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仕様としては、以下のとおりである。
- HP Neoview Platform(サーバ)8〜最大128サーバまで拡張可能
各サーバには2個ずつCPU(プロセッサ)を搭載し、16個〜最大256個まで搭載
サーバはHP Integrity Serverを使用
- ディスクアレイは、HP StorageWorksを使用
- OSとRDBMSには、HP NonStop サーバのアーキテクチャを使用
1. と2. は光ファイバを使ったバス(ネットワーク型のメッシュ形態)で接続され、大量のデータに対してもメッシュ型のバスを使うことで高速処理が可能になる。
データのインタフェースについては、ODBC/JDBCの標準的なインタフェースを採用。すでに分析系のツールを使用している場合、たとえば現在利用稼動中の検索ツール、ETL(Extract/Transform/Load)ツールなども、オープンな製品であれば継続的な利用が可能である。こうした既存の環境にHP Neoview Platformを導入する場合も、データモデルの物理設計が不要なため、大規模なDWHであっても非常に短期間で構築できる。つまり、HP Neoview Platformはアプライアンスライクに導入できるソリューションと言える。
データ処理の核となるデータベースの構築作業については、データベースを作成するためのツールは、WebベースのGUIツールで簡単にデータベースの定義・設計ができる。実機の設置も半日あれば可能である。
実際のパフォーマンスと保守性についてはどうであろうか。この点については、ひとつのCPUに対して、RAID 1、つまりミラーリングされたディスクドライブが1ペア装備されている。基幹データベースのデータは全てのディスクドライブに均等になるように自動的に配置される。並列プロセッサと並列ディスクドライブを採用することで、高速処理が実現できた。また、一番オーバーヘッドのかかるバスの部分は、ネットワーク型の光ファイバを採用した設計なので、直線的にパフォーマンスを上げることができる。
万が一障害が発生した場合の対応についても、HP NonStopサーバの技術によって、ハードウェアやプロセスなど、システムそのものが二重化されている。障害が発生した場合、発生時点からテイクオーバーして処理を続行する仕組み。リカバリーの処理時間は1秒以下の単位」、また、「混合ワークロードという意味では、データベースのもつ処理優先順位をディスクドライバレベルまで継承できる自社開発のOSを利用しているため、255段階のプライオリティ管理が可能になる。それによりデータの更新、検索のどちらの処理を優先させるかも制御が可能である。
こうした一連の技術の集積によって、巨大なデータベースに対して日中に検索を行いながら、同時に頻繁に更新を行うという利用形態が可能になる。
従来、このような高速処理システムは、ハードウェア、OS、ツール類などを別々に購入して、情報システム部門あるいはSI(システムインテグレータ)が構築することが多かった。「HP Neoview Platform」はチューニングする必要のないオールインワンパッケージのソリューションとして、またデータベース管理のための専任のアドミニストレータ(管理者)の負担を大幅に軽減するアプライアンスとして、リテールバンキングの収益性を向上させる原動力になり得ると言える。 |