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HP Neoview Platform

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DWHのエンジン「HP Open Bank」

〜顧客データのシングルビューを提供するソリューション〜

リテールバンキング時代のニーズに適合したDWHのエンジンとして、HPの「HP Open Bank」を紹介した。「HP Open Bank」は、ATM、銀行内のデータ、営業支援のためのカートなどを全部モジュール化し、シングルポイントから顧客の全体像を把握できるビューを提供できるソリューションである。情報系のみならず基幹系システムとの連携を行い、必要なデータを抽出する機能を持つ。

イベント・セミナーレポート
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  DWHのエンジン「HP Open Bank」
  エンタープライズDWHソリューション
「HP Neoview Platform」

銀行の営業店で使用されるコンピュータ画面を例に挙げ、顧客のデモグラフィック情報や、預金残高、加入保険等の情報に加え、対象のキャンペーン情報などの各情報を一括して管理するには、従来型のDWHを使用した検索システムでは時間がかかりすぎる。データベースが分散していると、シングルポイントで各画面に更新情報が反映されないが、HP Open Bankではリアルタイム処理が可能なためすぐに結果が表示される。従来型のシステムのように、中間にサーバを立てるという対応策もあるが、コストと信頼性の面で優れているのがHP Open Bankの特長である。

このソリューションは、クレジットカードの危機管理対策としても有用であると考えられる。昨今、クレジットカード情報を悪用した犯罪が多発しているが、発生ごとにリアルタイムでデータを蓄積し分析が可能になる。入力情報に不審な点を検知したり、(引出し金額などに)閾値を設定し、それを超えるデータが見つかった場合には警告画面を表示したりすることなども、シングルデータベースであれば運用が容易ではないだろうか。

また、銀行では顧客の関係費や資本見合いの経費を調べるのが業務のひとつ。つまり、顧客一人一人に対して、毎週あるいは毎月どのような評価を付けて、営業に役立てるのかを調べるにも、データベースをひとつに集約し、それらを統合するワンパッケージでのフレームワークが必要になる。


HP Open Bank 全体概要図
 
図 2:HP Open Bank 全体概要図
 

エンタープライズDWHソリューション「HP Neoview Platform」

〜OS、ソフトウェア、ハードウェアをオールインワンパッケージに〜

社内のデータを単一のプラットフォームに蓄積し、日中のデータもリアルタイムに分析・検索ができ、24時間365日ノンストップで稼動する。そんな現時点で求められる金融機関系DWHの理想形のようなプラットフォーム「HP Neoview Platform」を、講演の最後に紹介した。

HP Neoview Platformは、2006年10月に世界と同時に日本でも発売がアナウンスされたHPの新しいエンタープライズ・データウェアハウス・プラットフォーム。大容量のデータを単一のデータベースに統合し、超並列処理により超高速で分析・検索を行うことのできるプラットフォームである。新製品でありながら、実はHPの持つ HP Integrity サーバ、HP ProLiant サーバ、HP StrageWorks、HP NonStop サーバの4つの製品ファミリーの技術を結集させたシステムである。

また、導入時の簡便性を高めるために、サーバ、スイッチ、ローダといったハードウェアと、OS、OS用のユーティリティなどのソフトウェア群をパッケージ化して提供することがもうひとつの特徴である。HPのもつテクノロジーの良いところを、特にビジネス・インテリジェンス(BI)という観点から抽出して、一つのパッケージに統合した。高速な超並列型の検索システムを使い、データの検索と同時に更新もでき、非常に高いレベルの混合ワークロードのコントロールを行えることで、単一のエンタープライズ・データウェアハウスを現実のものにできる。


HP Neoview の基本要素 HP 新データウェアハウス・プラットフォーム
 
図 3:HP Neoview Platform の基本要素 HP 新データウェアハウス・プラットフォーム
 

仕様としては、以下のとおりである。

  1. HP Neoview Platform(サーバ)8〜最大128サーバまで拡張可能
    各サーバには2個ずつCPU(プロセッサ)を搭載し、16個〜最大256個まで搭載
    サーバはHP Integrity Serverを使用
  2. ディスクアレイは、HP StorageWorksを使用
  3. OSとRDBMSには、HP NonStop サーバのアーキテクチャを使用

1. と2. は光ファイバを使ったバス(ネットワーク型のメッシュ形態)で接続され、大量のデータに対してもメッシュ型のバスを使うことで高速処理が可能になる。

データのインタフェースについては、ODBC/JDBCの標準的なインタフェースを採用。すでに分析系のツールを使用している場合、たとえば現在利用稼動中の検索ツール、ETL(Extract/Transform/Load)ツールなども、オープンな製品であれば継続的な利用が可能である。こうした既存の環境にHP Neoview Platformを導入する場合も、データモデルの物理設計が不要なため、大規模なDWHであっても非常に短期間で構築できる。つまり、HP Neoview Platformはアプライアンスライクに導入できるソリューションと言える。

データ処理の核となるデータベースの構築作業については、データベースを作成するためのツールは、WebベースのGUIツールで簡単にデータベースの定義・設計ができる。実機の設置も半日あれば可能である。

実際のパフォーマンスと保守性についてはどうであろうか。この点については、ひとつのCPUに対して、RAID 1、つまりミラーリングされたディスクドライブが1ペア装備されている。基幹データベースのデータは全てのディスクドライブに均等になるように自動的に配置される。並列プロセッサと並列ディスクドライブを採用することで、高速処理が実現できた。また、一番オーバーヘッドのかかるバスの部分は、ネットワーク型の光ファイバを採用した設計なので、直線的にパフォーマンスを上げることができる。

万が一障害が発生した場合の対応についても、HP NonStopサーバの技術によって、ハードウェアやプロセスなど、システムそのものが二重化されている。障害が発生した場合、発生時点からテイクオーバーして処理を続行する仕組み。リカバリーの処理時間は1秒以下の単位」、また、「混合ワークロードという意味では、データベースのもつ処理優先順位をディスクドライバレベルまで継承できる自社開発のOSを利用しているため、255段階のプライオリティ管理が可能になる。それによりデータの更新、検索のどちらの処理を優先させるかも制御が可能である。

こうした一連の技術の集積によって、巨大なデータベースに対して日中に検索を行いながら、同時に頻繁に更新を行うという利用形態が可能になる。

従来、このような高速処理システムは、ハードウェア、OS、ツール類などを別々に購入して、情報システム部門あるいはSI(システムインテグレータ)が構築することが多かった。「HP Neoview Platform」はチューニングする必要のないオールインワンパッケージのソリューションとして、またデータベース管理のための専任のアドミニストレータ(管理者)の負担を大幅に軽減するアプライアンスとして、リテールバンキングの収益性を向上させる原動力になり得ると言える。

関連資料
HP Neoview Platform for 金融ソリューション(PDF)
HP Neoview データウェアハウス・プラットフォーム(PDF)
Business Intelligence Solutions

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