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【52-02】HP Software 講座vol.29
HP LoadRunner softwareってどんなソリューションを提供できるの?

HP Software News vol.52 (2007.07.12発行)

HP Software

HP Software News TOP

Vol.52 TOP

【52-01】
HP Software Universe in ラスベガス レポート

【52-02】
HP Software 講座vol.29
HP LoadRunner softwareってどんなソリューションを提供できるの?

【52-03】
HP Software 講座vol.30
統合ITマネジメント・ソフトウェアを目指して・・・
〜マーキュリー社の歴史と今後のHP Softwareをひも解く〜

【52-04】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

HP Software News 2008年9月号 発行
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はじめに

HP Softwareの負荷・性能検証ソリューションHP LoadRunner software(以下、LoadRunner)。今回はこのLoadRunnerを用いた先進的な負荷テストについて、HP Softwareを販売する、日本HPの新人営業マンのAくんと先輩営業マンのNさんとのやり取りを通して、ご紹介したいと思います。

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ある日のオフィスでのA君とN先輩の会話
N先輩: 「そういえばA君、君の担当顧客の○△工業さんは最近どうだい?」
A君  : 「はい、先日納入したNNM(HP Network Node Manager software)は順調みたいです よ。でも最近はERPシステムのアップグレードプロジェクトで手がいっぱいのようで、なかなか新規でのHP Software製品の引合いは頂けていないんです・・・。何か次の良い提案ができないか、毎日考えているんですけどなかなか難しいですね。」
N先輩: 「そうか・・・。そういえばこの間、A君のもう一つの担当顧客の◎○電機さんでも同じようにERPシステムを新規で導入するって言っていたよね?その後の◎○電機さんはどうだい?」
A君  : 「それが、そちらも結構大変みたいなんですよ・・・。ERPシステムを導入したものの、当初の計画どおりのパフォーマンスも出てないみたいですし、システムの不具合も多発していて、毎日その対応で追われてしまっているようです。」
N先輩: 「そうか、それはとてもコストがかかってしまっているね。
ところで、A君は○△工業さんにも、◎○電機さんにも大切な提案を忘れていないかな?HP Softwareとしては、どちらのお客様にも素晴らしい提案ができるし、君は提案をしなければいけないよ!」
A君  : 「えーっと?? N先輩、どういうことですか!?」

負荷・性能検証ソリューションのご提案機会

皆様はアプリケーションの導入時やアップグレード時に、どのようなことに一番注目されますか?
例えば、アプリケーション導入時には、そのアプリケーションがビジネス要件に適合しているかどうか、また、導入後はアプリケーションの予期せぬパフォーマンス問題や、ボトルネックによって運用環境でのダウンタイムの発生がないかどうかなど、アプリケーションが多様化し、そしてそのアプリケーションの如何によってはビジネス自体に大きな影響を及ぼしかねない昨今では、かなりシビアな問題が山積みだといえます。

HP Softwareでは、そのようなアプリケーションの新規導入やアップグレードの際に、パフォーマンスやボトルネックの事前検出、および運用環境での性能問題を回避する「負荷・性能検証ソリューション」をご提案しています。

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再び、オフィスでのA君とN先輩の会話
A君  : 「なるほど(・。・)。それでは早速お客さまに負荷・性能検証ソリューションをご提案しなければいけないですね!!」
N先輩: 「そうだね。だけど、一言に負荷テストといっても、そこには色々な課題があるから、まずは負荷テスト上の課題を正しく理解したうえで、お客様にとってメリットのあるご提案をしなければいけないよ。」
A君  : 「ところで負荷テストにおける課題って、具体的にはどのような内容なんですか?」
N先輩: 「おいおいA君・・・。君はHPの営業マンだろ?しっかり頼むよ!はぁ・・・(-_-;)。」

負荷テストにおける課題

負荷・性能検証ソリューションの導入を考える上で、以下のような課題が考えられます。

  • システムの大規模化

  • ・大規模システムの負荷テストをどの様に実現すればよいのか

  • 複数回に渡る負荷テストの実行が必要

  • ・1回の負荷テスト実行で要求通りの結果が得られれば良いが難しい
    ・目標のパフォーマンスを得る為には、負荷テスト、チューニングの繰返しが必要となる

  • 多岐に渡るシステム環境での負荷テストの必要性

  • ・Web環境のみでは無く、様々なシステム環境での負荷テストが必要と言える

  • 単に測定するだけでは無く、ボトルネックの正確な把握が必要

  • ・負荷テストを実施し、結果は得られたものの、ボトルネックの正確な把握が難しい

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再び、オフィスでのA君とN先輩の会話
A君  : 「なるほど(・。・)。 負荷テストを行ううえでは色々な課題があるんですね。じゃ、この課題を解決するには・・・」
N先輩: 「それはLoadRunnerの機能を使って解決することができると思うよ。」
A君  : 「LoadRunner・・・ですか?具体的にはLoadRunnerを使用してどうやって課題解決ができるのでしょうか?」
N先輩: 「そうだね。それは・・・」

HP LoadRunner softwareによる負荷テストにおける課題解決

HP Softwareの先進的な負荷テストツールである、HP LoadRunner softwareは、統合的な負荷テストとチューニングおよび診断までを一つの管理ポイントから実行することを可能にする製品です。具体的には以下のような機能によって、負荷テストにおける課題をクリアにします。

  • 手作業では実行不可能な「大規模負荷」、「同時負荷」の実現

  • → 本稼動後の拡張性と可用性を事前に把握することを可能にします。

  • きめ細かなシミュレーション・シナリオの作成

  • → より実環境に近い環境で、複数回にわたって正確な性能検証を行い、最適なキャパシティプランニングを可能にします。

  • Web環境だけではなく、ERPやDB等、あらゆる環境における自動負荷テストの実行

  • → 新規アプリケーションおよびアップグレードされたアプリケーションが、目的のパフォーマンス要件を満たしているかどうかを検証することができます。

  • パフォーマンス分析と診断機能

  • → 開発ライフサイクルにおけるボトルネックを迅速に検出・特定し、パフォーマンスの改善を効率的に実現することができます。

  • 負荷テストの自動化

  • → 正確な負荷テストを短時間で行い、また夜間や休日を活用することでさらに効率化を図ることができます。

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再び、オフィスでのA君とN先輩の会話
A君  : 「なるほど(・。・)。でも私はLoadRunnerを販売したことがないし、何だかとても複雑で難しそうな製品ですね。私でも正しく提案ができるか心配だなぁ・・・。」
N先輩: 「LoadRunnerはとてもシンプルな製品構成になっているんだ。具体的には4つの機能(ソフトウェア・コンポーネント)で構成されるんだけど、分かりやすく説明すると、(1)スクリプトと負荷シナリオを作成する機能、(2)負荷テスト全体の設計とテストデータの収集を行う機能、(3)シナリオに基づいて負荷テストを実行する機能、(4)テストデータの解析を行いレポートする機能、といった4つなんだ。」

LoadRunnerのソリューション構成と主な機能

LoadRunnerは、以下4つの機能(ソフトウェア・コンポーネント)で構成されます。

■ LoadRunner 仮想ユーザジェネレータ
[機能概要]
(1)-1  自動スクリプト生成
アプリケーション上での実際のビジネスプロセスを記録して、自動スクリプトを生成します。
(1)-2  シミュレーション・シナリオの作成
レスポンス測定ポイントの設定や、入力データのパラメータ化、検証ステップの追加、思考遅延   時間、キャッシュ使用、使用帯域幅などで、実際のユーザの動作に限りなく近いシミュレーションシナリオを作成します。

■ LoadRunner コントローラ
[機能概要]
(2)-1  負荷シナリオ設計と実行
仮想ユーザジェネレータで作成した「スクリプト」と「負荷シナリオ」を組み合わせて設計し、負荷テストの実行コントロールを行います。
(2)-2  レスポンスタイム収集
仮想ユーザシナリオに設定されている測定ポイント毎のレスポンスタイムを収集します。
例えば、下記のようなeコマースWebサイトの負荷テストを行う場合、

例)▼“ログイン”→ ▼“商品の選択” →▼“注文入力処理”

という“▼”で示した個別の画面は勿論のこと、一連のユーザ動作(プロセス全体)に関しても、「アプリケーション」「ネットワーク」「システム」などのシステム構成要素をモニタリングし、レスポンスタイムを収集します。

■ LoadRunner ロードジェネレータ
[機能概要]
(3)     負荷テストの実行
コントローラからの指示に基づいて、数百・数千といった仮想ユーザにおける負荷テストを同時に実行します。ロードジェネレータは複数のシナリオを定義可能です。

■ LoadRunner アナリシス
[機能概要]
(4)-1  収集したデータのグラフ化
負荷テスト中に自動取得されたデータをグラフ化し、負荷状況を可視化します。
(4)-2  負荷テスト結果のレポート作成
複数のテスト結果をマージさせ表示することが可能であり、多元的にシステムを解析致します。
(4)-3  Webページブレイクダウン
Webページを構成する各要素のダウンロード時間を切り分けレポートします。ネットワークとサーバの処理時間の比較結果もレポート可能です。

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再び、HPオフィスでのA君とN先輩の会話
A君  : 「なるほど(・。・)。LoadRunnerってとてもシンプルで分かりやすい製品ですね!
ところでN先輩、負荷テストツール分野の製品って、当然ながらLoadRunnerだけではなく他社の製品やソリューションもあると思うんですが、どうやったらLoadRunnerの優位点をお客様にお伝えできますか?」
N先輩: 「LoadRunnerには製品としての4つの優位点があるから、お客様からLoadRunnerは他社製品に比べてどこが良いのか?という質問を頂いたら、その優位点をご説明するとご理解頂けると思うよ。中でも特にLoadRunnerの分析・レポート機能に関しては市場で高い評価を頂いているんだよ!」

なぜLoadRunnerなのか?

LoadRunnerの優位点について以下4つの優位点をご紹介します。

(優位点1)適用範囲が広い
Webアプリケーションに対するテストが中心の他社テストツールに比べて、LoadRunnerはSAP、Oracle、Siebel、PeopleSoftといったERP/CRMパッケージの負荷テストも可能です。
Webアプリケーションに関しても、WebLogic、WebSphereなどのWebアプリケーション・サーバをサポートするだけでなく、ストリーミング、J2EE、.NET、XML等の最新技術にも対応しています。

(優位点2)分析・レポート機能が充実している
「LoadRunnerアナリシス」による充実したレポート機能は、数ある負荷テストツールの中でも高い評価を頂いています。複数回にわたる負荷テスト結果の比較や測定結果のドリルダウンを行うことができ、単一のテスト結果をグラフ化するだけではなく、複数のテスト結果をマージさせ表示することで、多元的にシステムを解析します。
また「LoadRunnerアナリシス」から直接Wordドキュメントにレポートを生成し、結果レポートの作成時間を短縮することが可能です。

(優位点3)スケーラビリティが高い
「LoadRunnerロードジェネレータ」により生成する負荷は、最小限のハードウェア構成で、数百・数千といった大規模な仮想ユーザにおける負荷テストを同時に実行させることができます。
大規模な負荷テストでは負荷生成用マシンのハードウェアを多数使用することが多いのですが、LoadRunnerはハードウェアリソースを最小限に抑えることができます。

(優位点4)スクリプトの作成時間を80%削減可能
LoadRunnerではマウスを使用して簡単にスクリプトを作成することができる画期的なテクノロジを採用しています。
負荷テストにおいて最も重要かつ工数を要するスクリプト作成とメンテナンスにかかる時間を大幅に削減することが可能です。

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再び、オフィスでのA君とN先輩の会話
A君  : 「N先輩、有難うございます。早速お客様にLoadRunnerを使った負荷・性能検証ソリューションのご提案をしなきゃいけないですね!」
N先輩: 「そうだね、LoadRunnerによって、従来まではかなりの工数を必要としていたアプリケーション・パフォーマンス問題などの、いわゆる“後追い作業”の発生を、『事前に』『簡単かつ効果的に』予防することができるから、しっかりとその部分をご提案するようにね!それは十分なコスト削減提案になるよ!」
A君  : 「はい。N先輩、有難うございます!」

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最後に

日々のビジネスシステムが多岐にわたるアプリケーションによって構成されている現在では、ある特定のアプリケーションで発生するパフォーマンス問題を取り上げるのではなく、ビジネスシステム全体としてのパフォーマンスが目的どおりに発揮できているかを把握することが重要です。
問題の原因を明確に特定し把握しなければ、ビジネスシステム導入の目的を果たすことが出来ないとも言えます。

今回はLoadRunnerについて簡単にご紹介致しましたが、LoadRunnerにはこの他にもモニタリング機能など、ビジネスシステムを効率的に運用頂くための機能を実装しています。また、LoadRunnerで使用するテストスクリプトを、システム監視ソリューションであるHP Business Availability Centerで再利用することで、事前負荷テスト時におけるシステムのボトルネックやパフォーマンス問題の検出を行った際に、そのシステムを構成する各構成アイテムがどのような状態であるのかということを監視の切り口をもって解析を行えます。また、その最適化を行う際に適切なプロセスをもって管理していくことで、そのビジネスシステム全体の可用性を高めていくことができ、本来のビジネス目的に沿ったパフォーマンスを発揮させることが可能となります。

現在、多くのお客様が「ビジネスとITとの密接的な関係」ということについて、真剣に取り組むべき重要な課題であると考えています。
ビジネスシステム運用を行ううえで、ビジネスに影響を及ぼす問題を未然に把握し、最小限に抑えるために、今回ご紹介したソリューションは有効な手段となります。是非、ご検討下さい。

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