本番機と予備機のFC-HBAのWWNは同じです。
―予備機へのフェイルオーバー時、ネットワークスイッチの設定を変更する必要がある
いいえ、仮想I/O環境ではサーバーの接続されるセグメントは外部に影響をあたえる事なく変更可能です。
Virtual ConnectとHP バーチャルコネクトで実現可能な仮想I/O環境は、従来のSANブート環境の問題点を解決し、2400台構成までのスケールアップを可能にし、一元的管理機能を提供します。
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