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ディスクへのバックアップ |
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ディスクへのバックアップを行うテストシナリオとして、MSA20エンクロージャ1台をMSA1500アレイに追加し、図8で示す構成を行いました。
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| 図8.ディスクへのバックアップを行うシナリオとして、MSA20 エンクロージャを MSA1500 アレイに追加 |
250GB SATAディスクドライブ12台をMSA20エンクロージャに搭載し、1つのアレイとして構成しました。このアレイから
RAID5、RAID6、RAID1+0 論理ドライブを作成し、Exchangeサーバでバックアップテストを実行しました。 |
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Data Protectorを使って、新しく作成した論理ドライブに対して単一のSGバックアップを実行しました。表6は、テスト結果を示しています。
| 表6. ディスクへのバックアップのテスト結果 |
| RAIDのタイプ |
バックアップ速度(GB/h) |
リストア速度(GB/h) |
| RAID1+0
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133
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109
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| RAID5 |
109 |
120 |
| RAID6 |
92 |
120 |
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ディスクにバックアップしてからテープにバックアップする 2 ステージバックアップは、バックアップウィンドウ内に高速テープ
デバイスを使用できないときに効果的です。たとえば、複数のアプリケーションやサーバがテープ ドライブを共有している場合、テープドライブはいつでも使用可能な状態ではありません。しかし、専用のバックアップ
ディスクがあれば、テープドライブの状態に関係なくバックアップ処理を完了できます。ディスクへのバックアップをバックアップウィンドウ内に完了しておき、後でテープドライブが使用可能な状態になったときにデータをテープに移すことができます。
ディスクにはテープのマウント時間やシーク時間などのオーバーヘッドがないので、ディスクへのバックアップによりリストア時間を短縮することもできます2 。
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| 2 |
同等の速度のテープ ドライブを使ってバックアップとリストアを行った場合。 |
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イーサネットを介したバックアップ |
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これまでに説明したように、HP BladeSystemサーバは、モデルによって2つまたは4つの1Gbイーサネットポートを装備しています。このイーサネットポートは、HP
BladeSystemエンクロージャに内蔵されているイーサネットスイッチに均等に配分されています。
図9は、このような構成に基いて、Ultrium 460テープドライブをSCSI接続した外部サーバを使用するテストシナリオを示しています。
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| 図9.テープ ドライブをSCSI接続した外部サーバを追加し、イーサネットを介してバックアップ |
このテストシナリオでは、ExchangeサーバはHP BladeSystem エンクロージャに実装されていますが、ファイバ接続のターゲットへのストリーミングは行いません。バックアップ
データは、イーサネットネットワークを介して、テープドライブが直接接続された外部サーバに伝送されます。別のサーバがホストするリモート バックアップ
デバイスが存在するので、テープデバイスの同時実行レベルは常に1になります。
また、この環境でベースラインを設定するために、外部サーバ上にNULバックアップデバイスを作成しました。 |
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表7 は、NULデバイスとUltrium 460テープドライブを使ったテストの結果です。
| 表7. テープドライブとNULデバイスを使ったイーサネットバックアップ
テストの結果 |
| 操作 |
データ速度(GB/h) |
| NUL |
テープ |
| バックアップ
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SG×1
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117 |
113 |
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SG×2 |
156 |
144 |
| リストア |
SG×1 |
N/A |
120 |
| |
SG×2 |
N/A |
145 |
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一般的に、イーサネットを介してバックアップとリストアを行うと、ファイバチャネルの場合よりもCPU使用率が増大します。本書でこれまでに紹介したテストでは、使用するSGの数にもよりますが、CPU使用率は
10〜20% の範囲です。
表8 は、イーサネットを介したバックアップとリストアでの CPU 使用率を示しています。
| 表8. イーサネットを介したバックアップでのCPU使用率 |
| 操作 |
Exchangeサーバ
(3.2GHzデュアルプロセッサ) |
バックアップサーバCPU
(2.8GHzデュアルプロセッサ) |
| バックアップ |
1 ストリーム |
30% |
20% |
| 2 ストリーム |
53% |
29% |
| リストア |
1 ストリーム |
20% |
27% |
| 2 ストリーム |
33% |
54% |
CPU使用率は上記の数値ですが、イーサネット ネットワーク使用率は1Gbpsで最高35% となります。
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イーサネットを介したバックアップテストでは、高速 iSCSI をサポートする経済的なデバイスであるHP
デュアルNC370iマルチファンクションネットワーク アダプタを使用したテストも行いました3 。NC370iアダプタは、ネットワーク通信の機能強化、サーバブレードでのCPU
使用率の低減、ITインフラストラクチャの簡素化という特長を備えています。
詳細は、http://h50146.www5.hp.com/products/servers/proliant/options/nic.html
(http://h18004.www1.hp.com/products/servers/networking/nc370i/index.html (英語))
を参照してください。
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| 3 |
NC370iは、将来的に、TCP/IP オフロードエンジン(TOE)とリモートダイレクトメモリアクセス(RDMA)をサポートする予定です。 |
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| 注記: |
NC370i は、将来的に、TCP/IPオフロードエンジン (TOE) とリモート ダイレクトメモリ アクセス (RDMA)
をサポートする予定です。 |
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本書のテストでは、NC370アダプタを外部サーバに実装し、HP BladeSystem では標準搭載のNIC2枚をNC370iと交換しました。標準ドライバを実装し、拡張機能は使用していません。
表9は、テスト結果のまとめです。
| 表9. |
NC370iアダプタをHP BladeSystemの標準NICと交換して実施したテストでのデータ速度とリソース使用率 |
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| 操作 |
データ速度 (GB/h) |
ExchangeサーバのCPU
使用率 |
バックアップ サーバの CPU使用率 |
ネットワーク |
| バックアップ |
1ストリーム |
NUL×1 |
180 |
24% |
23% |
42% |
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2ストリーム |
NUL×2 |
305 |
63% |
42% |
67% |
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4ストリーム |
NUL×4 |
380 |
99% |
56% |
89% |
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テープ×4 |
377 |
99% |
53% |
84% |
| リストア |
4ストリーム |
テープ×4 |
355 |
88% |
91% |
75% |
テスト結果からわかるように、NC370iアダプタを使用すると、データ速度は格段に速くなり、CPU使用率もそれに伴って増大します。 |
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【TOEによるCPU使用率の低減】
イーサネットを介したバックアップで CPU 使用率が増大するのは、サーバでの処理が必要な TCP/IP操作が発生するためです。NC370iアダプタでTOEをサポートすると、CPU使用率が大幅に低減し、ファイバチャネルによるバックアップ程度にまで下がる可能性があります。CPU使用率が実際にこのレベルまで低下すれば、標準イーサネットネットワークでのバックアップおよびリストアでも、350GB/hを超えるデータ速度が可能になります。 |
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イーサネットを介したバックアップは、運用環境において、サーバに対するユーザ負荷が大幅に低減する時間帯にバックアップを実行する場合に適した方法です。リストア中にユーザが操作を行う場合には、サーバに対する負荷が更に増大するという点を考慮する必要があります。
NC370iアダプタを使用する場合、CPU使用率は増大しますが、スループットを向上することができます。ただし、TOEのサポートにより、CPUへの影響は軽減されると考えられます。
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