| 5 万年前 |
人類最初のテクノロジの跳躍: 洞窟の壁を塗ることから会話へと進みます。おそらく、舌や歯を使ってカチカチなどのクリック音を鳴らすことから始まったのでしょう。 |
| 5 千年前 |
4万5千年もの間、コミュニケーションの進化は、より良い音、より多くの音、より多様なしくみの音を出すというレベルに留まっていましたが、次の大きな一歩である「文書」が生み出されました。口頭で伝えた内容を使者が忘れはしないだろうかと、心配する必要がなくなりました。 |
| 600 年前 |
印刷技術の進歩により、文書はそこに記された情報を多くの相手に同時に広めるための媒体となりました。しかし、この後の4世紀の間、進化はコミュニケーションテクノロジそのものではなく、より優れた船や道路、より速い馬といった、交通の進歩により推進されます。 |
| 147 年前 |
大陸を横断できる電報システムが完成しました。たった1年前までは革命的なビジネスの進化ともてはやされていた郵便馬車は、突然、完全、そして決定的に廃れます。再びクリック音に戻りますが、このクリック音はほぼリアルタイムに大陸および海を渡って伝達されます。 |
| 131 年前 |
電話が、電線を通して声を伝達するようになりました。これにより、すぐに手紙に代わって、離れた相手と対話する主な方法となります。 |
| 120 年前 |
コミュニケーションテクノロジとエンターテイメントが、初めて映画というかたちでまとまります。 |
| 103 年前 |
マルコーニの無線電信技術により、クリック音はワイヤレスで送信できるようになりました。何マイルにもわたって立てられた電柱や銅線、そして何千人にも及んだ作業員も過去のものとなったのです。 |
| 101 年前 |
ラジオが音声を放送し、エンターテイメント、商業、戦争そして科学などのさまざまな分野で大きな変化の舞台を作り上げます。テクノロジはもはや、コミュニケーションの方法を変えているのではなく、コミュニケーションの方法が生活そのものを変化させているのです。 |
| 81 年前 |
声を伴う「トーキー映画」が出現したことにより、物語や映像、演劇、ダンス、音楽が銀幕上で統合され、現代の生活や芸術には欠かせない、総合エンターテイメントを作り上げます。 |
| 71 年前 |
テレビの登場により、余暇の過ごし方やお金の使い方が変わり始めます。結果的に、テレビは人々の間に一定の共通認識と体験を作り上げ、「コミュニティ」という言葉の意味を変化させました。 |
| 36 年前 |
最初の電子メールがネットワークで結ばれた2つのコンピュータ間で送受信されました。計算機として始まったこの装置は、個人およびビジネスのコミュニケーションを根本的に変化させ、浸透していきます。 |
| 34 年前 |
ひとりの研究員が、競合会社にいるライバルに電話をかけました。路上で、携帯電話から。この一本の電話により、コミュニケーションは急速に、場所から場所ではなく、個人から個人へと変化し始めます。そしてその電話は、平穏だった通信サービス業界に、いわば波乱の前兆のようなメッセージを送ります。やがて競争相手という脅威が、どこからでもやってくるようになるのです。 |