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【52-03】HP Software 講座vol.30
統合ITマネジメント・ソフトウェアを目指して・・・
マーキュリー社の歴史と今後のHP Softwareをひも解く

HP Software News vol.52 (2007.07.12発行)

HP Software

HP Software News TOP

Vol.52 TOP

【52-01】
HP Software Universe in ラスベガス レポート

【52-02】
HP Software 講座vol.29
HP LoadRunner softwareってどんなソリューションを提供できるの?

【52-03】
HP Software 講座vol.30
統合ITマネジメント・ソフトウェアを目指して・・・
〜マーキュリー社の歴史と今後のHP Softwareをひも解く〜

【52-04】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

HP Software News 2008年9月号 発行
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はじめに

HP Software。
これまでネットワークやシステムといったインフラの運用監視アプリケーションとして定評のあったHP OpenView と、負荷テストや自動化テスト、アプリケーション管理分野でお客様から大きな支持を得ていたマーキュリー・インタラクティブ・コーポレーション(以下、マーキュリー)の製品を融合させたものです。

2007年2月の日本での統合が完了し、日本でもBTO(Business Technology Optimization:ビジネステクノロジーの最適化)を目指すソリューションとして、これまで以上にお客様の戦略的なニーズやビジネスに役立つITへの変革に向けたご提案が可能となりました。

以前、本HP Software NewsでHP OpenViewの視点からHP Softwareとしての今後について ご紹介(*1)しましたが、今回は、アプリケーション管理分野で大きな実績を残してきたマーキュリーの歴史をひも解き、そしてHP Softwareとしての今後についてご紹介したいと思います。

(*1) 【48-01】 HP OpenViewからHP Softwareへ〜HP OpenViewへの追憶と新たなる挑戦〜

マーキュリーという会社

では、マーキュリーという会社の歴史を辿ってみます。

1989年 イスラエルのHerzeliaで設立。機能テストツールの会社としてスタートをきる。最初にリリースした製品はUNIXの機能テストツール「XRunner」。その後Windows プラットフォームへ拡張され、現在のHP Functional Testing software の元となる。
1993年
NASDAQ市場へ株式上場。当時の従業員数は147人。
HP LoadRunner software を中心とした3製品で経常利益が $4.3M。
1994年 HP TestDirector for Quality Center software の初期バージョンをリリース。テスト工程フレームワークを提供。
1998年 売上 $100M を突破。
1999年 LoadRunnerの技術をベースにTopaz1.0 をリリース(現 HP Business Availability Center)。
当時、ユーザ視点でのシステム監視という考え方は非常に斬新であり、この製品の投入によって新たな市場を切り開いた。
2000年 TMS(Topaz Managed Service)をリリース。
後のMMS(Mercury Managed Service)、現 MSS(Managed Software Solutions for HP Business Availability Center)。
2000年 Conduct社を買収。RUM(Real User Monitoring)の機能を強化する。
2001年 Freshwater社を買収。
HP SiteScope software エージェントレス監視ツールを製品群に統合。
当時エージェントレスによるシステム監視製品は市場にほとんどリリースされておらず、この分野の先駆けとなった。
Topaz 3.xをリリース。
2002年 総従業員数が2000人を超え、売上も$400Mに達する。
BTO戦略を発表。
2003年
Kintana社を買収。
ITガバナンス・ITプロジェクト管理のポートフォリオを拡充。
現在の HP Project and Portfolio Management Center
2004年 Performant社 買収。旧製品名「OptiBench」。
優秀なJ2EE.NET環境の性能検証機能を持ったソリューションをポートフォリオに加える。
2004年 Appilog社 買収。画期的なApplication Mapping・CMDBテクノロジーを吸収(現 HP Application Mapping, HP Universal CMDB software)し、アプリケーション管理分野での管理機能を強化。
2005年 Beatbox 社を買収。情報収集の技術の獲得によってRUMを更に強化。
2006年 Bristol Technology社を買収。Mainframeのレスポンス監視の技術を吸収。
2006年 Systinet社を買収。SOAビジネス・サービスの品質、パフォーマンス、可用性の管理を支援するソフトウェア(現 HP Systinet software)を製品群に加える。
2006年 HPがマーキュリー社を買収。
IT運用からテスト・開発、そして戦略立案といった、企業のITアーキテクト全体にわたる価値を提供できる体制となる。

HP Softwareとして・・・

イスラエルの小さなテストソフトウェアベンダーから出発したマーキュリーは、わずかの間に急速に成長してきました。その成長ぶりは、「世界で最も急成長をとげているソフトウェア会社」のひとつにあげられるほどであり、そしてその成長を支え、マーキュリーをテストツールのベンダーから世界の大企業の「信頼できるパートナー」に変えたのが、BTOというソリューションエリアの発想でした。
BTOの原点にあるのは、「ITがこれだけビジネスにとって重要なものになっているにもかかわらず、ITの成功とビジネスの成功の間にはまだ大きなギャップがある。」という認識です。マーキュリーはそのギャップを埋めるために「ITのビジネス的な価値を最適化する」ためのソリューションを提供しようと考えたのです。Quality CenterやPerformance CenterといったいわゆるCenter製品は、このような発想の中で生まれて成長してきました。
そして今、かつてマーキュリーが発想したその考えは、HP Softwareの思想としてその製品ポートフォリオに生かされています。
例をあげると、企業にとってもっとも大きなイニシアティブのひとつである、ITサービス管理の分野は、これまでHPが提供してきたソリューション分野にマーキュリーのそれを加え、システムやアプリケーションのパフォーマンス管理、IT資産管理、変更・構成管理、サービス管理などを統合的に支援するソリューションを提供します。また、SAPやSOAといった企業のITインフラとして根幹をなすようなテクノロジーについてライフサイクルを通したソリューションを提供することによって、ビジネス成果の最適化を徹底的に支援します。

HP はごく最近Web SecurityのSPI Dynamics社を2007年第3四半期に買収完了するとの発表を行いました(*2)が、これもいまや企業にとって重要なビジネスインフラであるWebシステムのビジネス成果をセキュリティの面から最適化する、BTO実現の一環です。HPは今後も多くの先進のテクノロジーとの融合を進め、お客様へ更に付加価値のある製品・サービスをお客様のIT全体に対し、ご提供できるよう、製品・ソリューションの幅は広がっていくものと思います。

(*2) SPI Dynamics社買収のプレスリリースはこちら
米国HP のプレスリリースはこちら U.S. site

HP Softwareの営業の一人として、次々に繰り返されている変化に日々ワクワクしておりますが、これをご覧下さっている方々も今後のHP Softwareに是非ご期待いただきたいと思います。

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