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NNMの認定資格試験は、現在のところ以下、3種類存在しています。
- HP OpenView Network Node Manager I (7.x) exam
- HP OpenView Network Node Manager II (7.x) exam
- HP OpenView Network Node Manager III (7.x) exam
各試験の主な内容は、
- ネットワークの基本と、NNMの基本機能や設定方法について
- NNMの分散構成(MoM)について
例) MoMを組むために必要とされる設定や、プロセスについて
- NNM AE(Advanced Edition)の機能と、その設定方法について
例) 設定ファイルとAEの機能の紐付けや、機能のenable方法について
となっており、NNMの機能について広範囲に渡って出題されます。
“2.”や“3.”については、NNMの機能に特化した試験内容となっていますが、NNMを日常的にご使用になられている方には、日頃の作業を通して身に着けることができる知識を概ね問われているため、苦労しながら座学のみで知識だけを詰め込むということをする必要がありません。受験勉強のような方法で知識を詰め込む必要が無いというのは、非常にありがたいですよね。
逆に、“1.”については、座学で知識を詰め込むという作業が必要となるかもしれません。“1.”の試験は、“2.”や“3.”に比べて、とても広い出題範囲(NNM全般)が設定されており、NNMの利用方法次第では、触れることの無い設定方法を問われる可能性があります。もちろん、“触れることの無い設定や機能”が意味の無いということではありませんので、誤解しないでくださいね。『使えると便利なのだけれど、使わなくとも何とかなるからいいかな?』と敬遠してきた機能が、出題されてしまう傾向があるということです。試験と名の付く類のものでは、よく経験する法則かもしれませんね。
では、どの様にして試験対策を行えば良いのでしょうか。たぶん、この部分が、みなさんが一番興味をもたれるところでしょう。では、その『学習のポイント』をいくつかご紹介します。 |
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非常にシンプルな方法ではあるのですが、NNMが提供している『HP OpenView ネットワークノードマネージャ ネットワーク管理ガイド』を読破することをお勧めします。
ですが、このマニュアルのページ数は、600ページ以上もあります。最初から最後まで読破するには、かなり膨大な情報量です。ですので、以下の項目を重点的に学習することをお勧めします。
- マップ作成の基本 (第7章)
- マップのカスタマイズ (第8章)
- マップアクセスの制御 (第9章)
この章を通じて、NNMの特徴の1つである“管理ネットワークの視覚化”について理解を深めていただくことができます。
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第1問:
NNMは、SNMPを用いて管理対象機器から情報を収集します。以下のどれを発行して、管理対象機器から情報を収集しますか。
| 1. |
SNMP Get Response |
| 2. |
SNMP Data Request |
| 3. |
SNMP Get Request |
| 4. |
SNMP Trap Notify |
第2問:
NNMは複数のプロセスによって構成されています。以下の説明で誤っているものはどれですか。
| 1. |
NNMのプロセスは、ovstartコマンドによって動作を開始します |
| 2. |
NNMのプロセスを停止するには、ovhaltコマンドによって実行されます。 |
| 3. |
NNMを構成するプロセスの稼動状況を確認するには、ovstatusコマンドによって実行することが可能です。 |
| 4. |
NNMのプロセスを一時的に停止させるには、ovpauseコマンドを実行し、一時停止状態を解除するには、ovresumeコマンドを実行する必要があります。 |
第3問:
NNMでは、設定ファイルや収集したデータをバックアップするためのコマンド(ovbackup.ovpl)が用意されています。このコマンドに関して正しいことを述べているものはどれですか。
| 1. |
ovbackup.ovplコマンドのバックアップイメージを作成することで、OSから復元するためのイメージを作成することが可能となる |
| 2. |
プロセスが停止してしまうため、SNMP Trapの受信や、SNMPデータの収集を実施することができなくなる |
| 3. |
プロセスの休止が発生するため、NNMのGUIは全て強制終了させる |
| 4. |
データベースのバックアップをとるため、整合性維持のために管理対象機器の管理が一時的に休止させる |
第4問:
NNMでは、プロセスの動作を変更させる方法が用意されています。以下に述べているもので、誤っているものはどれですか。
| 1. |
NNMは起動時にovsufファイルを読み込み、各プロセスの起動方法を認識する |
| 2. |
NNMの各プロセスの起動方法を定義したLRFファイルを特定のフォルダに配置することで、自動で反映される |
| 3. |
LRFファイルはフォーマットが決まっているため、正しいフォーマットであるかを確認する手段として、ovaddobjコマンドが用意されている |
| 4. |
プロセスの起動方法を強制的に排除するために、ovdelobjコマンドが用意されている |
第5問:
NNMではイベントの処理機能に柔軟性を持たせるためにECS(イベント相関処理機能)をもっています。以下で相関処理機能について誤っている記述はどれですか。
| 1. |
メンテナンス中に機器がダウンしたといったイベントを抑制するための機能(計画保守相関処理)が用意されている |
| 2. |
大量の同一メッセージを集約するための機能(繰り返しイベント相関処理や重複処理機能)が用意されている |
| 3. |
イベントの組み合わせによって、イベントの表示状態を変更するための機能(ペア・イベント相関処理)が用意されている |
| 4. |
ネットワーク固有のイベント処理ルールを実装するための機能(ECS Composer)が用意されている |
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第1問の解答:3番 2番/4番はSNMPでは定義されていませんね。1番については、Requestを受けた機器が返す際に実行されるものになります。
第2問の解答:2番
ovhaltコマンドは、ありません。
第3問の解答:4番
1番は、残念ながらOSそのもののイメージを作成することはできません。
2番は、バックアップ中でもイベントの受信や、SNMPデータの収集を続けることが可能です。SNMPデータについては、休止状態が解除された後にDBへの書き込みが発生します。
3番は、強制終了は発生しません。ただし、DBのバックアップを行っているため、DBへのアクセスが制限されており、結果として、マップを自由に参照するという点が制限されます。
第4問の解答:2番
任意のパスにLRFファイルを配置することが可能です。ただし、NNMでは初期値として$OV_LRFという環境変数が設定されており、そのディレクトリにLRFファイルが集められています。また、ovsufを手動で編集することはサポートされておらず、ovaddobjやovdelobjコマンドを用いて、ovsufの内容を変更してください。
第5問の解答:全て正しい記述です。
正しい回答は“なし”です。
(編集部注: これは引っかけ問題で実際の試験では選択肢がない問題は出題されません。) |
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