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HP OpenView News 【36-03】
シリーズ“HP OpenView講座”vol.19
第一線のHP OpenView営業がお教えするHP OpenViewで実現するネットワーク管理の提案ポイント

Vol.36 (2006.03.16発行)

HP OpenView News TOP

Vol.36 TOP

【36-01】
HP OpenViewのビジネスパートナー様ご紹介 第11弾

【36-02】
いまさら聞けないセキュリティ -3-

【36-03】
第一線の営業がご紹介するHP OpenViewネットワーク管理の提案ポイント

【36-04】
Webアプリケーション管理製品 HP OpenView Transaction Analyzerのご紹介

【36-05】
Configuration Manager :セキュリティパッチ管理製品追加と導入事例のご紹介

【36-06】
HP OpenViewで実現するヘルプデスク業務からパスワードリセット処理の負担を軽減する方法

【36-07】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナー情報

HP OpenView Newsのご紹介

HP OpenView

ITSMとITIL

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はじめに

これまでの「HP OpenView講座」では、HP OpenView製品群についての紹介や、それらの製品が必要とされるトレンドなどを紹介させていただきました。読者の皆様にはHP OpenViewが提供できるソリューションについて、理解を深めていただけたのではないかと思います。
では、実際にHP OpenView製品を「自社に導入したい」または「ソリューションとしてご提案したい」と思った際に、何を確認すればよいか、具体的なポイントは整理されていらっしゃいますか?
今回のHP OpenView講座ではこれまでとは少し視点を変えて、HP OpenView製品を実際に販売しているHP OpenView営業の視点から、特にネットワーク管理におけるご提案の際のポイントをまとめてみたいと思います。

「ネットワーク管理」と一言で言っても…

あるお客様から「ネットワーク管理を行ないたい」というご要望をいただいた時に、まずHP OpenView Network Node Manager(以下、NNM)を思い浮かべる方は多いと思います。それは決して間違いではなく、むしろ正しい場合も多いのですが、「ネットワーク管理=NNM」と思い込み、NNMを中心に商談を進めていくと、後々お客様が実現したかった管理を充分満たせない提案になってしまうこともあります。例えば、「ネットワーク機器のレポーティングが必要」というお客様の話だけをきいてNNMをご提案した場合、NNMがもつレポート作成機能でだけでは不十分だった、というケースはありがちな話です。
また現在のNNMにはStarter Edition(以下、NNM SE*1)とAdvanced Edition(以下、NNM AE*2)の2タイプがあります。十分なヒアリングができていないと、例えば、「1対nのNAT越え監視が必須だったのに、購入したNNM SEでは実現できなかった」といった結果を招く恐れもあります。

それでは、このような事態にならない為にはどのような項目について注意が必要なのでしょうか?ここでは、ネットワーク管理におけるチェックポイントを「監視範囲・内容」、「監視規模」、「監視設備」、の3つの大きな項目に分け、そしてそれぞれ項目について具体的に考えていきたいと思います。

【関連リンク】
  ≫ Network Node Manager Starter Edition
  ≫ Network Node Manager Advanced Edition

1.監視範囲・内容

まず一番重要なのは、「何を」、「どこまで」監視するかを明確にすることです。場合によってはNNM以外のHP OpenView製品が必要となることもあります。ネットワーク管理においては以下のものが監視対象となりえます。
  • ネットワーク機器(L2レベル:スイッチ、ハブ)
  • ネットワーク機器(L3レベル:ルータ)
  • サーバ(OSレベル)
  • サーバ(DBやAPサーバなど)

また、監視範囲として一体どこまで行なうのかについては、以下の点について確認が必要です。

  • 構成管理
    機器のベンダ名、保守連絡先、設置場所、代替品の有無、接続状態のトポロジマップ
  • 障害管理
    機器の死活や故障予兆の発見
  • 性能管理
    機器の性能情報を取得し、グラフやレポート形式で出力
  • ITILをとり入れた運用
    サービスデスク、インシデント管理、問題管理、変更管理、SLA、等
  • その他
    外部警報装置との連携の有無、MTTRやMTBFなど故障に関する計測の必要性、等

監視対象と監視範囲が確認できたら、それぞれについてどのような監視を行うかを把握する必要があります。以下、参考までに具体的な確認項目の一例をご紹介します。

ネットワーク機器 サーバ
  • 機器へのPing監視
  • SNMPによる故障監視
  • 機器からのTrap受信
  • Syslogのログ監視
  • 重複IPの管理
  • L2レベルの結線状況把握
  • HSRP、OSPF、IPv6といったプロトコルの状態監視
  • サーバへのPing監視
  • SNMPによる故障監視
  • サーバで動作するプロセスの死活監視
  • OSやアプリケーションのログ監視
  • CPUやメモリ、ディスクのキャパシティ監視
  • CPUやメモリ、ディスクの性能監視
  • 定期ジョブの起動、スケジュール管理

2.監視規模

監視範囲・内容で確認できた情報をベースに、次は実際にネットワーク管理を行うサーバを検討するのに重要となる、監視規模について確認を行います。具体的には監視対象数や詳細な監視内容、また監視時間などを把握します。この点は、例えばエンジニアがネットワーク管理サーバのサイジングを行う際に非常に有用な情報となります。

監視環境
  • 監視対象ノード数とオブジェクト数(インターフェース数)
  • 監視対象機器のベンダ、モデル名
  • 対象ネットワークの種類(LAN or WAN)
  • WANの場合、LAN間の接続帯域
  • 監視対象へのポーリング周期
  • 1日に扱う想定メッセージ数、想定アラーム数
ネットワーク機器
  • 監視要員は1次ライン、2次ラインで何名体制を組むか?
  • 監視時間(平日時間帯 or 24時間365日)

3.監視設備

次に、監視規模で確認できた内容を受けて、実際に監視をする設備について把握します。お客様側で特定の監視設備が決まっていない場合、今まで確認してきた「監視範囲・内容」、「監視規模」の情報を基に、理想的な監視設備を提案することが可能となります。
  • ネットワーク管理サーバのOS(Unix、Windows、Linux)
  • ネットワーク管理サーバの冗長性(クラスタ化)の必要性
  • 管理用サーバと管理用端末(Windowパソコンなど)の環境(LAN接続された環境か、もしくはリモート接続の環境か)
  • 既存ツールとの連携の有無

おわりに

ネットワーク管理の提案において、チェックポイントをまず3つの項目に分け、それぞれの項目において具体的なチェック項目を確認してきました。チェック項目の回答次第では、HP OpenView Operationsをご提案する方が適切であったり、またHP OpenView Service Deskを含め、より付加価値の高いソリューションをご提案するほうが適切な場合もあります。
恐らく実際の商談においては、上記で紹介してきた以上の内容を確認する必要があるかと思います。しかし、営業がファースト・コンタクトとして上記のような内容をヒアリングできると、以後の商談が非常にスムーズに進むのではないかと思います。あくまでも一例ではありますが、今回ご紹介してきたチェック項目を、ご提案の初期段階でご活用いただければ幸いです。また実際にネットワーク管理ツールとしてHP OpenView製品の導入をご検討されているお客様は、上記のような点を担当営業にお伝えいただければ、より円滑にHP OpenView製品の検討を進めていただけるかと思います。
今回のHP OpenView講座の内容を、実際にHP OpenViewソリューションをご提案・ご検討いただく際に活用いただければ幸いです。

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