(ISC)2によると、全世界におけるCISSP資格保有者は41,166名となっており、(2006年6月現在)、最も取得者が多いのは米国(約26,000名)ついで、カナダ(約2,300名)、英国(約1,900名)、韓国(約1,300名)と続いています。
では、どのような現場でこのCISSPの取得が奨励されているのでしょうか?
米国政府では、CISSPはサイバーセキュリティにおける資格として米国政府のゴールド・スタンダードとして認定されています。例えば、NSA(米国家安全保障局)ではCISSP取得が義務付けられ、上位資格(ISSEP)も求められています。民間企業でも、より多くのCISSP資格保有者による企業への信頼度アップが見込まれ、また従業員にとっても個人のキャリアの明確な裏づけとして確立しています。
また、英ロンドン警視庁(スコットランドヤード)のコンピュータ犯罪局やインターポール(国際警察機構)においても、情報テクノロジー犯罪の専門家のCISSP取得が進んでいます。英国政府のInfosec Training Paths and Competencies (ITPC)では、CISSP資格保有者を自動的に資格認定することが決定されております。
アジアでも、シンガポール政府のIDA(情報通信開発庁)では、現在 Chartered Security Investigator (CSI)資格及びトレーニングの開発 に向けて(ISC)2と協業を図っているなど、各国でもCISSP資格取得を推奨しております。
《統計》世界のCISSP保持者
≫https://www.isc2.org/cgi-bin/constituent_count.cgi?displaycategory=1344#cissps 
2006年6月現在、わが国、日本でのCISSP保持者はわずか535名です。ただし、最近では冒頭のような問題認識からか、広く世界でも通用する資格として「CISSP」への注目が高まりつつあるといえます。
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HP社では、バランスの取れた高度なセキュリティ知識を有する人材育成の重要性を経営層も認識し、CISSPをセキュリティの最上位資格として位置づけ取得を奨励しています。HPでは、全世界で現在250名を超えるCISSP資格保有者を有しています(2006年7月現在)。
日本HPでも、昨年では、10余名のCISSP資格保有者が誕生し、今年も8月現在でも昨年を上回るペースで本認定試験合格者を追加輩出しております(筆者もそのひとり)。そして、さらにCISSP資格保有者を日本における取得者数の1割を占めるべく、情報セキュリティ人材教育を積極的に展開しております。 |