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UNIX環境としてのNonStopサーバーのもうひとつユニークな点は、マイクロソフトVisual Studio .NET(以降、VS.NET)のアドオンとして動作する「ETK(Enterprise Toolkit)」が利用可能なことだ。このETKの利用により、「Windowsマシン上のVS.NETでコーディング、ビルド」→「NonStopサーバーにデプロイして実行」というクロス開発が可能になる。ETKのおもな特徴は以下の通りである。
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- VS.NETのアドオンとして動作
- 開発言語としてC/C++、COBOL、pTALをサポート
- HP NonStop SQLによるデータベース開発やCORBA開発をサポート
- Visual SourceSafeによるソースコード管理が可能
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ETKは、VS.NETのアドオンであるため、使い勝手はVS.NETそのものである。Windowsプログラミングに慣れた開発者であれば、違和感なくスムーズに習得できるはずだ。またVisual SourceSafeによるソースコード管理にも対応している。
では、ETKを利用した開発の流れを簡単な例で紹介しよう。VS.NETをインストール済みのWindowsマシン上にETKをインストールすることで、新規プロジェクト作成時に「NonStop Server Project」と呼ばれるプロジェクト・テンプレートが表示される。これを選択し、ウィザード上で使用言語などを選択することで、NonStopサーバー対応アプリケーションのためのプロジェクトを作成できる。
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| 図4:Visual Studio .NETでNonStopサーバー対応プロジェクトを作成 |
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プロジェクトを作成すると、選択した言語に応じて、ひな形となるソース・ファイルが作成される。あとは、VS.NETを利用した通常のプログラミングと同様に、コーディングを進めていくことができる。 |
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| 図5:Visual Studio .NETによるC++プログラミング |
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図5は、C++言語を利用して「こんにちは」というメッセージを表示するコードを記述し、VS.NETでビルドを実行した例である。画面下の「出力」部分には、sample.cppファイルのコンパイルとリンクが成功したことを示すメッセージが表示されている。この時点で、VS.NETが動作しているWindowsマシン上には、NonStopサーバーをターゲットとした実行可能ファイルが作成されている。ちなみにNonStopサーバーには、RISCプロセッサーベースとインテル® Itanium® 2プロセッサーベースの2種類の製品ラインアップがあり、ETKではこのどちらに対応したバイナリを生成するか指定できる。
ビルドが成功したら、ETKのデプロイ機能を使用して、実行可能ファイルをターゲットとなるNonStopサーバーにデプロイ(配置)する。あとはNonStopサーバー上で、デプロイした実行可能ファイルを起動すればよい。 |
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図6のように、NonStopサーバーのOSS環境の使い勝手は、一般的なUNIX環境と同じである。デフォルトのシェルとしてcshが利用でき、ITUGのサイトなどで提供されるフリーのbashを利用することもできる。 |