山中氏:IT資産については、導入検討から設置、移設、拠点毎のレイアウト管理、廃棄までを、すべて運用管理課にて行っています。資産情報はExcelで台帳を作成。2000年をピークにその後もPCが増え続け、約6,000台に達しましたが、依然として手作業による管理が続いていました。その結果、PCの移設や回収、使用者変更等を十分に反映できず、実態と台帳の間で隔たりが発生。リース契約管理は非常に煩雑なため手が回らず、さらにライセンス管理にも取り組まなければならない状況になっていました。
―― 人手で管理できるのは1,000台までと語る山中氏。このままではもたない、という彼の危機感は監査でも指摘され、これを機に抜本的な対策へと動き出すことになった。
山中氏:情報精度を維持するためには、定期的に棚卸を実施しなければなりません。これはユーザーに大きな負担がかかりますし、外部に業務委託をする場合は1回で数百万円の費用が発生します。また、棚卸結果を集計・編集するには膨大な工数と時間が必要ですが、そのために管理者を何名も増やすことはできませんでした。
―― ユーザーに負荷をかけず管理者も増やさずに、情報精度を高め業務範囲も拡大する。この課題をクリアするためには、管理業務を自動化・省力化し、精度維持をシステム化できる仕組みが不可欠だ。
山中氏:AssetCenter導入の狙いは手作業を減らし情報更新を自動化すること。そのために、既に導入していたLanScope Cat(以下、Cat)が収集するインベントリ情報をAssetCenterに自動連携させ、さらに、フロアレイアウト図を紐付けて一元管理できる環境を構築しました。 |