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HPの〈第3世代〉ブレードは、IT管理者の大きな課題である統合されたシステムの維持・管理コストを減らすことに最大のメリットがある。そのシステム設計自体、HP社内のIT管理者が参加し、自分が使うための工夫を盛り込むことで、現場のためのシステムとなっているからだ。「守りのコスト」とされる維持・管理コストを減らすためにHPの〈第3世代〉ブレードでは、(1)人間の「ミス」を減らす仕組み、(2)トラブルを早く「発見・把握する」、(3)発熱と電力を「抑止する」という3つの要素からアプローチしている。 |
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HPの〈第3世代〉ブレードは、各サーバブレードのインターコネクトがバックプレーンに統合されているため、外部に接続するケーブルが圧倒的に少ない。ネットワーク・スイッチなどもエンクロージャ内に格納できるためシステム全体のケーブルを削減する。突発的なシステム停止の原因の20%はヒューマンエラーと言われる中、少ないケーブル本数はシステムの安定稼働につながり、運用コスト削減に寄与する。 |
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ラックやデータセンター自体の設計まで含めて考えられた、HP独自の発熱や電力の抑止・コントロール・管理機能の「サーマルロジック」を提供。独自開発の冷却ファンによる冷却効率の改善、ダイナミックパワーセーバー技術のようなパフォーマンスを犠牲にせずに消費電力・発熱を抑える技術の実装、リアルタイムに発熱量や利用電力量を把握、ロギングする機能など、発熱と電力問題を根本的に解決する手法を確立している。
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図3:電力を監視するHP サーマルロジックテクノロジー |
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「ミニデータセンター」の維持・管理を削減するためには、〈第3世代〉ブレードに実装されるインフラの統合運用管理機能に加え、アプリケーションの統合管理も重要になる。それを実現するのが、Oracle Enterprise Manager 10g だ。
アプリケーション・サーバとデータベース・サーバが分断され、さらにそれがアプリケーションごとに分断されている環境では、ひとたびトラブルが発生すると、問題解決に多くの時間とコストが必要になる。Oracle Database 10gとOracle Application Server 10gによってミドルウェア統合を行えば、シンプルな共通基盤アプリケーションプラットフォームを構築できる。トラブル発生時にも容易に問題箇所を特定することができ、短時間での対処を可能にするとともに管理コストの削減も実現することになる。
ミドルウェア統合管理を実現するOracle Enterprise Manager 10gは、Oracle Database 10gに搭載された自己診断との連携によって、診断結果の通知や最適なアドバイスの提供など、障害の事前防止機能やセキュリティ、システムのライフサイクル・サポートなど効率的な管理機能を提供する。また、Oracle Application Server 10g上で動作するアプリケーションのエンドユーザ・レスポンス管理や、パフォーマンスのボトルネック解析を自動化するなど、複雑な管理作業を自動化する機能を提供する。
1つの管理ツールでデータベースからアプリケーションまでを統合的に管理することが可能にするOracle Enterprise Manager 10gと〈第3世代〉ブレードのインフラ統合管理機能があれば、1つのエンクロージャに3階層システムを統合した「ミニデータセンター」を効率的に管理でき、システムの維持・管理における工数とコストを大幅に削減できる。
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図4:アプリケーションプラットフォームを統合しシンプルなスタックへ |
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このように、HPの〈第3世代〉ブレードとOracle Enterprise Manager 10gであれば、インフラ統合と統合管理が可能となる「ミニデータセンター」の構築が可能。IT投資の7割を占める維持・管理といった「守りのコスト」はこの「ミニデータセンター」により大幅に削減され、理想的なIT投資であるインフラやアプリケーションの刷新などの「攻めのコスト」への転換が可能になると言えるだろう。 |
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