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日本ヒューレット・パッカード株式会社
NonStopソリューション技術本部
雑賀 充宏 |
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ここでは、メインフレーム・モダナイゼーション(MFM)について、構築技術の視点から説明する。モダナイゼーションとは、最適化あるいは近代化を意味するもので、MFMではメインフレームのインフラ基盤をオープン化するだけでなく、その上の管理や情報のレイヤまでを含めた最適化を可能にする。
複雑化および乱立した今日の情報システムは、都市に例えると住居地域や商業地域などの用途が混在し、道路も複雑に入り組んだ状態といえる。
これをモダナイゼーションするには、2つの方法が考えられる。1つは、コンソリデーションや標準化によりマンションやオフィスビルを建て、そこに適材適所にモノを入れていく方法。もう1つは、都市の構造そのものを変えて、商業などの用途に沿ってシステム全体のアーキテクチャを再構築していく方法だ。
ここでは後者の方法を紹介するが、重要なことはそこで生活しながら変えていくということ。つまり、全体最適化を実現する中で、部分最適も図るということになる。
再構築には共通基盤が必要だが、これを提供するのが「HP NonStopサーバ」だ。その特長は、耐障害性と拡張性を兼ね備え、金融や流通などの各業界のミッションクリティカルの分野で、24時間止まらない運用を可能にする。
また、基本構造は、図のようになる。共通基盤の「統合EDI」で様々なチャネルを統合化し、「統合Integration Hub」では、各サブシステムを振り分ける連携の仕組みを構築する。さらに、「統合マスタシステム」では、各サブシステムのマスタ類を基に、全社的な統合マスタを整備する。
そして、これらが整備されることで、データに一連の流れが生まれ、統合情報サービスであるDWHによる展開が可能になる。
実際の構築には、5つの基本アーキテクチャ(I型〜V型)を状況に応じて組み合わせて行く。例えば、一般的なアプローチ手法は統合EDIから構築していくやり方(I型)で、取り組みやすく効果も測りやすい。その他にも、統合連携(HUB)基盤から進めるII型や、統合DB基盤/DWHのIII型などがある。
事例で登場いただいた中北薬品様の場合は、統合EDIから構築されて、コードの共通化、全社導入、それからサブシステムを最新のものへと変えられて、戦略型の情報システムを構築されている。
HPはまた、このようなMFM構築を支援するサービスソリューションも提供している。1つは、MFM構築サービスで、アセスメントや現行資源の分析等を最初に行い、計画から設計、開発、導入、運用までをサポートする。ITインフラの設計にはノウハウと実績が重要になるが、HPには様々なプラットフォームを扱っている強みがある。
もう1つは、アセスメントサービスで、ヒアリング要件調査から資産分析、移行シナリオ検討、分析報告までをサポートする。
以上のように、NonStopサーバを導入することで、MFMに不可欠な共通基盤の構築による全体最適化と部分最適化が実現できるようになる。
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NonStopによるモダナイゼーション |
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