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ここではx86サーバーにおける一般的な技術用語のなかで、ATA(Advanced Technology Attachment)に関係するものをまとめています。
- ATA(パラレルATA)
ATAとは、Compaq Computer等が開発した安価なハードディスク接続方式であるIDE(Integrated Drive Electronics)を標準化した規格を指します。ATAの規格の種類は以下のとおりです。
| 規格 |
呼名 |
転送モード |
最大転送速度 |
信号線 |
| ATA |
IDE |
- |
8.33MB/s |
40本 |
| ATA-2 |
Enhanced IDE |
- |
16.7 MB/s |
| ATA-3 |
Enhanced IDE |
- |
16.7 MB/s |
| ATA-4 |
Ultra ATA 33 |
Ultra DMA 33 |
33.3 MB/s |
| ATA-5 |
Ultra ATA 66 |
Ultra DMA 66 |
66.7 MB/s |
80本 |
| ATA-6 |
Ultra ATA 100 |
Ultra DMA 100 |
100 MB/s |
| ATA-7 |
Ultra ATA 133 |
Ultra DMA 133 |
133 MB/s |
以上の規格は、ハードディスクとコントローラー間でデータビットをパラレルに転送することから、パラレルATAと呼ばれています。パラレルATAでは、安価なハードディスクを使用しており、各規格間の下位互換性を維持しながら、1つのATAコネクターに最大2つのデバイスを接続できます。コントローラーおよびハードディスクのコネクターは40ピンとなっていますが、接続に使用するケーブルがATA-5以降は80芯となっているため、ATA-5以降のデバイスを接続する場合は、80芯に対応したケーブルが必要となります。パラレルATAは、以前はデスクトップ製品とノートブック製品で中心的に使用されており、低価格帯のサーバーでも一部で採用されていましたが、現在では、殆どのデスクトップ製品と低価格帯のサーバーにおいて、次項で説明しているシリアルATAが採用されています。
- シリアルATA
シリアルATA(以下SATA)は、ATA 133(ATA-7)を越えるパラレルATAの速度の向上を阻む電気的なシグナリング、ケーブリング、およびデータ堅牢性の問題に対応した技術です。SATAは、より低いシグナリング電圧、エンドツーエンドのデータ保護、ホットプラグ機能、およびコネクターピン数の減少を実現し、パラレルATAのケーブルと比較して、細くかさばらないケーブルによる簡単な配線を可能にしています。コントローラーとハードディスクの接続はポイント・ツー・ポイント形式で、コントローラーポートあたり1台のハードディスク接続となるため、パラレルATAより高速なデータ転送が可能です。SATAは現在発売されているデスクトップ製品および低価格帯サーバーにおける標準的なハードディスクインターフェイスとなっています。(一般的にデスクトップ製品のSATAハードディスクはホットプラグには対応していません。)
SATAはパラレルATAとハードウェアの互換性はありませんが、ATAプロトコルは完全な互換性があるため、既存のATAデバイスドライバーを利用できます。現在の主流は第二世代のSATA Revision 2に準拠した製品となっており、最大データ転送速度が3.0Gb/sで、ドライブ内部での入出力処理を最適化するNCQ機能が実装されている等の特徴があります。SATAに関するより詳細な情報は、ホワイトペーパー「Serial
ATA technology(英語)」を御覧ください。
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SATAケーブル(写真中央) |
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パラレルATA
(ATA-7) |
SATA 1.5Gb/s |
| 帯域幅 |
133MB/s |
150MB/s |
| 電圧 |
5V |
250mV |
| ピン数 |
40 |
7 |
| ケーブル長 |
45.7cm(18インチ) |
100cm(39インチ) |
| 1ケーブルあたりの接続デバイス数 |
2 |
1 |
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