Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品とサービス サポートとドライバ ソリューション ご購入方法
≫  お問い合わせ
日本HPホーム
製品とサービス  >  ソフトウェアとOS  >  HP OpenView  >  HP OpenView News

HP OpenView News 【42-04】
HP OpenView 事例紹介(海外事例)
Siemens Transportation Systems社、
HP OpenViewでネットワーク・アクセスを保護


Vol.42 (2006.09.21発行)

HP OpenView News TOP

Vol.42 TOP

【42-01】
世界で認められたセキュリティ専門家資格「CISSP」とは

【42-02】
続・アポロ13とITIL-5-

【42-03】
シリーズ“HP OpenView講座”vol.23
(最新版)日本版SOX法対応におけるITILの有効性

【42-04】
HP OpenView事例紹介 -海外事例-
Siemens Transportation Systems社、HP OpenViewでネットワーク・アクセスを保護

【42-05】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

HP OpenView Newsのご紹介

HP OpenView

ITSMとITIL

HP Software News:ITIL、ITガバナンス、品質保証等、読み物満載
メール配信登録はこちら
コンテンツに進む

Siemens Transportation Systems(STS)社の課題

Siemens Transportation Systems社(以下、STS)は、運行自動化技術(信号経路など)、エンジン、車両(ディーゼル、電気)、列車(高速、都市間など)、鉄道の電化(鉄道網の電源供給)、交通、および運行コントロールセンターを扱う総合的な運輸サービス企業です。Siemens AGの1部門で、全世界におよそ18,000名の従業員を抱え、またアメリカとフランスにも子会社があります。2003年の売上高は、約47億ユーロでした。

STSでは、全世界に広がるおよそ3,000社のビジネスパートナーと、従業員とがグローバル・ネットワークで結ばれています。信頼できるアクセスをタイミングよく提供しなければならないばかりか、イントラネット・エクストラネット・ポータル等を確実に保護できる全社的なセキュリティを構築、強化し、莫大な人数のアクセス権を認証/制御をする必要があります。更に、ユーザがアクセスできるデータエリアを特定する権利を正確に定義して完璧なセキュリティ体制の下で制御しなければならず、STSは企業内に導入する専門的なアイデンティティ管理ソリューションを探していました。

Authorized access only: Siemens TS secures network access with HP OpenView (英語 PDF)

e-businessにおけるアイデンティティ管理の問題に対処

最適なソリューションを識別するため、STSは総合的な基準リストに照らし合わせて、あらゆる製品を評価しました。そして最終的には、2つのアイデンティティ管理ソリューションが候補として残りました。1つ目がXML(Extensible Markup Language)ベースのHP OpenView Select Access(以下、OVSA)。2つ目がCORBA(Common Object Request Broker Architecture)ベースのソリューションでした。

STSにとって、HPのソリューションの方が適していることは明白でした。

STSのテクノロジ・パートナー、Ophios GmbH(以下、Ophios社、 ドイツ、Bad Homburg)のマネージングディレクタであるトーマス・メッケル氏は、その理由を次のように説明します。
「CORBAベースのソリューションでは機能性と性能に限界があり、STSの要件には応じられません。また、CORBAベースのソリューションには、エラー追跡機能にも限界があることが立証されていました。」

「それに比べ、OVSAには、ポイント&クリックで簡単に使える、優れたレポーティング機能があります。またHPソリューションは、簡単にインストールできる比較的小さなコンポーネントで構成されており、シンプルでスタンダードベースの構造であるが故に、ユーザにとって非常に易しいソリューションです。つまり、システムを管理するために複雑なトレーニングは必要ありません。プロジェクトの評価段階においても、OVSAの方がはるかに柔軟かつ単純であり、コスト面でも優れたソリューションでした。」

大規模、複雑な環境下でも問題なく実装

「OVSAは、既存のWeb環境に最適でした。当社のWeb サービス・アーキテクチャはXMLを中心に構築されているため、XMLベースのHPソリューションは戦略的に完璧です。」STS、I&C テクノロジーディレクターのヴォルフガング・グリース氏は、なぜOVSAを採用したか、このように説明しています。

ワークフロー管理とセキュリティ・ソリューションに豊富な実績を持つOphios社は、OVSAの導入を任され、2001年の夏、Ophios社はSTSのインフラ内にOVSAのインストールを開始しました。「開始当初からまったく問題ありませんでした。導入は、素早く、円滑に、効率よく進みました。ここで注意していただきたいのは、STSが決して“一般的な”カスタマではない点です。同社には、かなり大規模なイントラネットがありますが、現在はOVSAが全てを制御しています。」(Ophios社、トーマス・メッケル氏)

実装時、最大の技術的難関は、OVSAと、STSの既存システムSunONE Portal ServerシステムおよびOracle 9i Application Serverの統合でした。また、PKIソリューションと統合した新システムが、STSのWebアプリケーションのセキュリティを保護することを保証しなければなりませんでした。

こういった複雑な作業にもかかわらず、OVSAの一部として提供される、カスタマイズ可能なAPIを使って、実装はスムーズかつ迅速に進みました。「OVSAは非常に柔軟性が高く、IT環境への適応力は非常に優れていました。2001年の秋までには、STSポータルを通じてシングルサインオンを提供できるようになりました。次にパイロット・プロジェクトを段階的にスタートさせ、2002年初めには、150のパイロット・ユーザーの、ほぼ全てを接続しました。」「パイロットフェーズの拡張版では、システムを停止させることなく、最短期間内にユーザ数を250人まで増やしました。」トーマス・メッケル氏は、このように述べます。

イントラネットを含む通常のプロジェクトの開始は、2002年10月でした。今では世界各地のユーザがOVSAソリューション経由でSTSのネットワークにアクセスしています。場所やアクセスしたい日時にかかわらず、OVSAなら、エクストラネットとイントラネット間の複雑な接続も実現でき、関連するアクセス権や認証作業、ユーザ・プロフィールなどにも簡単に対応します。最終的にSTSは全ての子会社をシステムに統合することにしました。

OVSA導入によって、STSがどれほど柔軟に対応できるようになったのでしょうか。例えば、導入後のSTSが手がけた鉄道線路の近代化といった長期的プロジェクトを見るとその効果は明白です。プロジェクト現場では、ユーザがITインフラを使えなければなりません。そしてプロジェクトが進むにつれ、実際の鉄道線路の作業現場で重要なデータが必要になります。OVSAなら、有線、無線にかかわらずインターネット経由にて、ユーザがプロジェクト・ポータル内の許可されたデータへアクセスできます。STSにとって、これは非常に安全かつコスト効果の高いソリューションなのです。

拡張性のあるアイデンティティ管理

現在、OVSAは、STSオンライン・リソースへ、素早く使いやすいロールベースのアクセスを提供するため、ユーザはイントラネットとエクストラネットを充分に活用することができます。アイデンティティ管理は、正確かつ安全に管理される認証ポリシーを通じ、OVSAと一貫したアプローチを取っています。OVSAなら、ユーザはSTSのイントラネットとエクストラネットにあるwebベースのアプリケーションに、何度も認証する必要なく簡単なシングルサインオンでアクセスすることができます。

またOVSAは、SAML(Security Assertions Markup Language)標準を使い、連携した関連Webサイト全体へのアクセスも提供します。ユーザのデータや属性を交換し、複数サーバ間での認証も行えます。また、Liberty AllianceとWS-Securityスタンダードにも対応しており、つまり、ベンダーを選ばないため、どのようなビジネスパートナーでも、既に配備している認証製品に関わらず簡単に連携できるということです。

さらに、OVSAなら、各ユーザが自分たちのプロフィールに定義されている権利に応じ、個別情報へのアクセス権を取得します。また、このソフトウェアはUnicodeをサポートするため、各ユーザは自分たちが使い易い言語で作業が行えます。

STSのシステム管理業務に対して、OVSAは中央で管理できるJavaベースのインターフェース(下図参照)を提供するため、ユーザ・プロフィールやアクセスポリシーを素早く簡単に配備し、維持も簡単です。また直感的なインターフェースは、各ユーザに定義されている権利や制約内容が一目で分かるアイコンを表示します。また、このソリューションは拡張性にも優れており、必要に応じて世界各地から何百万人ものユーザを同時にアクセスさせることも可能です。更に、STSの複雑なIT環境に嬉しいもう1つのメリットは、プロフィールやポリシー、監査機能などを複数の管理業務間で委任あるいは再委任できるということでしょう。

HP OpenView Select Access Policy Builder
HP OpenView Select Access Policy Builder
拡大画像(新規Window)

チャレンジ ソリューション 結果
STS社は、複数のWebアプリケーションとプラットホームにアクセスを提供。
STSは、OVSAソリューションでアクセス権やユーザ・プロフィールの認証を行うことに決定。
異機種混在型環境におけるITリソースへのアクセスを、中央で管理できるようになった。
同社には、認証およびユーザーのアクセス権を管理するための、Webアクセス制御ソリューションが必要。
OVSAが実装され、SunONE Portal ServerとOracle 9i Application Serverに統合。
OVSAを使用すれば、管理者は許可されたユーザや割り当てられたリソースを同時に表示できる。
ID管理ソリューションを既存のインフラへ円滑に統合した上、管理し易くコスト効果も高くなければならない。
段階的なロールアウトにより、STSのイントラネットや複数ポータルへのシングル・サインオン・アクセスが実現。
セキュリティが改善された一方、管理に対する作業負荷が簡素化された。総所有コストについては、大幅削減。

中央のアイデンティティ管理機能を提供するのは、ポリシーマトリクスの中枢部にあるRule Builderです。ポリシーマトリクスは全てのユーザとリソースを分かりやすく表示するので、IT管理者は全ユーザの権利を同時に一目で判断できます。マトリクス画面で、制約内容を4つの承認レベルに対して4段階(制約なし、若干制約あり、など)に定義します。結果は、例えば「アクセス拒否」や「エクストラネットへのアクセス」など、ユーザの権利を判定するために相関処理されます。ユーザの権利が包括的になるほど、ポリシーマトリクスに定義されたリソースを許可する方法も細かくなります。

高い顧客満足度

評価段階で明白だったことが運用段階に入ると更に確実になりました。OVSAが提供できるTCOなら、ROIを最大化する方法を模索する企業も迅速な収益の還元が期待できます。また、小型のコンポーネント、簡単な設置と配備、使いやすいインターフェースはトレーニングの必要性を最小限に抑え、消費するリソース量も最低限で済みます。簡単に管理できるためエラー発生率が減り、コスト削減にもつながります。また、XMLを使用することなど、他の類似製品に比べて全てがコスト面で有利です。

Ophios社トーマス・メッケル氏は、どのようにSTS内でプロジェクトが受け入れられたかを、次のように説明します。「STSの立場からすると、ユーザ側および管理者側双方において、これまでの実績がとにかくすばらしい。迅速かつ円滑な配備プロセスは、誰をも納得させました。」

「全体的なセキュリティ基準が上がる一方で、ユーザやリソース検出の自動化など自動管理機能を通じて、管理に対するオーバーヘッドは大幅削減となりました。一方、管理に関わるエラーも減りました。加えて、総合的なトレーニングを実施せずにシステムを管理できる操作性も、非常に好材料でした。」

「全くそのとおり」と同意するのはSTS ヴォルフガング・グリース氏。「このプロジェクトは模範的でした。私たちが経験した内容は、全て説得力あるものでした。現在、約70のwebアプリケーションで構成される当社のイントラネット/エクストラネットのユーザ管理は、全てOVSAで対応しています。そして、何も問題なくシームレスに機能しています。」

OVSAは、STSのグローバルな安全基準を強化しただけでなく、管理業務上の作業負荷を軽減し、総所有コスト(TCO)も大幅に削減したため、同社にとって大きなメリットとなったのです。

最後に

上記事例のように、HP OpenViewではアクセス管理においてHP OpenView Select Accessを提供しておりますが、さらには、ID管理についてはHP OpenView Select Identity、ID監査についてはHP OpenView Select Auditなどのラインアップをご用意しております。当社のソリューションサイトまで、アクセスください。
前の記事へ   (4/5)   前の記事へ
[1分アンケート]
  iPAQ  
 お聞かせください!あなたの感想。
 抽選で3名様に「iPAQ」差し上げます!
 締切:アンケート終了しました。
 

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe® Reader®が必要です。アドビシステムズ社のウェブサイトより、ダウンロード(無料)の上ご覧ください。
印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項 ウェブマスターに連絡
© 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P.