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SPECpower_ssj™2008は、サーバクラスのコンピュータの電力とパフォーマンスの特性を評価するための新しいSPECベンチマークです。この測定値により、サーバのエネルギー効率を比較することが可能となり、さまざまな負荷状況においてサーバが必要とする電力量が判断できます。SPEC(Standard Performance Evaluation Corporation)ベンチマークであるSPECpower_ssj™2008は、SPECコンソーシアムが維持・管理しているベンチマークで、ベンチマーク結果を公正に比較するための方法をサーバベンダーに提供します。 |
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SPECpower_ssj™2008では、システムによって処理される作業量を「ssj_ops」という単位で測定します。このベンチマークでは、様々な負荷状況における電力消費を13回の間隔で測定します。まず、システムの最大処理能力で3回の間隔(通常は各240秒)を実行します。この3回の間隔は、システムの100%のパフォーマンスレベルに対してベンチマークの較正を行うもので、最終的なベンチマーク結果の計算には含まれません。次に、100%のパフォーマンスレベルからアクティブアイドル状態まで、10%刻みでワークロードを下げて、それぞれの負荷状況のシステムパフォーマンスと電力消費を測定します。ベンチマークの測定時には、周辺温度が20°Cを下回らないようにするなど、従うべき一定の環境要因があります。 |
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| 図1: |
SPECpower_ssj™2008のワークロード |
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SPECpower_ssj™2008の主要なメトリクスは、「overall ssj_ops/watt」(ワットあたりの総ssj_ops)です。このメトリクスは、すべてのターゲットロードに対するssj_opsスコアの合計を、「アクティブアイドル」(0%の使用率)の測定間隔も含めたすべてのターゲットロードに対する平均消費電力の合計で除算して算出されます。SPECpower_ssj™2008ベンチマークの結果は、SPECのWebサイトhttp://www.spec.org/power_ssj2008 (英語)から入手できます。
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| 図2: |
SPECpower_ssj™2008ベンチマークのメトリクスのサンプル |
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SPECpower_ssj™2008のワークロードは、3階層システムとなっていますが、この3階層はすべて同じサーバで実行されます。 |
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| 図3: |
SPECpower_ssj™2008の3階層ワークロード |
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この3階層モデルは、注文処理、注文ステータスの確認、在庫レベルと納品の管理、および顧客データに関するレポートの実行を行う卸売業務をシミュレートします。このワークロードは、OLTPデータベースのワークロードと似ていますが、バックエンドのデータベースシステムよりも、サーバサイドJava駆動(ssj)の中間層に重点を置いています。SPECpower_ssj™2008では、商用DBMSなしでバックエンドのデータベースが実装されますが、このデータベースはインメモリのJavaオブジェクトとして実装され、トランザクションはXMLに記録されます。現在、マルチコアプロセッサは急速に標準となりつつあり、ほとんどのSPECpower_ssj™2008ベンチマークで、複数のJava仮想マシンが同時実行されることが予想されます。 |
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HPは、SPEC CPU2006、SPECweb2005、SPECjAppServer2004などのSPECベンチマークにおいて、長い間リーダーとしての地位を確保してきました。HP ProLiantサーバおよびサーバブレードでは、これまで数百件ものSPECベンチマークを提出してきました。ProLiantサーバおよびサーバブレードの業界トップの性能を示すために、HPでは今後もSPECベンチマークを使用します。 |
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