| エンドユーザーからの高い評価
非常に激しい入札競争を経て、1987年に聖オラフ病院を含むノルウェーの中央保健区域の病院は、NonStopシステムを選定しました。主な選定理由は、重要な患者データがいつでも利用できること、つまり連続可用性でした。これは、システム障害が発生すると、病院は直ちに煩雑な紙ベースの手作業に引き戻されてしまうためです。また、パフォーマンスも重要な検討ポイントでしたが、この点でもNonStopプラットフォームはその価値を実証済みでした。
「NonStopプラットフォームは常に最新技術の導入と標準化が進められているので、新世代システムのすべてで、パフォーマンスが少なくとも2〜3倍は向上しています。このパフォーマンスの向上は、標準化の適用範囲の拡充とあいまって、HEMITでのコスト削減を推進する原動力となっています。また、NonStopシステムの管理は極めてコスト効率が高く、管理スタッフも非常に少なくて済みます。さらに、NonStopアプリケーションは応答時間が短く、処理が迅速で信頼性も高いため、システムに膨大な数のファイル、テーブル、プログラムが保存されていても、エンドユーザーからの不満はまったく聞こえてきません。パフォーマンスに関する大きな問題は22年間一度も発生していません。ユーザーは昼夜を問わず動作し続けるシステムを信頼しています。」とSmevik氏は述べています。
患者様管理システム (PAS) および研究システム (LAB) には標準インターフェイスが装備されており、区域内に分散するそのほかの40のシステムからも、WebサービスおよびcomForte
CSLソフトウェアを使用して中央のデータストアが利用できます。これらのプログラムには、電子医療情報システムおよび放射線情報システムの中核技術が含まれています。
「NonStopアプリケーションの最新のオープンインターフェイスのおかげで、他のシステムとも緊密に統合できています。」とSmevik氏は説明しています。GoldenGateレプリケーションソフトウェアは、他のサーバーおよび中央保健区域のデータマートにトランザクションをオフロードするために使用されています。
計画的なダウンタイムの短縮
HEMITの災害対策プロジェクトには、重要なメリットがもう1つあります。それは、NonStop RDFの使用により、災害対策ソリューションの実現に加えて、アプリケーションのアップグレードにともなう計画的ダウンタイムの短縮が期待できる点です。「通常、アップグレード作業には8〜20時間かかります。20種類もの研究用アプリケーションをすべて停止しなければならず、同じ作業が20回必要なためです。」とSmevik氏は述べています。「NonStop
RDFを使用して、片方のシステムでアプリケーションのアップグレードを準備し、その後素早くスイッチオーバーを行えば、新バーションへのアップグレードにともなう計画的なダウンタイムを数時間から数分へと短縮できます。」
HEMITにとって、常に最新技術に対応するNonStopプラットフォームの「モダナイゼーション」は、コストを抑える上で非常に重要です。しかしその一方でシステムのコアバリュー、つまり区域の医療スタッフが当然のことと考える24時間365日の可用性と完全なデータ整合性は決して変わることはありません。「利用する患者データを信用できるのは、NonStopプラットフォームに保存されているからです」とSmevik氏は説明します。「システムのエンドユーザーは、テクノロジーそのものに関心はありませんが、システムで実現される連続可用性と迅速で一貫性のある応答時間について深く理解し、高く評価しています。」
重要な医療データがリアルタイムでレプリケーションされるようになり、HEMITにおけるNonStopテクノロジーの価値はかつてないほど高まっています。Smevik氏は最後にこう述べています。「一言で言えば、常に稼働し続けるNonStopシステムは信頼できるということに尽きます。」 |