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【46-05】【新製品プレビュー】 PCシェア世界No.1の
HPが開発・提供するPC管理ソフトウェア 〜HP OpenView
Client Configuration Manager検証レポート〜

HP OpenView News Vol.46 (2007.01.18発行)

HP OpenView News TOP

Vol.46 TOP

【46-01】
マーキュリー統合と「HP Software」の誕生について

【46-02】
HP Software Universe in ウィーン レポート

【46-03】
緊急掲載:いわゆる日本版SOX法の実施基準(公開草案)にみる情報セキュリティ対策のポイント

【46-04】
IT資産をITで管理する時代がやってきた!-1-
〜 HP OpenView AssetCenterは企業にどんなメリットをもたらすのか? 〜

【46-05】
【新製品プレビュー】
PCシェア世界No.1のHPが開発・提供するPC管理ソフトウェア
〜 HP OpenView Client Configuration Manager検証レポート 〜

【46-06】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

【46-07】
ソフトウェア統括本部長より新年のご挨拶

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はじめに

サーバの増加や新しいテクノロジーの導入により複雑化するIT環境を効率的に運用していくために、HPは日々HP OpenView製品の機能強化とラインナップの拡充を行なっています。

今回は、セキュリティに対するリスク管理や内部統制、コスト削減の観点から導入が進んできているクライアントPC管理を実現する製品HP OpenView Client Configuration Manager(以下、OVCCM)の機能検証レポートご紹介します。

※ HP OpenView Client Configuration Manager日本語版は2007年3月に日本でのリリースを予定しています。(2007年1月現在)

クライアントPC管理における課題

製品のレポートを始める前に、まずクライアントPC管理における課題について考えてみましょう。

従来からよく言われているのは、
◆  クライアントPCが数千台を超える台数になり管理しきれなくなっている
◆  遠隔地にあるクライアントPCへのアプリケーションの導入・更新に手間がかかる
◆  必須セキュリティパッチを漏れなく全クライアントPCに適用する必要が出てきた
といった課題です。
 
また、最近では上記に加えて、
◆  CMDB(構成管理データベース)を構築したが、情報が更新されず陳腐化してしまう
◆  IT資産管理を行なって、ソフトウェアライセンスの最適化と、棚卸し業務の効率化を行ないたいが、ベースとなる情報の収集が出来ていない
といった要件をお客様から聞くことも多くなってきました。
 
これらの要件を実現するためには、次のようなソリューションが必要になります。
1.  OS、ソフトウェア、セキュリティパッチ等の各種インベントリ情報を自動的に収集
2.  ソフトウェアやセキュリティパッチをクライアントPCに適用
3.  インベントリ情報や、ソフトウェア・セキュリティパッチの適用情報を把握
そして、上記ソリューションは、OVCCMで実現することが可能です。

HP OpenView Client Configuration Managerとは?

HPでは効率的な変更・構成管理を継続的に実現するためのツールとして、HP OpenView Configuration Manager(以下、OVCM)を提供しています。

OVCMはクライアントPCだけでなくサーバ(Windows、UNIX)自体をも管理対象範囲とした製品で、「あるべき姿」と呼ばれるユニークなポリシーベースの管理を行なうことで、管理対象ノードの変更・構成管理を自動化するとともに非常に柔軟で大きな拡張性を持った管理製品となっています。

※ OVCMについては、HP OpenView News vol.45でもご紹介しておりますので、そちらをご覧下さい。
【45-04】HP OpenView Configuration Manager のご紹介

一方、今回ご紹介するOVCCMは、OVCMをベースに開発された、クライアントPC管理に特化した製品で、OVCMと比較すると、管理対象がクライアントPCに限定されること等いくつかの機能的な制限事項はありますが、導入のしやすさと使いやすさをコンセプトに大幅な改良が加えられており、より簡単により素早くクライアントPCを集中管理する環境を構築することができます。

では、既に米国でリリースされている英語版のOVCCMの検証結果を簡単にご紹介します。

OVCCM検証レポート

OVCCMは他の多くのHP OpenView製品と同様、マネージャ(管理サーバ)とエージェント(管理対象ノード)の2つのコンポーネントにより構成されています。今回の検証は、マネージャとしてWindows Server 2003、エージェントにWindows XPを用いて行ないました。

1.インストールと展開

<マネージャのインストール>
OVCCMでは各種データの管理をマネージャサーバ上のデータベースで行ないます。そのため、マネージャのインストールを行なう前に、Microsoft SQL Serverのインストールを行なう必要があります。
Microsoft SQL Serverのインストールが終了したら、製品のインストールの開始です。

 
インストールウィザードに従って、各種情報を設定

インストーラではウィザードに従って「インストールディレクトリ」や「接続するデータベース」といった項目を5つ程設定します。その後、ウィザードで設定した内容に従ってインストールが行なわれます。(今回は約30分でマネージャのインストールが完了しました。)
インストールが正常終了していることを確認した後、Webブラウザを起動してOVCCMのコンソールを表示させます。

ユーザIDとパスワードを指定して、OVCCMにログインします。

<エージェントのインストール>
次にWindows XPマシンに対してOVCCMのエージェントをインストールします。エージェントのインストールは、OVCCMのCD-ROMを使用した「手動インストール」と、OVCCMコンソールを使用した、マネージャサーバからの「リモートインストール」の2つの方法で行なうことができます。(今回は「リモートインストール」を用いてエージェントのインストールを行ないました。)

エージェントをインストールしたいマシンを選択してボタンをクリックすると、リモートインストールが行なわれます。

2.ソフトウェアの配布

<配布対象ソフトウェアの登録>
次はソフトウェアの配布を行ないます。配布を行うためには、事前準備として配布対象となるソフトウェアをOVCCMに登録しておく必要があります。(今回の検証では、Windows OSのサービスパックに付属している、「Windows Support Tools」を配布対象にしました。)
OVCCMではPublisherというモジュールを用いて、「Windows Support Tools」のインストールファイル(MSI形式)を読み込むことで、このソフトウェアをOVCCMの配布対象として簡単に登録できます。

Publisherを使用してインストールファイルの読み込みと、OVCCMへの登録を実行

<ソフトウェアの配布>
次に、配布対象として登録したソフトウェアを、クライアントPCに配布します。これらの設定はOVCCMコンソールを使って行います。
OVCCMコンソールの画面左側の項目より「Software Management」を選択します。この状態で画面右側を見ると、先ほどPublisherを用いて読み込ませた「Windows Support Tools」が、配布対象ソフトウェアとして登録されていることが確認できます。
ソフトウェアを配布するためには、配布対象ソフトウェアの一覧の中からこのソフトウェアを選択し、「Deploy Software」ボタンをクリックします。

配布したいソフトウェアを選択し、インストール用のアイコンをクリックします

「Deploy Software」ボタンをクリックすると、新たにウィザードが起動します。このウィザードに従って、配布対象ノードや、配布スケジュールを決定します。

ソフトウェア配布に関する各種設定を行なうウィザード画面

以上でソフトウェア配布の設定は完了です。後はウィザードで設定したスケジュールになったタイミングで、各管理対象ノードにインストールされているOVCCMエージェントが自動起動し、配布対象として指定されたソフトウェア(Windows Support Tools)がインストールされます。

また、OVCCMにはApplication Self-Service Managerという機能があり、配布対象として設定されているソフトウェアを一覧表示させることができるので、エンドユーザはこの中から自分が導入したいソフトウェアを選択し、自分のクライアントPCに自由にインストールすることができます。

エンドユーザのセルフサービスによるソフトウェアのインストール画面

このようにOVCCMは、必須ソフトウェアは強制配布し、オプション的なソフトウェアのインストールはエンドユーザの判断に任せる、といった運用にも対応することができます。

3.セキュリティパッチの適用

次はセキュリティパッチに関する機能についてご紹介します。
OVCCMには、「パッチのダウンロード」「パッチ未適用マシンの検出」「パッチの配布」「パッチ適用状況の確認」といった、セキュリティパッチのライフサイクル管理を行なうために必要な一連の機能が実装されているので、この機能を利用して効率的なパッチ管理を行なうことができます。

<パッチのダウンロード>
セキュリティパッチの配布を行なうためには、まずOVCCM側でセキュリティパッチをダウンロードし、配布対象として登録しておく必要があります。OVCCMでは、マネージャ(管理サーバ)側でパッチ取得のスケジュールを設定することで、定期的にマイクロソフト社のサイトにアクセスし、セキュリティパッチのダウンロードと、ダウンロードしたセキュリティパッチをOVCCMの配布対象として登録するまでの作業を自動的に行ないます。

<パッチ未適用クライアントの検出>
次に、各クライアントPCに対する現在のパッチ適用状況を把握します。OVCCMでは各クライアントPCにインストールしたエージェントが自動収集したパッチ適用情報を、マネージャで一元管理するため、デスクトップPCの管理者はOVCCMのコンソールを使用して、「どのクライアントPCにどこまでパッチが適用されているのか?」「重要なパッチが未適用のクライアントPCはどれか?」といった情報を簡単に確認することができます。

OVCCMコンソールよりセキュリティパッチの適用状況を確認

<パッチの配布>
セキュリティパッチ未適用のクライアントPCを見つけたら、それらのPCに対してパッチを適用しなければいけません。OVCCMのコンソールから、あるパッチが未適用のクライアントPC群をグループ化し、ソフトウェア配布と同じやり方で、該当パッチをそのグループに配布します。

OVCCMコンソールを使用して、適用するパッチと、適用対象となるグループを設定

<パッチ適用状況の確認>
セキュリティパッチ配布後は、正しくそのパッチが適用されているかをチェックするために、再度パッチ適用状況を確認する必要があります。クライアントPC管理者は、<パッチ未適用クライアントの検出>と同じやり方でOVCCMコンソールにアクセスし、パッチ未適用クライアントPCが存在しなくなっていることを確認できます。

4.インベントリ情報の収集

最後にOVCCMのインベントリ情報収集機能をご紹介します。
OVCCMでは各クライアントPCにインストールされているエージェントを使用して、そのクライアントPCの様々なインベントリ情報(ハードウェア、OS、NIC、ソフトウェア、Windowsサービス、実行ファイル等)を自動収集します。自動収集された情報はマネージャに転送され、一元管理されます。
マネージャで管理されているインベントリ情報は、OVCCMコンソールを利用して参照できます。OVCCMコンソールでは、各クライアントPCを詳細に見るための画面と全体をサマリして見るための画面を用意しているので、クライアントPC管理者はOVCCMコンソールを使用して、異なる視点からクライアントPCのインベントリ情報を確認することができます。

各クライアントPCの詳細なインベントリ情報を確認

クライアントPC全体のサマリ画面

まとめ

今回はOVCCMの検証結果をご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
実際にこの製品を触ってみて感じたのは、とにかく「使いやすい」ということです。ほとんどの作業がWebベースのGUIから行なえるのと、各種設定がウィザード化されていることから、あまりマニュアルを読む必要もなく、直感的な操作で多くの作業を行なうことができました。
また、機能的には、クライアントPC管理を行なう際に必要なものは一通り網羅(今回はご紹介できませんでしたが、OVCCMではOS配布、ソフトウェア使用率の計測、クライアントPCの遠隔操作といった機能も提供しています)しているので、クライアントPCを集中管理する必要性を感じているお客様にはお役立ていただけるのではないかと思います。
日本での発売ももうすぐです。クライアントPC管理ソリューションとして、是非HP OpenView Client Configuration Managerをご検討ください。

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