Lesan氏によれば、AOLはHPが提供する性能はもとより、サービスも必要としていると言います。AOLでは3年周期ですべての社内資産の借り換えを行っており、HPファイナンシャルサービス(HPFS)からHP
Integrity NonStopシステムをリースすることで、資産の借り換えの予測を容易にすることができました。「HPFSのサポートにより、HP製品が提供する最先端の技術を使用し続けることができます」
最近、AOLの環境にHP Integrity NonStop BladeSystem NB50000cとCLIMストレージサブシステムが増設され、効果がすでに表れつつあります。全サーバー上で以前の2倍のワークロードが処理可能になり、パフォーマンス性能が大幅に改善されたのです。「テクノロジーの進化により、ROIが前年度よりも著しく向上することを今回身をもって体験しました」Lesan氏は続けます。「HP側が1.5倍の性能改善を予測するときには、たいていは1.7倍もの向上が認められています」
連続可用性は、AOLが直面する競合環境においては必須条件といえます。Lesan氏は次のように説明します。「認証サービスには24時間365日の可用性が求められます。他業種のHP
Integirty NonStopシステムユーザーの多くは、ある時間帯において100%確実に使用できる必要があることでしょう。しかし、AOLのように世界規模でオンラインサービスを提供するには、あらゆる時間帯に利用できることが求められます。これほどの可用性を実現できるプラットフォームはほかにはありません。HP
Integrity NonStopシステムを使用している理由はまさにここにあります」
AOLでは、また、HP Integrity NonStopプラットフォームのリニアスケーラビリティーも高く評価しています。「AOLでは、あらゆるシステム導入の際にはその最大構成を購入し、運用時間中に処理性能を拡張せずに済むようにしています」Lesan氏はこう続けます。「しかし、NonStop上に構築しているデータベースは拡張できるのです。HP
Integrity NonStopは性能を直線的に拡張できるため、パフォーマンスがさらに必要なときには必要量を正確に算出できます。たとえば『あと1.5倍のシステム性能が必要』と見積りをはじけば、HP担当者がシステムを拡張し、本番稼働中に我々運用チームでデータの移動を行います。この作業にシステムダウンは不要です」
データ整合性については全く問題視していないとLesan氏は言います。「他のプラットフォーム管理者の場合は、ディスク障害時にはインデックスの再構築やバックアップからのリカバリ作業に忙しく、相談に乗ろうにも手をこまねいて見ているしかありません。一方、私達のメールシステムは、1日あたり数十億件のレコードを処理するにもかかわらずデータ整合性で問題が発生することはありません」また、AOLには大規模データベースの更新処理中でも、認証トランザクションを1秒未満で完了させるという厳しい要件がありますが、HP Integrity NonStopプラットフォームの混在処理性能を活用することで対応しています。
HP Integrity NonStopプラットフォームの管理容易性も、AOLのもう一つの成功の鍵となっています。Lesan氏はこう語ります。「NonStopサーバーの運用には最低限の人数しか必要ありません。私は長年にわたりさまざまなクライアントのもとで仕事をしてきました。1〜2台のホスト上で1つのアプリケーションを動かすためだけに10〜15人規模のチームを編成して運用したこともありました。AOLでは、約60台のHP
Integrity NonStopサーバー本番機を導入しており、しかもHP Integrity NonStop NS16200サーバーとHP
Integrity NonStop BladeSystemが混在しているのですが、サポート要員はたったの4人です。驚異的な少人数です」Lesan氏によると、認証サービスでは1秒あたりで平均50万件のリクエストを処理し、それと同時に、AOL全体として1日あたり約30億件のメールを処理しているということです。これは、言い換えれば、AOLでは、HP
NonStopシステム上で1秒あたり10万件以上のトランザクションを、データベース変更をともないながら持続的に処理していることになります。 |