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データベース統合への最適解

HP Integrity rx3600とOracle Database 10gによる小規模クラスタ

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データベース統合への最適解 HP Integrity rx3600とOracle Database 10gによる小規模クラスタ 月刊 Integrity+Oracle マガジン
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小規模クラスタの実現

HP Integrity rx3600とHP-UXで実現する小規模クラスタ

HP Integrity rx3600は、Oracle Database 10gとともに小規模クラスタを実現するための最適なエントリーサーバである。その理由は、Oracle Database 10gの能力を最大限に発揮するパフォーマンス、データベースを支える基盤としての可用性、インフラの容易な管理性とセキュリティの確保を実現できるからである。これらの要件を満たすHP Integrity rx3600/HP-UXは、運用管理コストの抑制と将来性のある柔軟なデータベース基盤を構築することができる。


エントリーサーバの概念を打ち破るパフォーマンス

HP Integrity rx3600が搭載するデュアルコア インテル® Itanium®プロセッサは、1つのプロセッサ上に2つの完全な64ビットコアを搭載。従来のインテル® Itanium®プロセッサの約2.5倍に上る容量のオンダイL3キャッシュを備え、高スループットを実現する。その結果、半分のプロセッサ数で同等以上のパフォーマンスを発揮し、搭載プロセッサ数が同じならば約2倍のパフォーマンスを発揮することになる。

また、HP Integrity rx3600には独自開発した「HP zx2チップセット」が採用されており、デュアルコア インテル®Itanium®プロセッサの性能をフルに引き出すことが可能だ。


信頼性の向上を実現する数々の技術

HP Integrity rx3600/HP-UXは、高い可用性を誇るOracle Database 10gを支える基盤として、RAS(信頼性、可用性、保守性)向上に取り組んでおり、エンタープライズビジネスの基幹システムとしての障害発生やダウンの極小化(フォルトトレラント)、そして迅速な復旧(フェイルセーフ)の実現を図っている。

HP zx2チップセットでは、ハイエンドサーバのHP Integrity Superdomeにも用いられている「ハードウェア・メモリ・スクラビング」「ダブルチップスペアリング」などの信頼性向上技術が投入されており、ハイエンドの可用性をエントリレベルで実現している。

さらにHP-UXの高可用性を実現する機能として、キャッシュの障害が多発しているCPUの障害を予知し、CPUを自動的に切り離すDynamic Processor Resilience(DPR)や、シングルビット・エラーを繰り返すメモリの障害を予知し、4KBのメモリページ単位で自動的に切り離すとDynamic Memory Resilience(DMR)が提供される。

このようなプロセッサ(ファームウェア)レイヤー、ハードウェアレイヤー、そしてOSレイヤーでのリカバリ機能を提供するテクノロジーと、主要コンポーネントの冗長化を組み合わせることにより、ハードウェアの障害によるシステムダウンを極限まで回避することができ、シングルシステム・ハイアベイラビリティを実現している。

また、HPのクラスタウェア「HP Serviceguard」が、安定性、信頼性・可用性、管理性に優れたRAC環境を実現するキーポイントとなる。HP Serviceguardは、10万ライセンスを超えるUNIXプラットフォームで最大の出荷実績を誇っていることが示すとおり、その安定性が高く評価されているクラスタウェアである。HP Serviceguardがハードウェアとソフトウェアの各コンポーネントをモニタしながら、故障を自動的に検出。故障が発見されると、直ちに別のノードへの切り換えを行い、ミッションクリティカルなアプリケーションのサポートを続行する。故障の検出とアプリケーションサービスの回復プロセスは完全に自動化されており、管理性にも優れたクラスタウェアである。

HP Serviceguardには、Oracle RACとの連携のためのオプション「Serviceguard Extension for RAC(SGeRAC)」が提供されており、フェイルオーバの短縮、障害検出の最適化などのメリットが得られる。

   
 
図3:HP ServiceguardとOracle RAC 10gで実現する小規模クラスタ構成
図3: HP ServiceguardとOracle RAC 10gで実現する小規模クラスタ構成

インフラ管理を容易にする統合ツール

いくら高性能のコンポーネントを組み合わせたとしても、データベースの可用性を維持するためには、これらを効率的に管理しなければその真価を発揮することはできない。HP Integrity rx3600には、統合システム管理環境の「HP Systems Insight Manager」と遠隔管理を可能にする「Integrated Lights Out 2(iLO2)」が提供されている。これらにより、HP Integrityサーバ資産全体にわたって共通の障害、構成、パフォーマンス、資産管理、多機能なリモート管理など、システム全体を統合管理することが可能になっている。



このようにHP Integrity rx3600/HP-UXによって提供されるインフラとしての優れたパフォーマンス、信頼性、管理の容易性は、Oracle Database 10gと組み合わせることによって、散在するデータベースの統合を実現し、可用性が高く、管理性に優れたデータベースプラットフォームの構築を可能にする。さらに、このプラットフォームは将来にわたって運用管理コストを削減するとともに、将来的なシステム拡張に最適な投資を実現するのである。

20数年にわたりパートナーシップを結んできたHPとオラクルであるが、HP Integrity サーバ・HP-UXを使ったソリューション拡大のための取り組みをさらに強化している。そのアライアンス強化の一環として、デュアルコア インテル®Itanium®プロセッサ搭載のHP Integrityサーバ環境では、オラクルのソフトウェア製品に関する有利な価格体系が適用されるようになっている。また、HP-UXの現用最新版であるHP-UX 11i v2とOracle Database 10gは、グローバルなセキュリティ認証基準であるISO/IEC15408の認証を取得済みで、情報基盤強化税制(2006年4月1日施行)の対象となり、HP Integrityサーバや関連するアプリケーションも含めた減税のメリットを受けることが可能だ。

そうした点においても、HP Integrity rx3600/HP-UXとOracle Database 10gの組み合わせは大きなメリットがあるといえるだろう。



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第4回特集:ブレードで「ミニデータセンター」を実現
HP Integrity BL860cとOracle Enterprise Manager 10gですべてを統合管理
第3回特集:より高速に、より安く、より確実に実現する高可用データベース
第2回特集:ビジネスデータ保護の最後の砦
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第1回特集:データベース統合への最適解
HP Integrity rx3600とOracle Database 10gによる小規模クラスタ

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