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国内最大級のSAPシステムにHP Integrityブレードを導入

株式会社ヨドバシカメラ

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都市型の大手家電量販店として成長を続けるヨドバシカメラは、国内でも有数のSAPユーザーである。同社はその大規模なシステム移行プロジェクトに際し、新しいプラットフォームとして全面的にHPを選択。アプリケーションサーバーにはHP Integrityブレード BL860cを採用した。
ビジネスの概要と課題
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
PDF (557KB)

株式会社ヨドバシカメラ

目的

アプローチ

急増する処理量への対応
負荷ピーク時のサービス品質確保
SAPアプリケーションサーバーにはIntegrityブレードを導入
データベースサーバーにはSuperdomeを採用
オペレーティングシステムはミッションクリティカル環境で実績のあるHP-UX

システムの効果

ビジネスへの効果

容易なサーバー拡張
パフォーマンスとレスポンスの大幅向上
安心できるビジネスインフラを実現
お客様へのサービス提供力の強化
業務の一層の効率化に貢献

ビジネスの概要と課題

お客様の声がヨドバシカメラの原動力

秋葉原に来る人の流れを一変させたともいわれるマルチメディアakibaをはじめ、強みである都市部での店舗展開をますます強化しているヨドバシカメラ。激戦が続く家電量販店業界にあって、2008年3月期には7,121億円という業界屈指の売上高を誇っている。こうした同社成長の背景には、創業以来、一貫して変わらない「良い商品をより安く提供する」という経営理念がある。そして、「お客様の声」を聞きその「期待」に応える商品やサービスを提供してきた。ポイントカードの導入、電子マネーなどの多様な支払い方法への対応、商品の即日配送サービス、Webショップのモバイル対応。これらはお客様を第一に考えた取り組みであり、その多くに“業界初”という修飾語が付く。

サービスでもITでも、常に業界の一歩先を走る

ビジネス成長に伴う変化に対応すべく、同社は先進的なITシステム構築に取り組んできた。国内小売業界で初のSAPシステム導入、24時間365日稼動し続ける可用性の確保、災害など不測の事態に備えたディザスタリカバリシステムの構築、開発期間の短縮やリソースの有効活用に向けた仮想化技術の導入……。ヨドバシカメラは、ITでも常に業界の先頭を走ってきたのだ。

同社のITシステムを担う電算室取締役室長の広田健次氏は、ITで重要なのは「継続的な投資を怠らず、次代のビジネスに備えておくこと」だという。そのためには、新しいテクノロジーも効果の高いものは積極的に導入する。2008年春にスタートした大規模SAPシステムの移行プロジェクトでも、HP-UXを搭載したHPのUNIXブレード、HP Integrity BL860cをアプリケーションサーバーとして採用した。

想定以上の急成長に伴い処理能力が逼迫

前述したように、同社は業界に先駆けてSAPシステムを1995年から導入している。1999年にはこの基幹システムのプラットフォームを汎用機からHPのオープンシステムへ移行。そして2002年には、HP Superdomeを採用したディザスタリカバリシステムを構築した。SAP環境のディザスタリカバリシステムとしては、国内はもちろん、世界でもトップクラスの規模を誇る。HPは、同社のSAPシステムを、一貫して支え続けてきた。

「しかし、扱うトランザクション量やデータ量が急速に増えたことで、基幹システムの処理スピードが限界に近づいていました」と広田氏。その大きな要因は、バッチ処理からイベント発生型のリアルタイム処理へという処理形態の変更であった。たとえば即日配送サービスで会計時にリアルタイム処理すれば、バッチ処理に比べ、より遅い時間に購入したお客様にも即日配送が可能になり、お客様サービスの質は格段に向上する。

ただし、このリアルタイム処理にも泣き所がある。来客数に合わせ特定の時間にトランザクションが集中してしまうのだ。特に、お客様が集中する年末商戦の時期には、ヨドバシカメラ全体で1日に30数万人ものお客様が押し寄せる。「実際、2007年の年末には、処理能力を超えないか心配でした」(広田氏)。


お客様のチャレンジ

新たな成長に向けてSAPシステムの移行を決断

2008年に入ると、想定以上の処理件数増大に対応するため社内でSAPシステムの移行検討がスタート。これはディザスタリカバリ環境下で大規模SAPシステムを移行するという難しいプロジェクトであった。しかし、プラットフォーム選定では悩まなかったと広田氏。「HP SuperdomeとHP-UXのそれまでの稼働実績を高く評価していましたから」。

しかも、新たなプラットフォームとなるHP Integrityサーバーは、ブレードからハイエンドのSuperdomeまで豊富な選択肢を提供する。アプリケーションサーバー用途、データベースサーバー用途といった適材適所の使い分けが、同一ラインアップ内で実現できることのメリットは大きい。その結果、アプリケーションサーバーにはUNIXブレードのHP Integrity BL860c、データベースサーバーとしてHP Integrity Superdomeの採用を決定した。

Integrityブレードを採用した理由のひとつに、ブレードの様々なメリットをヨドバシカメラが熟知していたことが挙げられる。4〜5年前から導入を進めてきたWindowおよびLinux環境のブレードで、同社は十分にブレードの経験を積んでいた。「ブレードの印象は、まず構築が簡単にできるということでしょうか」(広田氏)。さらに、高密度設置による省スペース性、導入コスト抑制につながるコストパフォーマンスの良さも魅力だという。

容易な拡張性から、Integrityブレード導入を決定

しかし、今回、Integrityブレードを選択した最大の理由は「容易な拡張性」である。エンクロージャーを用意し、ネットワーク環境などを整備しておけば、トランザクションの負荷が高まりそうになったときでも、ブレードを差し込むだけで簡単にサーバー拡張ができる。トランザクションやデータの急増に悩む同社にとって、スピーディにサーバー拡張を行えることは、強力な解決策となる。

そしてIntegrityブレードならではのもうひとつの魅力が、HP-UXとの組み合わせによる、ずば抜けた可用性と信頼性である。ミッションクリティカルな用途で豊富な実績があるHP Integrityの遺伝子を継承し、プロセッサー、サーバー単体、さらにはHP-UXと組み合わせたシステムという各レベルで、高い可用性と信頼性を実現するためのテクノロジーを数多く投入している。24時間365日止められない基幹システムのアプリケーションサーバーとして、まさに最適なサーバーといえるだろう。

こうした点も評価され、合計で14台のHP Integrity BL860cが導入された。「WindowsやLinuxでHPのブレードは前々から使っていました。今回HP-UXを搭載したIntegrityブレードを導入して安定性と信頼性の高さには大いに満足しています」と広田氏も太鼓判を押す。


HPのソリューション

その能力を信頼し、HPに全面的にゆだねる

一方、データベースサーバーとして採用したHP Integrity Superdome/HP-UXは、従来機のPA-RISCに代わり、インテル® Itanium® プロセッサーを搭載したことで、パフォーマンスが大幅に向上。長期的な観点から、今後も増大を続ける処理量に余裕をもって対応できることを高く評価されての採用だった。

2008年春のプロジェクトスタート時点で、完了目標は同年内。しかし年末商戦と重なることから、さらなる期間短縮にHPは取り組むことになる。しかも、大規模なディザスタリカバリ環境ごと、システムをできるだけ止めずに、という厳しい条件も付いた。HPではディザスタリカバリシステム構築時のエンジニアを招集し、チームを結成。SAPと連携する外部システムの移行を担当する他社ベンダーとも協力しながら、準備作業を進めた。

そして9月には、2回の事前リハーサルを実施。併せて、データコピーの時間を短縮できるような調整を行った。こうした万全の準備により、実際の移行作業は4時間ほどで完了。その後に行ったシステムの確認作業を含めても7時間ほどだった。こうしてHP Integrityサーバー上のSAPシステムは2008年10月に無事稼動を開始する。

「今回の移行作業は世界最大級のSAPシステムのディザスタリカバリ環境で難易度としてはこれまでで最も困難なものでしたが、HPのエンジニアの方にいろいろな努力をして頂いた結果実にスムーズに進みました」と広田氏が語るように、今回の移行プロジェクトは全体を通して順調に進んだ。ディザスタリカバリシステム構築での経験、HP IntegrityサーバーとHP-UX、さらにSAPシステムに対しても蓄えてきた深い技術的知識とノウハウ。HPの エンジニアたちが備えていた力が存分に発揮された。「わずか7ヶ月の短い期間で、計画から移行を成し遂げてくれたHPに感謝しています。エンジニアの方々の高い能力があったから、安心してHPにすべてお任せすることができました」(広田氏)。

SAPシステム(SAP R/3 Enterprise、SAP NetWeaver XI)
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HPとSAP社の強力なパートナシップも力に

また、HPはSAP社と長年にわたり親密な協力関係を築き上げており、SAPシステムに関する膨大な実績も持っている。このアライアンスもプロジェクトの成功に貢献している。

たとえば、SAPの開発プラットフォームは、長年、HPである。この関係はSAP ERP 6.0リリース後の現在でも変わらない。さらに、ドイツのワルドルフにあるSAP本社自身の社内SAPシステムにもHP Integrityが採用されていることもHP IntegrityサーバーとSAPが相性抜群である理由のひとつといえるだろう。また、HP自身がSAPの世界最大規模のユーザーであり、ユーザーの視点から様々な経験やノウハウを蓄積してきた。これを基にSAPに関する多彩なソリューションを一貫して提供できる力を備えている。SAP導入に伴う広範なテクニカルサポートをHPとSAP社が共同で提供できるのも、HPならではの体制だ。日本では1994年から、SAPジャパン社内に日本初のSAPコンピテンスセンターを設置。技術的な課題の解決や新製品・新技術の評価などに取り組んでいる。

このようなSAP社との広範な協力がベースとなり、SAPに最適なサーバーとして、IntegrityブレードをはじめとするHP Integrityサーバー が広く認識されるようになっている。


ビジネスベネフィット

移行で大きな効果、目指すのはさらなる安心感

新しい基幹システムは、ヨドバシカメラにどのような効果を生み出しているのだろうか。広田氏は「目に見える形で、しかも確実に上がってきています」と答える。

その具体例として挙げてくれたのが、月末にやってくる月次処理。処理時間を大幅に短縮できるようになった。また、レスポンスも向上。その反応の良さは体感的にも認識できるほどであり、業務のさらなる効率化に貢献するだろう。移行プロジェクトをスタートさせるきっかけとなった年末商戦がまた近づいてきている。「お客様が集中した場合に、昨年とどのくらい違いが出るのかは、その時にならないと確認できません」(広田氏)。2008年の年末が今から楽しみであり、大いに期待しているという。

ビジネスの共通インフラとなる基幹システムは、いつでも止まることなく動いていて、レスポンスも速く、ストレスなく利用できることが当たり前だ。こうした安心のIT環境を維持しつつ、店舗をはじめとするビジネスの最前線から魅力的なお客様サービスを発信するための仕掛けづくりも支えなくてはならない。ヨドバシカメラからの難しい要求に、HP Integrity BL860cとHP IntegritySuperdomeはこれからその実力を証明してくことになる。


HP Integrityブレードが実現するHPのSAPソリューション

稼動実績、顧客満足度でHPはSAPプラットフォームNo.1

日本国内のSAP稼動実績を見ると、UNIX、Windowsの双方において、その多くがHPプラットフォームです。UNIXベースの市場シェアは30%を超えており、Windowsにおいても同様です。さらに、すべてのOSで見ても、日本で第1位を誇っています。世界市場でもその強さは明らかです。HPプラットフォームでの導入実績はすでに50,000サイト以上に及んでいます。HP Integrityサーバーの構築・運用ノウハウが豊富で、SAPソフトウェアとの相性が最良であることがお分かりいただけるでしょう。

顧客とパートナにおけるHPプラットフォームのインスタレーション・シェア
コスト削減に大きく貢献する高信頼HP Integrityブレード

複数のサーバー、ストレージ、ネットワークを1つのエンクロージャーに統合することで、ラックマウント型に比べ、費用を抑えたシステム導入を可能にするHP BladeSystem c-Class。HP IntegrityブレードであるHP IntegrityBL860cおよびBL870cはラックマウント型で培ってきた高い信頼性と可用性、圧倒的なパフォーマンス、優れた柔軟性をそのまま継承しています。その上で、低消費電力や高密度といったブレード型ならではのメリットが生かせるため、運用コストの大幅な削減にも貢献できます。

ラックマウントとブレードの消費電力比較

会社概要

株式会社ヨドバシカメラ
所在地: 東京都新宿区北新宿3-20-1
代表者: 代表取締役社長 藤沢 昭和
資本金: 8,800万円
従業員数: 3,500人(2008年2月現在)
設立: 1960年4月
URL: http://www.yodobashi.co.jp/ このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 運輸・流通
ソリューション: ERP
製品: HP BladeSystemHP Integrity サーバーHP-UX
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