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高信頼性を求めてHimalayaを導入
1,075店舗からの受発注業務の高速処理を実現し、将来の戦略的情報活用を目指す |
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| 株式会社 すかいらーく(以下:すかいらーく)の創業は1962年4月。スーパーマーケット・チェーン7店舗を擁する食品小売業「ことぶき食品有限会社」として事業展開の後、70年には「ファミリーレストラン」なる新造語の先駆となったドライブイン・レストランの第1号店「すかいらーく国立店」(東京・府中市)を開業。以来、同社は、郊外型レストランの草分け的企業として、常に業界の牽引役を果たしてきました。現在、主力店舗の「GUSTO(ガスト)」(710店舗)をはじめ、「すかいらーく」(244店舗)、「スカイラークガーデンズ」「スカイラークグリル」など、1,081店舗を全国展開している同社は、店舗情報システムの基幹となる受発注データの集配信システムの中枢に超並列サーバNonStop
Himalayaを導入。集配信業務のシステム信頼性を飛躍的に高めるとともに、より迅速かつ戦略的な情報活用を通じて各店舗ベースでのきめ細かい営業支援に役立てようとしています。 |
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スカイラークガーデンズ武蔵野西久保店に隣接する
「すかいらーく本部」 |
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| 株式会社 すかいらーく |
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すかいらーく本部の擬似店舗には、実際の店舗と同じストア・コントローラ(画面右端)、ハンディキーレジ、キッチンプリンタがあり、メニューの変更などのテストや、店舗からの問い合わせに対する回答を行っている |
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日本の高度経済成長の証しでもあった1970年の日本万国博覧会開催。果てしない好況続きのなか、“昭和元禄”を謳歌していた日本はその翌年、突然のニクソン声明が巻き起こしたドルショック、さらに73年の第一次オイルショックに見舞われ、それまでの右肩上がりの経済成長が終わりました。消費生活もまた一つの転機を迎え、それまでの“大量大衆消費の時代”から徐々に“個性化の時代”、少量多品種消費へと人々のライフスタイルに変化が見え始めた頃、急激な伸びを見せたのが外食産業でした。
すかいらーくが、いわゆる郊外型レストランの第1号店として「すかいらーく国立店」をオープンさせたのは、万博が開催された70年7月7日。同年、フライドチキンの外資系チェーン店が第1号店を開業。前年の69年には都心部からスタートしたレストラン・チェーンの第1号店が、また71年には外資系ハンバーガーショップの第1号店が東京・銀座に開店するなど、70年を挟むほぼ10年間に、現在全国展開している外食チェーンが出揃い、「外食文化」と呼ばれる新しい食の消費形態が誕生しました。特に後発参入の他店舗を含め、破竹の勢いで増え続けた郊外型レストランは「ファミリーレストラン」という新造語を生み出し、それまで一般的だった「テーブルレストラン」(街の洋食屋)という概念にパラダイム転換をもたらしました。
すかいらーくは、名実ともにその草分け的企業ですが、ファミリーレストラン・ブームに陰りが見え始めた90年代初め、業界の先達はいち早く“次なる手”に打って出ました。消費者ニーズの微妙な変化を鋭敏にキャッチした同社は、最大720店舗を数えた「すかいらーく」店をかねてよりグループ会社にて実験を重ねてきた次世代型の“ニュー・ファミリーレストラン”「GUSTO(ガスト)」店へと転換するべく、92年4月より数店で拡大実験を開始。同年9月から翌年4月までの8カ月間で約400店舗、毎日2店舗のペースで「ガスト」店への転換が敢行されました。さらに年間60〜80店の新装開店が続けられ、99年1月末現在、同社が“第二の創業”と位置づける「ガスト」店は710店舗を数え、“老舗の暖簾”である「すかいらーく」店(244店舗)の3倍近い店舗数に達しています。他にも「スカイラークガーデンズ」店(80店舗)、「スカイラークグリル」店(
39店舗)を全国展開。すかいらーくは、常に時代の先を読み、さらに一歩先を行く経営戦略で、日本の“外食文化”に新しい風を送り込んできました。 |
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システム開発担当
リーダー 高鳥 耕一 氏 |
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1,075店舗からのデータは、一旦すかいらーく本部に設置された5台の集配信サーバProLiant 3000が受けて、NonStop Himalayaに集約・転送する |
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すかいらーくは、チェーン店舗の情報システム導入においても常に業界の先駆けでした。今では当たり前となった無線ハンディ端末を使用した料理注文システム(通称オーダー・エントリー・システム、日通工株式会社が開発)もいち早く導入。各チェーン店舗のPOS(販売時点情報管理)システム、本部、自社食材工場などを結ぶ受発注・日次売上管理システムも既に導入から12年の歳月を経て、細かな仕様変更、バージョンアップを繰り返してきました。
「98年2月の時点でチェーン店舗数が1,000店を超え、専用機による店舗端末、外部の電気通信業者が運営するVAN(付加価値通信網)利用のネットワークではそろそろ限界が見えてきました。システムの拡張性とそれに伴う開発コスト、受発注集配信における将来的な送受信量の増大とそれに伴う通信コストなど、それこそ時代の先を読み、さらに一歩先を行くには、店舗情報システムの全体像を見直す必要が出てきたのです」(高鳥リーダー)
システムの最適化という意味での“ライトサイジング”の観点から、店舗端末はWindows NTベース、集配信ネットワークも業界標準のTCP/IPインターフェイスに統一という基本構想が固まりました。
「まず、ストア・コントローラと呼んでいる店舗端末をWindows NT対応のPCにリプレイスすることになり、既存のVAN利用による集配信ネットワークで対応できるかどうかの検討がなされました。しかし、通信手順が独特であり、各種店舗の運用マニュアルや販促用静止画像の配信などを含めた新たなシステム要件を満たすには、コスト的にも厳しいという結論に達しました。通信コストを含めたシステム全体のTCO削減と新たなニーズの実現には、集配信ネットワークの刷新が不可欠でした」(高鳥リーダー)
すかいらーくは98年5月、集配信ネットワークの中枢に超並列サーバNonStop Himalaya K2000/4CPUシステムを導入、約2カ月という短期間で7月には実験店舗での本稼動を達成しました。システム開発は株式会社ビック東海が、運用は株式会社電通国際情報サービス(ISID)が行い、現在1,075チェーン店舗からの大規模集配信トランザクションをNonStop
Himalayaが担っています。なお、トラフィックを分散させるため、店舗からデータは一旦本部に設置されている5台の集配信サーバProLiant 3000が受けてからHimalayaに転送しています。 |
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株式会社フューチャーシステム
・コンサルティング
マネージャ 高橋 静代 氏 |
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アウトソーシング先の電通国際情報サービスの三鷹センターの耐震構造のビルに設置されているNonStop Himalaya K2000/4CPUは、1,075店舗の品目別売上実績データ、スタッフの勤怠データ、ユニフォーム発注データ、直営工場への発注データなどを処理する |
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「集配信ネットワークは店舗情報システムの中枢を担うシステムですから、高可用性、耐障害性などのシステム信頼性が最優先課題でした。銀行ATMをはじめとするOLT P、いわゆるミッション・クリティカルな分野でのHimalayaが持つ不動の実績に加え、当社のシステム構築におけるコンサルティングを長年お願いしていた株式会社フューチャーシステム・コンサルティングもHimalayaを高く評価していました。パフォーマンスとコストのバランスを考えても、十分に満足できるものでした」(高鳥リーダー)
実際、NonStop Himalayaが扱っている集配信データは今のところ、各店舗の品目別売上実績データ、スタッフの勤怠データ、ユニフォーム発注データ、直営工場への発注データ(本部経由)、本部から配信される各種マニュアル、メニュー改訂に伴う店舗マスターの品目データ、業務手順書などの通達類となっています。
「Himalayaの処理能力からすれば、まだまだ十分過ぎるほどの余力が残っています。現時点ではオーバスペックと思われるかもしれませんが、将来的なシステム拡張、データ量の増大にも余裕で応えられるプラットフォームであることが評価の基準でした。また従来システムと比較して信頼性が向上したことと、実績を持つ集配信パッケージソフトが用意されていることも大きなメリットでした」(株式会社フューチャーシステム・コンサルティング
高橋マネージャ)
集配信のパッケージには、優れたネットワーク管理・運用機能を持つiTP Messaging Model Wが採用され、開発工数とコストを削減。短期導入の実現にも大きな役割を果たしています。
店舗情報システム全体の刷新は7年ぶりで、総投資額は約40億円。店舗端末にPCを採用したことで導入コストは専用機のほぼ半額、運用コストは約10%削減されました。
「当面の目標となる店舗総数2,000店規模までの対応と、2000年問題への完全対応を果たしたわけです。将来構想には動画配信やWebブラウザ・ベースのきめ細かい情報コミュニケーション・ツールの提供、さらにデータ・ウェアハウス的な情報蓄積などがあり、Himalayaプラットフォームの採用は、そのための“保険”だと捉えています。コンパックには、製品安定性をより高めていただくとともに、トータル・ソリューション・ベンダならではのシステム提案をお願いしたいですね」(高鳥リーダー) |
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新システムでは、POS端末の画面をタッチパネル式にすることで顧客から要望の多かった個別会計に簡単に応じられるようにしたほか、99年秋からスタートするデビットカードへの対応基盤も既に整備されています。
「今後の展開としては、まず食材配送ルートに乗せた“配送鞄”で各店舗に配送してきた業務指示書などの電子化を近々に実施予定です。VTRパッケージで配送している調理手順も、動画配信への移行が考えられます。そして何よりHimalayaらしい運用でもあり、早急に整備しなければならないのが、顧客管理システムです」(高鳥リーダー)
約600店舗で実施中のポイントカード・サービスの顧客数は1店舗あたり平均3,000名前後。「いつ、何人で来店し、どんなメニューを幾ら注文したか。月に何回、来店する顧客か」、そうした極めて貴重なピンポイント・マーケティングのデータは本部で一括集計され、各店舗のマネージャ(店長)にはサマリー・データとして提供されてきました。
「現場の第一線に立つマネージャが、ポイントカードの顧客情報を各店舗のストア・コントローラでリアルタイムに把握することで、販促活動に役立てたり、近隣店同士で営業情報を交換して共同イベントを打つなど、マネージャのアクション・プランにダイレクトに反映できる生データを提供したいのです。現場が需要予測を行う際のデシジョン・サポートをいかに高い精度で鋭敏に返すことができるか。これは、本部集約型の通常のデータ・ウェアハウスではなく、各店舗単位で展開される機動力の高いエリア・マーケティングを支援するシステムを目指しています」(高鳥リーダー)
すかいらーくの創業以来の企業理念は「価値ある豊かさの創造」。ファミリーレストラン業界の先達すかいらーくは、顧客密着型・地域密着型のきめ細かいマーケティング戦略で、さらなる市場開拓を目指しています。 「ガスト」店では昨年夏から「ガスト・ルーム・サービス」という新たなサービスを展開し始めました。ファミリーレストランの味の宅配サービスです。そこから得られる顧客データがまた新たな「価値ある豊かさ」を生み出すに違いありません。
コンパックも「価値ある情報システムの提案」を通じて、新戦略のお手伝いをさせていただきます。 |
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株式会社すかいらーく概要
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| 本社: |
東京都武蔵野市西久保1-25-8 |
| 創業: |
1962年4月 |
| 社長: |
茅野 亮 |
| 資本金: |
120億7,724万2,000円(1999年1月) |
| 売上高: |
約1,624億円 |
| 従業員数: |
2,351名(1998年12月) |
| 事業概要: |
レストラン経営。総数1,081店舗(「マルコ」7店舗を含む)を全国展開。直営食材工場として東松山・神奈川・関西・九州の4工場。グループ企業として「ジョナサン」、和食の「藍屋」、中華の「バーミヤン」、その他 |
| URL: |
http://www.skylark.co.jp/ |
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この記事は、旧コンパックコンピュータ株式会社の導入事例です。会社名や製品・サービス名などは当時の情報ですので現在の状況とは違う場合があります。 |
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NonStop Himalayaは、現在のHP
NonStop Serverの旧名称です。 |
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