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「ビジネスを止めない!〜止まらないシステムで実現する事業継続〜」と題されたセミナーが、7月17日に、東京・市ヶ谷本社にて開催された。事業継続という言葉から思い起こすのは災害対策などだろう。しかし、いずれの場合もその前提として堅牢性等に優れたITシステムの存在は不可欠になる。
本セミナーでは、事業継続の必要性と実現性に始まり、HPが提供するソリューションとHP NonStopサーバによる災害対策製品の紹介、国内外の導入事例について紹介を行った。 |
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日程 : |
2007年7月17日(火) |
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会場 : |
東京・市ヶ谷本社4Fセミナールーム |
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日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクニカルセールスサポート統括本部
シェアードサービス本部
インフラストラクチャソリューション部ITスペシャリスト
若松和史
事業継続は強要されるものではないが、社会的責任(CSR)やリスクマネジメント、コンプライアンスといった社会的な影響や世の中の一般的な流れとして、その自主的な取り組みの必要性およびITリスクに対する認識と管理の重要性は高まってきている。
企業経営におけるリスクにはいくつかあるが、ここでは地震やテロなどのハザードリスクによるIT災害対策について考えてみたい。IT災害のリスク緩和については、災害が起きてからどれくらいの時間で復旧させるか(RTO)、過去のどの時点のデータまでを復旧させるか(RPO)の見方があるが、その最適ポイントを算出するためには、企業の方針や財務状況などを考慮のうえ、投資額や運用費用、損害を加味して検討する必要がある。
このRTO/RPOの観点を踏まえつつ、弊社の災害対策ITソリューションについて紹介したい。なお、ここでは数あるソリューションの中から、サーバ/データセンターの障害に対するソリューションについて取り上げる。
1つは、「Continuous Access XP」というストレージレイヤーにおけるコピー機能で、RPOの向上を図りたいという最近のニーズにもっとも適したソリューションである。
もう1つは、遠隔クラスタによるActive-Hot Standby構成を実現する「Continental Clusters」だ。被災直後の精神状態では、複雑な復旧手順の実施は望めない。
「Continental Clusters」を導入した環境なら、災害発生時の人の判断や手作業を最小限に抑え、半自動化運用によって安全に業務を再開できる。RTOレベルが数時間と短い場合、またはシステム切換え時の運用性を重視する場合には、こちらのソリューションが適している。
そして、いかなる状況においてもシステムの完全な連続可用性を保障する、HP NonStop サーバとHP Storage Works XPディスクアレイを利用したActive-Active構成による「NonStop RDF/ZLT」がある。DR(ディザスタリカバリ)サイトにおけるデータの一貫性を保障(RPOがゼロ)し、本番業務へのパフォーマンス影響も皆無という、早期復旧を可能にする災害対策IT環境として定評がある。
弊社では、この他にも様々なソリューションを用意しているが、RTO/RPOの向上を最大化したいというニーズに対しては、Active-Active構成が現実解となってくる。 |
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日本ヒューレット・パッカード株式会社
テクニカルセールスサポート統括本部
シェアードサービス本部
NonStop技術部
部長
原 利光
事業継続を実現するシステムを考えた場合、例えば重要なアプリケーションを動かす際には、まずは1サイト内での高可用性をもたせるクラスタを組むことになる。それが、やがて「Continental Clusters」のようなミドルウェアを用いることで、複数サイトへと連携させていくことで、ビジネスの継続性を維持することが可能になる。
しかし、一方で運用面はしだいに複雑化することになり、複数サイトを束ねるにはそれなりの知識や技術が求められ、運用コストの負荷も増加することになる。
こうした状況にあって、まさに真価を発揮するのが、これから紹介する「HP NonStopサーバ」だ。HP NonStopサーバは1台だけでも、通常のUnixやWindowsのクラスタとは比べようもない無停止性を発揮する。さらに、災害対策用として複数のノードを接続した場合でも、シングルシステムとして運用管理が行えるため、負荷が増えないのが特徴になる。
HP NonStopサーバの基本機能の1つ、フォールトトレランスに関しては、プロセッサーを二重化したDMR(Dual Modular Redundancy)と三重化したTMR(Triple Modular Redundancy)のモデルを用意して高い可用性を実現している。
とりわけ、他社のFTサーバにはない特徴としては、複数の筐体をまたがった形で論理プロセッサーが構成されている点にある。これにより、例えばTMR構成では1つのプロセッサーが故障しても、残る2つのプロセッサーにより処理が継続されることにより、まったくサービスに影響を与えることがない。
この他にも、データインテグリティ(データ整合性)やリニアスケーラビリティ(直線的拡張性)のような基本機能を備えるHP NonStopサーバに、「NonStop RDF」という災害対策のミドルウェアを載せることで、可能な限り遅延を小さくした災害対策システムを構築できるようになる。このHP NonStopサーバによるレプリケーションのソリューションにはいくつかあるが、ここでは「NonStop RDF」と「GoldenGate」を紹介する。
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ビジネス・コンティニュイティの
追求災害対策ソリューション
〜 NonStop RDF |
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NonStop RDFは、HP NonStopサーバのOSに組み込まれたトランザクションマネージャ「NonStop TMF(Transaction Manager Facility)」によって、HP NonStopサーバ間のトランザクションのレプリケーションを行うHP純正のソフトウェア製品だ。
プライマリ側とバックアップ側はExpandというプロトコルで結ばれており、TMFのトランザクションログからExtractorが必要な変更情報が抜き出してバックアップ側へ転送する。バックアップ側では、Receiverがこの情報を受け取りイメージトレイルに溜め込み、複製先のデータベースに変更分を適用するしくみになっている。差分情報は逐次転送されるため、数秒以内の遅れで同期を取ることが可能で、高速かつHP NonStopサーバのパフォーマンスが大幅に低下することもない。
また、NonStop RDFの非同期方式に対して、同期方式と同等の整合性を保証するためのソリューションとして、「ZLT(Zero Lost Transaction)」が用意されている。NonStop RDFによるレプリケーションとHP Storage Works ディスクアレイXPによるミラーリングを組み合わせたZLTにより、リアルタイムにトランザクションをバックアップ側にコピーできるようになる。
さて、もう1つのレプリケーションのソリューションとして「GoldenGate」がある。NonStop RDFとの大きな違いは、異なるプラットフォームやDBMS間でのレプリケーションを可能にする点にある。アプリケーションを即座に起動する必要はないが、データは退避させておきたいといったニーズにGoldenGateを用いれば、バックアップ側のコストを低く抑えることが可能になる。
さらに、Active-Active型(共有式)の運用スタイルに対応できるのも違いの1つ。通常は、プライマリとバックアップを同一の業務で運用して、災害時にはダウンした一方を肩代わりするように、もう一方で縮退運転することができるようになる。 |
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