通信事業者が、従来公開していなかった、通信事業者固有の情報や内部サービスを公開すると、どのような可能性が広がるでしょうか。
従来、通信事業者は端末とコンテンツやサービスをつなぐ、IPトランスポートサービスを提供してきましたが、SDPによって通信事業者の持つ情報、例えば端末の位置情報や、端末の状態を知ることができれば、利用者の状況に応じたコンテンツやサービスの提供が可能になります。

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また、企業やサービスプロバイダは、特定のユーザに情報を伝える(PUSH型の伝達)するため、E-mailを利用していますが、E-Mailは、リアルタイムに情報を提供するサービスではないため、即時性を求められないサービス(注文受付確認や商品情報の提供等)での利用に限られます。
一方、モバイル事業者は、ユーザの端末間でリアルタイムなメッセージの交換を行なうショートメッセージ・サービス(SMS: Short Message Service)を提供しています。SMSのインタフェースをSDPによって公開した場合、企業やサービスプロバイダは、ユーザに対してリアルタイムに情報を送ることができます。これにより、即時性の要求されるサービスをモバイルユーザに提供することが可能となるのです。

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更に、インターネット上のショッピングやオークションサイトは、アカウント登録により誰でも利用することが出来ます。このため、ユーザの認証や決済は利用者とサイトの自己責任で行なうことになります。これに対して、通信事業者は、契約時の本人確認、住所確認、決済手段の確認により、厳密な加入審査を行っています。ここにSDPを導入すれば、通信事業者が認証したユーザのIDによるサービスの利用、通信事業者の料金と利用料金の合算請求が可能となり、ユーザとサイト、双方にとってより安全で便利なサービスとなることでしょう。

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