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HP OpenView News 【39-01】
ITIL実践、実務者必見!
【HP認定プロフェッショナル・プログラム】認定試験の傾向と対策
〜HP OpenView Service Desk編〜

Vol.39 (2006.06.15発行)

HP OpenView News TOP

Vol.39 TOP

【39-01】
HP技術者認定試験の傾向と対策
〜HP OpenView Service Desk編〜

【39-02】
続・アポロ13とITIL-2-

【39-03】
HP OpenViewのビジネスパートナー様ご紹介 第14弾
ダイキン工業株式会社様

【39-04】
HP OpenView事例紹介
HP OpenView AssetCenterによるIT資産の集中管理がもたらす戦略的投資策定の実現 〜川崎重工業株式会社様事例〜

【39-05】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナー情報

HP OpenView Newsのご紹介

HP OpenView

ITSMとITIL

HP Software News:ITIL、ITガバナンス、品質保証等、読み物満載
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HPのテクノロジーやソリューションの専門技術を備えていることを証明する、「HP 認定プロフェッショナル・プログラム」。世界共通の技術認定制度として世界各国で既に14万人の方が資格を取得されています。
*プログラムの概要はHP OpenView News vol.37をご確認下さい。

本プログラムにはHP OpenView製品に関する認定資格も数多く存在し、ITマネジメントのスペシャリストを目指す多くの技術者が合格を目指しています。

そこで、現在注目のHP OpenView認定資格をシリーズで取り上げ、試験の傾向と対策を模擬試験付きでご紹介します。資格取得を目指している方、是非ご活用ください。

第1回目の今回は、ITIL実践時のヘルプデスク・ソリューションとして重要なHP OpenView のサービス管理製品「HP OpenView Service Desk(以下、OVSD)」の認定試験です。

【参考】
HP OpenView Service Desk 製品概要
HP OpenView Service Desk オンラインマニュアル
HP OpenView Service Desk 教育コース

出題の領域

OVSD はITILサービス・サポート(一部 サービス・デリバリを含む) の運用プロセス改善を支援するツールですので、試験も以下のとおり大きく2つの領域から出題されます。
  1: ITIL サービス・サポート領域 + サービスレベル管理(サービス・デリバリの領域)
  2: OVSD 製品自身

分量としては、ITIL に関連した問題が4割程度、OVSD の製品に関する問題が6割程度となっています。OVSDの勉強と併せて、ITIL関連についても覚えておくとよいでしょう。
とは言っても、ITILのサービス・サポート(通称:青本) を読む必要はありません。OVSD 4.5 のユーザーズ・ガイドおよび管理者ガイドを読んでいただければ十分です。

POINT : 1
試験対策には、OVSDのユーザーズガイド/管理者ガイドを利用しましょう!

ITIL 関連の傾向と対策

OVSD をより効率よく迅速に導入するためにも、ITILに関する知識は必須になります。ITILサービス・サポートの各管理プロセスの概要やプロセス間の連携が理解できると、OVSDがITILのサービス管理手法をベースとした製品であることを体感いただけるかと思います。これからOVSDの構築を予定されていらっしゃる方は、ぜひITILのテキストを片手にOVSDの構成/機能を確認されることをお勧めします。

さて、試験の説明にもどりますが、試験の中では、プロセスの細かいレベルまでは問われません。以下の項目をしっかりと理解しておきましょう。

  • 最終目標 (Goal)
  • 達成目標 (Objectives)
  • 適用範囲 (Scope)
  • 活動 (Activity)
  • 利点/起こり得る問題 (Benefit/Possible Problems)
POINT : 2
ITILの概要をきっちり押さえましょう!

 

OVSD 関連の傾向と対策

OVSD の出題範囲は大きく以下のように分けられます。
  1: 各種設定 (製品構成)
  2: ユーザが使用する機能
  3: 管理者が使用する機能

では、それぞれ詳しくご説明しましょう。

1: 各種設定 (製品構成) 関連
OVSD はインストール初期の状態からの設定変更が可能な項目が多い製品ですが、インストール直後の設定内容について覚えておくといいでしょう。
例)

  • アプリケーションサーバとクライアントのデータ転送で使用するポートの番号
  • すべての管理権限を持っているアカウントの名称
  • 設定ファイルおよびログファイルの名前
  • ファイルの添付設定
  • エージェントがサポートされるプラットフォーム
  • OVSDアプリケーションサーバを複数設定する際の手順
POINT : 3
設定変更を行う前に、デフォルトの値を確認しましょう!

2: ユーザが使用する機能
「機能」と言っても内容は幅広くありますが、特にOVSD のユーザコンソール上で実行できる機能および、その機能を使用する手順や制限事項について覚えておくとよいでしょう。
例)

  • アクション3種類の名前と機能概要
  • 検索関連
  • サービスページ (Service Pages) で実行可能な機能
  • 他アイテムを関連付ける手順
  • [履歴] に登録される内容
  • レコードの操作
  • 各アイテムで使用できるウィザードについて
POINT : 4
実際にOVSDで[事象]の登録を行いながら機能を覚えましょう!

3: 管理者が使用する機能
OVSDをより効率よく使用できるよう、管理者はOVSDの各種機能の設定変更をします。その内容について確認しておくとよいでしょう。
OVSDはインストール後に設定を変更できる項目が多いので、ぜひ、製品を使用して実際に設定変更作業をお試しいただきながら覚えていただくことをお勧めします。

POINT : 5
実際にOVSDのカスタマイズを行いながら機能を覚えましょう!

例)

  • データベースルール上での設定項目/設定手順
  • ローカリゼーションパック適用手順
  • データベースの保守について
  • 各アイテムで使用されるステータス項目

模擬試験

最後に、簡単な模擬試験をご用意しました。
(注意!ここで取り上げた内容はあくまでも例であり、本番での試験問題ではありません。)

Q1: OVSD がサポートしている ITIL 管理プロセスは以下のうちどれでしょう。次の選択肢から3つ選択してください。

a. サービスサポート管理
b. インシデント管理
c. ITサービス財務管理
d. 構成管理
e. サービスレベル管理

Q2: 「統合アカウント」でできないことは以下のうちどれでしょう。次の選択肢から1つ選択してください。

a. [事象] レコードの登録
b. [事象] レコードの削除
c. Javaコンソールの起動
d. [構成項目] レコードの登録

Q3: 「データベースルール」の [アクション] 一覧から選択可能なアクションは以下のうちどれでしょう。次の選択肢から2つ選択してください。

a. レコードの削除
b. コマンドの実行
c. データの更新
d. スマートアクションの実行
e. フォームを開く

Q4: [問題] レコードと関係のある [事象] を関連づける手順は、以下のどれでしょう。以下の選択肢から1つ選択してください。尚、今回は、既に登録されている [事象] を関連づけるとします。

a. フォームの [関係] タブから <関連付け> ボタンをクリック。関連付ける [事象] と [関係タイプ] を選択する。
b. フォームの [作業指示] タブから <関連付け> ボタンをクリック。関連付ける [事象] と [関係タイプ] を選択する。
c. フォームの [関係] タブから <追加> ボタンをクリック。関連付ける [事象] と [関係タイプ] を選択する。
d. メニューバーの [詳細] - [関連付け] を選択。関連付ける [事象] と[関係タイプ] を選択する。
e. メニューバーの [詳細] - [関連付け] を選択。関連付ける [事象] と [関係タイプ] と [重要度] を選択する。

Q5: OVSDのアプリケーションサーバの設定内容を保持しているファイルの名前は以下のどれでしょう。次の選択肢から1つ選択してください。

a. sd_event.ini
b. sd_application.ini
c. server_settings.ini
d. sd_server.xml
e. server_settings.xml

解答と解説

以下の通りです。

Q1: 回答:b, d, e
【解説】

OVSDがカバーしているITILサービス管理プロセスは

    構成管理
    インシデント管理
    問題管理
    変更管理(一部リリース管理)
    サービスデスク機能
    サービスレベル管理

の6点になります。a. サービスサポート管理、という管理プロセスはありません。c.ITサービス財務管理はサービス・デリバリの領域です。OVSD は対象としておりません。



Q2:
回答: c
【解説】

「統合アカウント」とは、HP OpenView Network Node Manager やHP OpenView Operations といった運用監視ツールに登録されたイベントを自動転送する際に使用されるアカウントです。このアカウントの特長は、ユーザインターフェースにアクセスできないことであり、従いまして、解答は c になります。
アカウント作成画面の [アカウントの種類] 項目を参照してください。



Q3:
回答:b, c
【解説】

データベースルールは、レコードが保存されるタイミングで実行されるルールです。ルールでは

  • そのルールが参照されるきっかけ
  • ルールが実行される条件
  • 条件に一致したときに実行されるアクション
の3点を設定します。
アクションとして選択できるのは、
  • コマンドの実行アクション
  • データの更新
  • 電子メールメッセージを送信

になります。データベースルールのウィザードの [実行するアクションを選択してください] ダイアログボックスで確認してください。



Q4: 回答: a
【解説】

以下の手順でご確認ください。

  1. 問題レコードを新規作成する
  2. [関係] タブを選択
  3. 右下にある <関連づけ> ボタンをクリック。
  4. [新規 − サービスイベントの関係] ダイアログボックスが表示されます。ここでは、関連づける [事象] のレコードの選択と、[関係タイプ] を選択します。

この機能は、例えば[問題] レコードが作成される原因となった [事象] を関連づける際に使用します。これにより、[事象] で確認したカテゴリや CI の詳細情報、調査を行った際に取得した情報を使用することができ、より効率的で迅速な対応が取れることになります。



Q5:
回答:e
【解説】

OVSD のアプリケーションサーバの設定内容は、server_settings.xml に書き込まれます。


 
 
いかがでしたでしょうか。「HP 認定プロフェッショナル・プログラム」合格を目指す一人でも多くの方に活用いただければ幸いです。効率的な学習には HP教育サービス提供の有料トレーニングも是非ご検討ください。

次回は「ネットワーク・スペシャリスト必見!認定試験の傾向と対策 〜NNM編〜」をご紹介します。

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