Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品とサービス サポートとドライバ ソリューション ご購入方法
≫  お問い合わせ
日本HPホーム
製品とサービス  >  ソフトウェアとOS  >  HP Software  >  HP Software News

【55-02】Next Generation Network(NGN)を支えるHPの
ソフトウェア(HP Software) 第3回:サービス・デリバリ
・プラットフォーム(SDP)とHPソフトウェア製品

HP Software News vol.55 (2007.10.11発行)

HP Software

HP Software News TOP

Vol.55 TOP

【55-01】
HP Software Universe Tokyo 2007 レポート

【55-02】
Next Generation Network(NGN)を支えるHP Software
第3回:サービス・デリバリ・プラットフォーム(SDP)とHPソフトウェア製品

【55-03】
アイデンティティ管理とITIL/ITSMとの連携により得られる効果とは?
〜 HP Select Identity software とHP ServiceCenter software のつながる環境をご紹介 〜

【55-04】
【HP Software 製品紹介】
SAP変更の影響を分析し、テスト効率を高める新製品!
HP Change Impact Testing for SAP software

【55-05】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

HP Software News 2008年9月号 発行
メール配信登録はこちら
コンテンツに進む

はじめに

次世代ネットワーク(NGN)の話題の中で、頻繁に登場するようになったキーワードにサービス・デリバリ・プラットフォーム(SDP)があります。
サービスを安く、早く構築するためには、プロビジョニングや認証、課金のようなサービスに共通する機能をまとめてプラットフォームとして構築する手法が一般的ですが、SDPは、IPネットワーク上でのサービスの構築や、固定とモバイルの両方のアクセス・ネットワークに対して統合されたサービスの構築を支援するための共通プラットフォームとしてだけでなく、通信事業者のサービスの公開(オープン化)や、インターネット上のサービスと通信サービスを連携させた新たなサービス構築のためのインフラとしても注目されています。

また、通信事業者は、企業やインターネット上のサービス提供者に対してIP接続サービスを提供していましたが、このSDPの登場により、従来利用することができなかった通信事業者の内部機能やサービスを活用することができるようになります。

今回は、このSDPのアーキテクチャと共に、通信事業者がSDPを構築するために不可欠の機能を提供するHPの3rd Party Framework(以下3PF)をご紹介します。

* Next Generation Network(NGN)を支えるHP のソフトウェア (HP Software)
 第1回 NGNとは何か?
 第2回 NGN/IMSのサービス制御とHPソフトウェア製品

サービスの公開

インターネットの世界では、独自の情報、固有のコンテンツをWebサービスにより公開するサービスプロバイダが登場してきました。Amazon.com,Inc.が提供する商品情報、Yahoo!やGoogleが提供する地図情報や検索サービスがこれにあたります。一般のユーザやサービス提供企業は、これらのWebサービスを利用して独自のサービスを開発することが可能となりました。
公開されたWebサービスを組合わせ、新たなサービスを作り出すことを、マッシュアップ(Mash Up)と呼びますが、通信事業者が持つ独自の情報や内部で利用しているサービスを公開した場合、通信事業者固有のWebサービスとインターネット上のWebサービスを組合わせ、マッシュアップにより新たなサービスが登場することが期待されます。

図1

SDPが可能にする新たなサービスとは

通信事業者が、従来公開していなかった、通信事業者固有の情報や内部サービスを公開すると、どのような可能性が広がるでしょうか。
従来、通信事業者は端末とコンテンツやサービスをつなぐ、IPトランスポートサービスを提供してきましたが、SDPによって通信事業者の持つ情報、例えば端末の位置情報や、端末の状態を知ることができれば、利用者の状況に応じたコンテンツやサービスの提供が可能になります。

図2
拡大画像(新規Window)

また、企業やサービスプロバイダは、特定のユーザに情報を伝える(PUSH型の伝達)するため、E-mailを利用していますが、E-Mailは、リアルタイムに情報を提供するサービスではないため、即時性を求められないサービス(注文受付確認や商品情報の提供等)での利用に限られます。
一方、モバイル事業者は、ユーザの端末間でリアルタイムなメッセージの交換を行なうショートメッセージ・サービス(SMS: Short Message Service)を提供しています。SMSのインタフェースをSDPによって公開した場合、企業やサービスプロバイダは、ユーザに対してリアルタイムに情報を送ることができます。これにより、即時性の要求されるサービスをモバイルユーザに提供することが可能となるのです。

図3
拡大画像(新規Window)

更に、インターネット上のショッピングやオークションサイトは、アカウント登録により誰でも利用することが出来ます。このため、ユーザの認証や決済は利用者とサイトの自己責任で行なうことになります。これに対して、通信事業者は、契約時の本人確認、住所確認、決済手段の確認により、厳密な加入審査を行っています。ここにSDPを導入すれば、通信事業者が認証したユーザのIDによるサービスの利用、通信事業者の料金と利用料金の合算請求が可能となり、ユーザとサイト、双方にとってより安全で便利なサービスとなることでしょう。

図4
拡大画像(新規Window)

SDPのアーキテクチャ

上記のように、SDPは通信事業者のサービスを公開して、新たなビジネスを生み出すための新たな戦略と言えます。このため、提供するサービスは固定事業者とモバイル事業者で異なり、また各事業者の戦略により異なるものになるでしょう。SDPは、通信事業者の内部サービスを外部からも利用可能にする「Service Enabler」とサービスの運用・管理や外部の利用者(3rd Party)と契約管理を行う「Common Framework」から構成されます。

図5
拡大画像(新規Window)

HP 3rd Party Framework(3PF) 製品

HPは、SDPによりサービスを提供するために必要な「Common Framework」機能を提供します。HPは、下記の機能が「Common Framework」として持つべき機能であると定義し、3PF製品にこれらの機能を実装しました。

  • 3rd Partyとの契約に基づき、Service Enablerの利用開始・変更・停止を行なう機能
  • 複数種類のService Enablerに対する統一的なアクセスの仕組み
  • セキュアにService Enablerを公開するためのポリシーベースによる制御の仕組み
  • Service Class/SLA契約に基づいたService Enablerの利用制御の仕組み
  • Service Enablerの利用に応じた課金の仕組み
  • 3rd Partyが開発したService Enablerの登録、利用の仕組み
  • 安定したサービスを提供するための信頼性と輻輳制御の仕組み

3PFは、HP Software製品であるHP SOA Manager softwareHP Select Access software等を中心に、BEA Web Logic Server、Oracleデータベースを組合せることにより実現しています。

図6 図7
拡大画像(新規Window) 拡大画像(新規Window)

HP の3PF製品は、SDPを構築するために必要な共通機能を提供します。どんなService Enablerを誰が開発しても、統一的な運用管理の仕組み、セキュリティの確保、通信事業者のサービスとしての安定性を提供します。

まとめ

サービス・デリバリ・プラットフォームSDPのコンセプト、新たなサービスの可能性、それを支えるHP 3PF製品のご紹介をしましたが、いかがでしたでしょうか。
SDPは、新しいコンセプトで今までにない通信事業者のアプローチです。通信とサービスが連携、融合し新たな利便性のサービスが登場することが期待されます。
HPは、IMS/NGNのネットワークの構築、ネットワーク上でのサービスの実現のために、ソフトウェア製品、システム・インテグレーション・サービスを提供することにより、次世代ネットワークの実現を強力にサポートしていきます。

このページのトップへ

前の記事へ   (2/5)   次の記事へ
[1分アンケート]
  iPAQ  
 お聞かせください!あなたの感想。
 抽選で3名様に「iPAQ」差し上げます!
 締切:アンケートは終了しました。
 

印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項 ウェブマスターに連絡
© 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P.