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導入する前のアドバイス

2.3. HP ProLiantサーバのメリット

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2.3.2. HP ProLiantサーバのメリット・その2 ― 高性能なデバイスドライバ

HPでは、HP ProLiantサーバで動作する各OS用に、そのOSで最大のパフォーマンスを実現する、最適化されたデバイスドライバとユーティリティを ProLiant Support Packと呼ぶパッケージで提供しています。以下に、ProLiant Support Packの概要と、ネットワーク接続に高い信頼性を付与する、HPの高性能なネットワークチーミングドライバを紹介します。
  • 高性能なHP製ソフトウェアをパッケージ ― ProLiant Support Pack
    ProLiant Support Pack (以下PSP)は、HPサーバサポートソフトウェアを特定のOS向けにバンドルしたもので、Microsoft Windows、Linux、Novell NetWareのOS毎に提供しています。Microsoft Windows OS用のPSPには複数のSmartコンポーネント(最適化されたデバイスドライバやマネジメントエージェント、ユーティリティといった自動インストール可能なコンポーネント)とそれらをインストールするHP Smart Update Managerが含まれています(PSP7.90以降)。PSP付属のSmart Update Managerでは、PSP内のSmartコンポーネントを一括インストールできるだけでなく、すでにインストールされているSmartコンポーネントの自動更新も可能となっています。このように、PSPはシステムソフトウェアを効率的にインストール、アップグレード、および管理する上で必要な情報と柔軟性を提供しているので、PSPを活用することでサーバメンテナンスコストを削減できます。
    PSPはHP ProLiant 300/500シリーズの全てのHP ProLiantサーバに無償で添付しているSmartStart CDに含まれています。また、HPのWebサイトから最新版をダウンロードして無償で使用することもできます。

  • ネットワークの可用性を向上 − ネットワークチーミング
    ネットワークチーミングとは、複数のネットワークアダプタをまとめて、仮想的な1つのネットワークアダプタを形成する技術です。、ネットワークチーミングを構成すると、通信経路が冗長化されるため、物理ネットワークアダプタ、ケーブル、スイッチやハブのポートなどが故障した場合でも、冗長化された何れかの経路が利用できる限り、継続して通信を行うことができます。ネットワークチーミング形成時の通信帯域は、構成により異なり、ネットワークチーミングを形成している全てのネットワークアダプタで送受信を行うためには、接続するスイッチ側の対応が必要となります。
    HPでは、このネットワークチーミングを実現するためのデバイスドライバを設定ユーティリティとセットにして、「HP ネットワークコンフィギュレーションユーティリティ」というSmartコンポーネントでMicrosoft Windows Server OS用に提供しています。(Linux用には提供しておりません。)このネットワークチーミング用のデバイスドライバは、通常のネットワークアダプタ用のデバイスドライバとは分けて提供していますので、必要に応じてインストールすることができます。(ネットワークチーミング環境下では、通常のネットワークアダプタ用のデバイスドライバと、ネットワークチーミング用のデバイスドライバが連携して動作します。)

    ネットワークチーミングの構成は、以下の4つの種類から選択できます。

    • ネットワークフォールトトレランス (NFT)
      通常は1つのネットワークアダプタで送受信を行い、そのアダプタが障害となったとき、待機していたネットワークアダプタが代わりに送受信を行うという構成です。

      NFTの動作概要
      NFTの動作概要

    • 送信ロードバランシング (TLB)
      送信は全てのネットワークアダプタで負荷分散して行いますが、受信は1つのネットワークアダプタのみで行う構成です。受信に使用しているネットワークアダプタが障害となった場合、他のネットワークアダプタが代わりに受信を行います。

      TLBの動作概要
      TLBの動作概要

    • スイッチアシストロードバランシング (SLB)
      全てのネットワークアダプタで送受信を行う構成です。サーバ側は送信の負荷分散のみを行い、受信側の負荷分散はスイッチ側の機能に依存します。

    • 802.3ad ダイナミック
      SLBと同様に、全てのネットワークアダプタで送受信を行う構成です。IEEE 802.3adで規定されているLACPパケットを送信してダイナミックにネットワークチーミングを形成します。

      SLBおよび802.3ad ダイナミックの動作概要
      SLBおよび802.3ad ダイナミックの動作概要


      追加の有償ライセンス「Intelligent Networking Pack」を購入すると、上記に加えて、2つのネットワークチーミングをまとめて1つにする、デュアルチャネルチーミングなどの追加機能を使用することができるようになります。

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