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データベース統合への最適解

HP Integrity rx3600とOracle Database 10gによる小規模クラスタ

HP Integrity サーバ

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データベース統合への最適解 HP Integrity rx3600とOracle Database 10gによる小規模クラスタ 月刊 Integrity+Oracle マガジン
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データベース統合への最適解
全体最適に向けての課題
Oracle RAC 10gの優位性
小規模クラスタの実現

部門内に散在するデータベース環境は、運用管理コストを増大させるとともに、それぞれの可用性レベルがばらばらになり、また個別のセキュリティ対策によってセキュリティレベルの低下をもたらしている。こうした問題を解決するためには、データベースを統合することによる部門内システムの最適化が必要である。その最適解が、HPとOracleが推奨するHP Integrity rx3600およびHP-UXとOracle Real Application Clusters (RAC) 10gによる小規模なクラスタから統合を開始することだ。

全体最適に向けて、取り残されている部門システムの最適化が危急の課題

経営全般に占めるITの役割が高まり、いまではあらゆるビジネスプロセスがITの基盤の上で行われるようになった。そうした中で経営環境や技術革新などの変化に素早く対応できる情報システムが求められている。一方では企業活動の透明化や社会的責任を担保するために、内部統制の確立や日本版企業改革法への対応、セキュリティの確立などが重要になり、ITシステムへの要求は複雑になっている。経営ビジョンや経営戦略に基づいて、企業全体でのITシステムの最適化を実現することの重要性、つまりはITガバナンスの強化が求められているのである。

その一方で、増え続けるITコストの削減に対する要求もますます強くなっている。特に過去に構築したシステムは全体最適の視点が欠けているとともに、増え続けたサーバの運用管理コストが大きな課題になっている。サーバ統合、あるいはサーバの仮想化によるリソースの最適化などのソリューションが注目を浴びてきた理由はそこにある。ところが、そうしたソリューションは一般的に大規模なシステムを前提にしているものが多く、全社的なシステムに適用することで費用対効果を大きくしようと試みられる。

そのような課題とソリューションの中で取り残されているのが、事業部ごとに構築された小規模、あるいは中規模のITシステムであろう。特に製造業などで各事業所に構築されている小・中規模の生産管理システムなどの部門システムは全社的なIT基盤構築とは別に存在せざるを得ない場合がある。その中心である部門内データベースをいかに統合し、最適化を図ることによって運用管理コスト削減を実現していくかが現実的な課題である。


いま実施すべきは散在する部門内データベースの統合

これまでに事業部や部門ごとに構築してきたデータベースは、RDBMSとOSをシステムの目的に合わせてベスト・オブ・ブリードという形で選定しているケースが多い。その中でパフォーマンスや信頼性あるいは実績からデータベースの中核をなしてきたのが、UNIXサーバとOracleという組み合わせであろう。実際、そうしたシステムは、安定稼動を実現しており、ユーザも満足していることが多い。反面、導入から時間が経過しても古いバージョンのOSやデータベースをそのまま使いつづけているケースも多い。

ところが、ハードウェアのリースアップやソフトウェアのサポート期限などにより、システム更新は避けられないのも事実。システム更改に合わせて新しいサービスを追加するようなケースもあり、システム変更には一定の投資が必要になる。ただ、実際には既存のデータベースは現状のまま更新しておき、新しいサービスの提供にはサブシステムとしてWindowsやLinuxなどによるデータベースを追加しているというケースが圧倒的に多いだろう。

このようなデータベースの構築経緯が、システム全体を複雑にするとともにOSあるいはバージョンの混在環境を作り出してきた。異なったプラットフォームによる多数のデータベースが渾然一体となったシステム環境は、言うまでもなく運用管理の手間を煩雑にするとともに運用管理コストの増大を招いている。

また、中核となるUNIXとOracleによるデータベースは二重化して高い可用性を維持していたとしても、それを取り巻くサブシステムの可用性は必ずしもサービスの重要性に合致していないことも多い。その結果、関連システムを含めた事業部内のシステム全体の可用性レベルは、サービスレベルとの整合性が取れない状況を生み出している。

さらに次々に構築されたデータベースが多数存在するために、セキュリティレベルも保てない状況に陥っていることも多い。それぞれのデータベースの構築時にアクセス制御や暗号化の対策が個別になされたために、セキュリティ管理レベルが一定でない上に、運用も複雑化することになる。

こうした問題をつくりだした根本は、部門内にデータベースが散在してしまったことにある。運用管理コストを削減するとともに、サブシステムを含むシステム全体の可用性を一定のレベルに保ち、かつセキュリティレベルを確保するためには、まずこれらの部門内データベースを同一アーキテクチャの下に統合することが重要になってくる。それを実現する最適解が、HPとOracleの推奨するHP Integrity rx3600およびHP-UXとOracle RAC 10gによる小規模クラスタから統合を開始することだ。

HP Integrity rx3600/HP-UXとOracle RAC 10gによるデータベースは、最小限の投資で部門内に散在するデータベースを統合でき、パフォーマンスと可用性の両立、管理の容易性、セキュリティの確保を実現することが可能になる。また、将来を考えた柔軟なシステム設計である同システムは、新たなサービスの追加においても新規システムを同一基盤の上に容易に構築することが可能になる。



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