ECS機能自体は過去のOVOバージョンでも装備されていたのですが、ECS DesignerというECS機能で使用する相関処理ルールを作成する設計ツールが別途必要でした。
OVO8からその相関処理ルールを作成するエディタであるECSコンポーザが標準で装備されています。
ECS コンポーザは、以下のコマンドで実行することが出来ます。
- ECSコンポーザGUIの起動
ovocomposer -ui
- 作成したコリレータのOVOマネージャへのインストール
ovocomposer -install [ -fs fstore1 [ -fs fstore2 ... ] ] -ms
- 作成したコリレータのOVOエージェントへのインストール
ovocomposer -install [ -fs fstore1 [ -fs fstore2 ... ] ] -agt node1 [ node2 ... ]
また、ECSコンポーザには様々なコリレータテンプレートが用意されており、イベント処理のパターンに応じた実装が可能です。作成したコリレータテンプレートは、上記のコマンドでインストールを行うことで初めて有効になります。

コリレータの設定画面
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コリレータテンプレートには以下のようなタイプがあります。
| ◆情報拡張 |
受信したイベントを元にそれを変更するか新たなイベントを生成します。 |
| ◆マルチソース |
複数イベントの組合せからその一部を廃棄、変更、あらたなイベントを生成します。 |
| ◆レート |
イベントの発生頻度(一定時間内に何件受信したか)を元に新たなイベントを生成します。 |
| ◆繰り返し |
ある時間内に繰り返し受信されるイベントに対して廃棄や新たなイベント生成します。同一メッセージが一定時間内に発生するケースでイベントの大量発生を抑止することが可能です。 |
| ◆アラーム抑制 |
条件に合致したイベントを廃棄します。 |
| ◆過渡状態 |
一時的・短期間の異常(すぐに正常に戻るタイプの)イベントを定義します。 |
| ◆ユーザ定義 |
外部モジュールのコールを利用します。外部モジュールは開発が必要です。 |
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これらのコリレータテンプレートを複数実装した場合には、図のような順番で評価が行なわれます。

コリレータの評価の順番
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