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サーバーを選択する際には、電源に関する考慮が必要となります。HP ProLiantサーバーの消費電力量は、同じ機種でも構成やプロセッサーのクロック周波数により異なる場合があります。したがって、サーバーに必要となる電源容量を確認して、設置予定の場所に用意されている電気設備に適合可能かどうかを事前に検討することはとても重要です。以下に、サーバーの電源に関して考慮すべき点を記載します。
- サーバーに必要な電源容量を確認する
同じ製品名のサーバーであっても、サーバーを構成するプロセッサーの種別、メモリの枚数、ディスクの本数、拡張カードの種別などによって、サーバー全体の最大消費電力は大きく変わります。
設置予定場所で必要となる電力量を見積もるためにも、必ず製品の電源仕様をご確認ください。HPでは、簡単な目安として用いることができるように、各サーバーのシステム構成図のOVERVIEWのページで想定した構成における消費電力量を掲載しています。また、より正確な各構成に基づいたサーバー最大消費電力量を求める際に利用するツールとして、HP Power Advisorを用意しておりますので、必要に応じてご利用ください。HP Power Advisorは「HP ProLiant Energy Efficient Solutions」のページからダウンロードできます。サーバー設置予定場所で用意できる電力量に余裕が無い場合は、HP Power Advisorを使って、その構成の最大消費電力量を求めることをお勧めいたします。
- リダンダントパワーサプライ構成を検討する
MLおよびDLラインのHP ProLiantサーバーは、機種によって2つ以上のパワーサプライを搭載できますが、1つのパワーサプライだけで、プロセッサー、メモリ、ディスク等を完全に搭載した構成をサポートします。ただし、1つのパワーサプライでサーバーを構成した場合、そのパワーサプライが単一障害点となるため、HPでは可用性向上の観点からパワーサプライの追加を推奨しています。尚、G6サーバーでは、多くのサーバーで共通に利用可能な高効率パワーサプライを搭載できるようになっています。この高効率パワーサプライは、様々な構成で要求される電力量に対応できるように、460W、750W、1200Wの3種類の容量が用意されています。リダンダント構成を取る場合には、容量の異なるパワーサプライの混在はサポートされておりませんので、ご注意ください。
- ブレードサーバーにおける電源構成の注意
HP BladeSystem c-Classでは、サーバーブレードとパワーサプライを一つのエンクロージャー内に搭載する形となりますので、稼動させるサーバーブレードの台数と要求される電源冗長化レベルに応じて、必要なパワーサプライの搭載数が決定されます。c7000エンクロージャーの場合、1台のエンクロージャーには、最大16枚のサーバーブレードと8枚のインターコネクトモジュールを搭載可能となっているため、非常に多くの電力量を確保する必要があります。
ブレードサーバーの動作に必要な電力量を正確に見積もるために、「HP
BladeSystem Power Sizer」のページから入手できるHP
BladeSystem Power Sizerツールを利用してください。
ブレードサーバーの詳細な電源構成方法、コンポーネントの構成方法、およびHP BladeSystem Power Sizerの利用方法に関しては、「HP
BladeSystem c-Class プランニングガイド」を御覧ください。
- 200V電源が必要な構成と200Vを使う注意点
日本で用いられている商用電源は100Vと200Vが一般的ですが、200Vの方が電気の利用効率は良いため、用意できるのであれば200Vで運用することを推奨いたします。HP
ProLiant MLサーバー、DLサーバーでは、AC入力電圧の許容範囲が100V〜240Vとなっている為、100Vおよび200Vの両方の電源が使用できます。尚、BLサーバーはc7000エンクロージャーで2400Wパワーサプライを利用する場合に限り、200V専用となっており、100Vでは使用できません。その他、HP
ProLiantサーバーの純正オプションも100V及び200V両方で利用可能ですが、UPSとPDUは100V用と200V用で製品が異なりますので、注意が必要です。尚、200V仕様のUPSおよびPDUは、入出力とも200Vとなりますので、併せてご注意ください。
日本国内販売向けのHP ProLiantサーバーには、IEC320C13−NEMA 5-15Pの100V仕様の電源ケーブルが添付されています。200Vの電源にHP
ProLiantサーバーを接続する場合は、IEC320 C13−C14の電源ケーブルが必要となります。このケーブルは、ラックマウント型のHP
ProLiantサーバーおよび200V仕様のPDUに標準で添付されていますが、PDUのオプションとして単体で入手することも可能です。
以下に、100V仕様と200V仕様のコンセント/プラグの形状比較を示します。
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コンセント側 |
プラグ側 |
プラグのイメージ |
| 100V 仕様 |
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| 5-15R |
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| 5-15P |
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200V仕様
PDUとサーバー間 |
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| IEC320 C13 |
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| IEC320 C14 |
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200V 仕様
UPSの出力(一部)など |
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| IEC320 C19 |
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| IEC320 C20 |
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| コンセントとプラグ形状の比較 |
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DL585 で200V仕様のコンセントを使う場合は、専用オプションを利用します。DL585側がIEC320
C19となり、その他のHP ProLiantサーバーと形状が違います。 |
| ※ |
200Vで構成を検討する場合は、PDUやUPSの出力コンセントを確認して下さい。 |
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