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さて、本イベントのオープニングである基調講演のトップを飾ったのは、HP Software事業 シニアバイスプレジデントであるトーマス E・ホーガン(以下、トム)です。
トムは、ご参加いただいた多くのお客様に対しお礼を述べた後、まず、彼自身の着任後15ヶ月でのビジネスの進捗をサマリしました。変革に向けての基本的な姿勢としてはお客様、パートナー、アナリストの声・ニーズを“聞く”ことから始まったということです。
HP Softwareの目標を売り上げやHP全体での比率という経理的な目標でなく、お客様の問題点に如何に応えられるポートフォリオを実現するかという視点に置くようにしました。
マーキュリーの買収もこの目標に従ったものであり、ブランドをHP Softwareとして統一したのも、お客様の声からだ、ということです。そして、新製品を開発する、買収する、というだけでなく、製品を連携・統合し、ソリューションとして提供することにも力を注いできました。また、ビジネステクノロジーの最適化(BTO; Business Technology Optimization)実現に続く次のステップとして、ビジネス情報の最適化(BIO; Business Information Optimization)をあげ、この情報化社会において、有益な情報の管理が、更なるビジネスの発展につながることを主張しました。
そして、改めて、HP Softwareの目標をこう表明しました。
「HP Softwareの目標は、ここにお集まりのお客様それぞれが今まで以上に成功し、組織のなかでビジネス成果を発揮できることを支えるソフトウェア知的財産(IP)を提供することです。」
「したがって、業界でのアプリケーション、アプリケーション・サーバ、データベースのベンダと競合することはなく、お客様のこれらのテクノロジへの投資をより効果的なビジネス結果に結びつける役割をHP Softwareが果たします。」
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| 基調講演の様子 |
そして、HP Softwareの価値として、1) 自動化によるITの効率化、2) ビジネス要求とITが提供する優先度の連携、3) サービスやアプリケーション品質の向上 、4) 競争力向上のためのIT展開のスピード向上、5) ビジネス上のリスク低減の5つの分野について触れました。
その後、今回および最近発表された、新製品(Quality Center 9.2, Project Portfolio Management Center 7.0, SOA Center)のポイントを紹介し、最後に、当日朝に発表された、Webアプリケーションのセキュリティ評価ソフトウェアとサービスのリーディング企業である、SPI Dynamicsの買収計画(2007年6月19日に正式発表)を改めて紹介、HP 全社を挙げて重要性を増すHP Software事業の戦略的位置づけを訴求し、セッションを終えました。
続いて、HP 社CEO兼会長であるマーク・ハードが登場しました。
マークは、現在進めているHP自身のIT運用のスリム化を始めとした社内のIT変革プロジェクトを取り上げ、このプロジェクト成功の鍵は「ソフトウェア」にありと協調し、今後はソフトウェア分野に研究開発費全体の実に70%を投じると断言し、先のトムのスピーチをサポートしました。3年前は、この逆で、70%がハードウェアを中心としたソフトウェア以外、30%がソフトウェアへの研究開発投資だったそうです。
また、過去2年で20のソフトウェア会社を買収し、HPは世界第6位のソフトウェア会社となったことに触れ、今後もハードウェア、ソフトウェア、サービスの強化を図り、全社を挙げて戦略を実行していくと約束しました。
基調講演の最後は、HP CIOであるランディ・モットが、「完全なIT変革は企業の長期的な競合優位性の鍵となる」と述べ、今後3ヵ年のIT変革計画で実現すべき目標として、鍵となる、情報の効率的収集や、リスクの軽減の手法などを挙げました。
そして最後に、IT組織にどのようなイニシアティブが必要で、それを育てていける力が企業にあることが重要であると結びました。
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