Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品とサービス サポートとドライバ ソリューション ご購入方法
≫  お問い合わせ
日本HPホーム
製品とサービス  >  ソフトウェアとOS  >  HP OpenView  >  HP Software News

【48-01】HP OpenViewからHP Softwareへ
HP OpenViewへの追憶と新たなる挑戦

HP Software News vol.48 (2007.03.08発行)

HP OpenView

HP Software News TOP

Vol.48 TOP

【48-01】
HP OpenViewからHP Softwareへ
〜HP OpenView への追憶と新たなる挑戦〜

【48-02】
「IT資産管理」は企業に何をもたらすのか?
〜HP AssetCenter software 「導入事例」と、期待される「未来予想図」

【48-03】
HP Operations Manager software(HP-UX)、Manager of Manager (MoM)
構成時のメッセージ転送の作法について

【48-04】
【HP Software製品情報】
HP NNM SPI for SNMPv3 と HP NNM Secure Polling Agent のご紹介

【48-05】
【HP Software製品情報】
最新リリース・HP Service Desk 5.1 softwareのご紹介

【48-06】
今、注目の情報満載!ニュース、イベント、セミナーご紹介

HP Software News:ITIL、ITガバナンス、品質保証等、読み物満載
メール配信登録はこちら
コンテンツに進む

はじめに; 新たな次元を切り拓く「HP OpenView」

2007年2月1日。
この日はHP OpenViewにとって歴史的な日となりました。

先般からご紹介してきたように、マーキュリー・インタラクティブ・コーポレーションの買収を受け、日本においても、この2月1日に、マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社(以下、マーキュリー)の人員と組織を統合し、HP OpenViewおよびマーキュリー製品を日本HPとして販売・サポートしていくことになりました。そして、これを機に相互の製品ラインアップを再編し、今後は”HP Software”という統一ブランドのもとで、「IT戦略」「IT開発」「IT運用」に向けた統合ITマネージメント・ソフトウェアを提供していくこととなります。

HP OpenView

つまり、ブランド・製品名称の観点からすると、「HP OpenView」は市場から姿を消すことになったわけです。ただし、製品そのものは残り、むしろ今後はさらに強化されていきますが、「HP OpenView」の名称が無くなることは、今までご愛顧いただいたお客様や、共に育てていただいたパートナ様にとっても感慨深いことかと思います。筆者も、1997年から10年近くにわたり、HP OpenViewのマーケティング業務に従事してきており、微力ながらその日本市場での認知拡大や製品機能改善に努めてまいりましたので、「HP OpenView」の名称が無くなるという事に一抹の寂しさを覚えております。

この10年の間、様々な新製品が現れ(また消え)、そして市場環境も大きく変わってまいりました。このHP OpenViewという名称が消えるこの機会に、今までの歴史を簡単に振り返りながら、そして、今後の新生HP Softwareへの期待を書き綴らせていただきたいと思います。

(注: 以降の時期や製品名称や会社名は、筆者の調査かつ記憶の限りにおいてのものであり、不正確・不適切な情報・表現があるかもしれませんが、何卒ご了承ください。)

HP OpenViewのはじまり; 1990年 NNMから ?

HP OpenViewの歴史を語るうえで、HP OpenViewが世に出た時期と名前の由来からと思ったのですが、いきなり躓いてしまいました。
実は、今となっては正確に誰が(HPのどの事業部が)、どのように、「HP OpenView」という名前を付けたのかは定かではなく、また、HP/日本HP社内にも、製品の編纂史的なまとまった情報がないため、現在では30製品以上もあるHP OpenViewファミリの最初の製品が何であったのかも定かではありません。
ただ、筆者が調べる限りでは、やはりNetwork Node Manager(以下、NNM)が最初のHP OpenViewを冠した製品であったようです。現在に至る主要バージョンのリリース時期がログとして残っていました。(日本でのリリース時期とは一致しません。)

NNM リリースの履歴 (PDF)

NNMがHP OpenViewがネーミングされた最初の製品だとすると、いまや死語ともいえる「Open System」環境のネットワークを視覚化「View」する、というのがHP OpenView の名前の由来かもしれませんね。

いまやNNMのAuto-Discovery機能は当たり前かもしれませんが、当時(17年前)においては、まだインターネットという概念ができる以前であり、企業内・キャンパス内にネットワークが張られはじめた時代でした。メインフレームからの分散環境への移行に際しては、この局所的なネットワーク環境内ですら、障害箇所の特定・ネットワーク構造の把握が必須であり、NNMは画期的な管理製品として急速に利用され始めたのです。NNMをインストールして企業ネットワークに接続するだけで、自動的にネットワーク・マップを描画する、コンソールを見ていると、時間ごとにノードが増え、結線されていくなど…。最初にNNMをみたネットワークエンジニアは本当にびっくりしていたそうです。筆者はエンジニアでないので、その効用にすら気付かなかったのですが。

さて、NNMの歴史を辿る上で、筆者にとって思い出深いのはNNM5.0がリリースされた時のことです。NNMは、バージョン5.0で初めてWindows NT版製品がリリースされ、筆者は当時、このNNM5.0の日本での市場投入に関与した仕事に携わっておりました。日本での製品発表会を大手町にある経団連会館において、日本でのOEMパートナ各社様にも同席いただき、エンドーズメントを受け、共に行ったことを昨日のように思い起こします。

NNMはすでにグローバルでは販売開始より17年以上を経ており(日本でのNNMの販売開始は1993年頃からですので、14年)、 これだけ長い間利用され、なおも拡張を続け、販売を拡大しているソフトウェアは、業界でも特異なものであるといえます。それだけ多くのお客様に愛されてきた製品であり、今後もさらに改善・強化していかねばならない思いを新たにします。

さて、NNM以外にHP OpenViewの初期からラインアップされていた製品としては、Operations (OVO), Performance, GlancePlusがあります。
紙面の関係上、リリースの履歴は省きますが、調べた限りでの各製品の最も古いバージョンのリリース時期は以下の通りでした。

製品名 リリース時期
Operations Center A.02.10 1995年12月
PerfView Version B.05.01 1997年3月 (9.x & 10.01)
PerfView Version C.00.00 1997年7月 (10.20 only)
GlancePlus Version B.10.31 1997年10月 (10.01, 10.10, 10.20, & 10.30)
MeasureWare Agent Version B.02.22 1998年12月 (10.01)

Operations Centerは、HP OpenView Operations(以下、OVO; ただし、2/1日以降はHP Operations Manager softwareとい名称になります。)のことです。このリリース時期を見るかぎりではNNMの方が早いのですが、Operation Centerバージョン1.0のリリース時期が不明なため、よくわかりません。(後述のITILへの取り組みの歴史のなかでは1994年らしいです。)また、GlancePlusについては、その開発の出自は、HP-UXのオペレーティングシステムにおけるパフォーマンスのボトルネックを診断するツールとして、HP-UXの開発部門の内製ソフトウェアが元になっており、当初はHP OpenViewの名称を冠していませんでした。その後、非常に優れたソフトウェアであることから、パッケージ化され、HP OpenViewファミリに組み入れられるようになりました。現在でも、HP OpenView GlancePlusは、外販だけでなく、HPのサポート・エンジニアによってパフォーマンス解析・診断用に利用されています。

ちなみに、Operations Centerが、OVO になる過程では、製品名称は以下のように変遷しました。

製品名 バージョン(略称)
HP OpenView Operations Center 1.0 (OpC)
HP OpenView Operations Center 1.1 (OpC)
HP OpenView Operations Center 2.0 (OpC)
HP OpenView IT/Operations 3.x (ITO)
HP OpenView IT/Operations 4.x (ITO)
HP OpenView IT/Operations 5.x (ITO)
HP OpenView VantagePoint Operations 6.x (VPO)
HP OpenView Operations 7.x (OVO)
HP Operations Manager software 7.x, 8.x (Operations Manager)**
  **2007/2/1以降

名称がころころ変わるのは決して良いことではありませんが、後述するようにHP OpenView全体の戦略・方向性によって変わってしまうことが多く、特にOVOはHP OpenViewの中核製品でもあり、結果的に出世魚のようにビジネス拡大・戦略進化に従い、名前が変わっていきました。そして、2/1付けをもって、今度は、HP Operations Manager softwareとなったわけです。

分散ネットワークとサーバの管理を超えて 〜HP OpenViewの管理領域拡大〜

NNM, OVO, GlancePlus…どの製品が先に誕生したかは今となってはわかりませんが、いずれにせよHP OpenViewは分散されたネットワークとサーバ用の運用管理ソフトウェアとして誕生したことになります。OVOも、分散サーバへの集中イベント・ログの管理コンソールという役割です。

HP OpenViewがビジネスを開始した管理領域は、他の統合運用管理ソフトウェア・ベンダとの比較の中でも当時では独自的であったと言えます。つまり、他ベンダの多くは、メインフレーム管理あるいは、ジョブ・スケジュールを初期のメインのビジネスとしてきていたのに対し、HP OpenViewは最初から、“分散環境(名前の通りOpen)”に対する運用管理機能を提供してきました。そのため、当初は運用管理ベンダがお互い持っている機能が異なるため、現在では思いもよらない協調関係をもっていました。例えば、C社, B社, I社等とも協調イベント等を実施したこともあります。

その後は、各ベンダが共に運用管理の対象領域を他社買収という手段を含め、大幅に拡大する戦略を取ったため、現在では統合管理ベンダの競争は激しくなってきております。
HP OpenViewも同様に、ネットワーク、サーバに加え、アプリケーション管理、ストレージ管理、Web管理、デスクトップ管理と管理範囲を拡げていきました。ただし、根底にある分散環境の管理というのが、管理対象として分散環境を得意とするだけでなく、各製品自身がオープンな発想に基づいており、製品モジュール毎での導入のし易さ、他者製品との連携、現在で言うとWebサービスでのインターフェース、といった特徴に現れているかと思います。

インターネットとITILでの飛躍; 進化を続けるHP OpenViewの“ITサービス”戦略

そして、いまさら説明する必要もないと思いますが、インターネットによるビジネスでのITの重要性の増大とITILでの運用プロセスの効率化へのニーズに伴い、運用管理の市場はさらに拡大することになります。インターネットとITILは、運用管理ソフトウェアにとっては、運用管理の技術視点だけでなく、いかに“ITサービス”の視点で製品を強化するか、という変局点であったかもしれません。
HP OpenViewも以下のITサービス管理に向けた戦略を打ち出し、そして、これを実現すべく様々な製品をリリースしました。

≪HP OpenViewの進化する戦略≫

  • e-services management
  • Adaptive Management
  • Management of the Adaptive Enterprise
  • ビジネスとITの連携
  • Align(連携), Automate(自動化), Optimization(最適化)の3層成熟度モデル

戦略の名称は変われど、HP OpenViewは一貫して、ITをテクノロジとしてだけでなくITサービスとして利用者であるエンドユーザと企業経営層に価値をもたらす、プロアクティブな運用管理を提唱してきました。最近ではよく雑誌やセミナ・タイトルで目にする“攻めの運用”ということも、HP OpenViewでは早々と広告のコピーとして使っており、時流に先んじていたといえます。

そして、これを実践するために、ITILへの取り組みを市場でも先がけて開始しました。HP OpenViewとしては、1997年にProlinという会社を買収し、IT Service ManagerというITIL/ITサービス管理の中核となる製品を手に入れました。同年に、HPはサービス体系としてのITSM Reference Modelを開発・リリースし、製品だけでなくサービスを含めたITIL/ITサービス管理ソリューションの提供を開始しました。これは、何と今から、10年前のことであり、IT Service Managerは、その後、アーキテクチャ含めて全面的に刷新され、HP OpenView Service Deskとして、2000年にリリースされました。日本では、Service Desk 3.0???から日本語版として、2001年頃にリリースし、現在に至ります。

HPおよびHP OpenViewのITILへの取り組みの歴史 (PDF)

さらに、最近では、ITサービスの視点に加え、よりビジネス視点での運用管理を目指しています。

  • 内部統制の強化に向けてIT全般統制をサポートする
  • ITにアクセスするユーザに着目し、そのアイデンティティをライフサイクルとして管理する
  • 業務が流れるビジネスプロセスを視覚化しビジネスへの影響を把握する
  • SOA環境でのサービスとITの依存関係を管理する

これらの最近の取り組みについては、HP Software News (HP OpenView News)のバックナンバーをご覧ください。

*vol.42-03 (最新版)日本版SOX法対応におけるITILの有効性
*vol.47-06 アイデンティティ/アクセス管理:IT管理者は日本版SOX法へ向けてどこから手を付けるべきか?
*vol.32-04 HP OpenView Service Oriented Architecture Manager ご紹介

買収、そして販売完了によるHP OpenView運用管理ポートフォリオの最適化

よく製品の拡充を図る際、HPで選択肢として使う言葉があります。
“Develop, Partner or Buy”。文字通り、自社開発するかOEMあるいはISVとしてパートナと提携するか、そして、会社あるいは製品を買収で手に入れるか、という意味です。
ただ、最近の市場にニーズの変化への迅速な対応を考えた際には、この最後の”Buy”という手段をHP OpenViewでも積極的に行ってきました。
過去の買収と、それにより製品化したものを以下に整理しました。

≪HP OpenView 製品の仲間入りをした製品≫
買収した企業 HP OpenView ブランドに仲間入りした製品
Prolin: Service Desk, IT Service Manager
Norton:
(該当製品および関連事業のみ)
Desktop Administrator(販売完了)
NuView: ManageX (販売完了)
Trinagy: Performance Insight (旧名: Trend)
Baltimore Technologies:
(該当製品および関連事業のみ)
Select Access
Talking Blocks: SOA Manager
Novadigm: Configuration Manager (旧名: Radia)
Consera Software: Configuration Manager
TruLogica: Select Identity
Peregrine Systems: AssetCenter, ServiceCenter, Enterprise Discovery, Connect-It, Active CMDB, 他
TrustGenix:
Mercury Interactive
Select Federation
SiteScope, BAC End user management, BAC Service Level Management, Change Control Management, Universal CMDB, 他
  (運用領域のみ; 日本未販売含む)

HPの買収の特長は、最近のペリグリンとマーキュリーを除き、すでに大きな導入顧客を有しているベンダではなく、比較的小規模でも先進的な技術・製品を有する会社を買収することです。そして、製品だけでなく、そのエンジニア・スキルを取り込むことで、新たな製品や既存製品への新技術の導入を図っています。例えば、Talking Blocksなどは製品単体以上に、HP OpenView製品全般へのSOAアーキテクチャへの変革、Webサービスのインターフェースの拡大、という部分で効果を発揮しています。

さて、買収および新製品のリリースの一方、販売・サポート完了した製品も数多くあります。全てはご紹介できませんが、主要なものを“敢えて”リストします。

販売終了した製品 製品概要
OmniStorage 階層型ストレージ・メディア管理
OpenSpool 出力・アウトプット管理(日本では未リリース)
IT/Administrator ユーザ・アカウント管理(日本では未リリース)
Software Distributor UNIXソフトウェア配布
Desktop Administrator(DTA): デスクトップ管理
ManageX 中小規模向けWindows管理
PolicyXpert ネットワークQoS管理
NodeSentry NDS管理(ネットワーク脆弱性管理)

これは一旦市場にリリースしたにもかかわらず、販売及びサポート完了したことについては、導入いただいたお客様には本当にご迷惑をおかけいたしました。しかしながら、運用管理でのポートフォリオを強化する上で、何がHP OpenViewとしてのコア・コンピテンスなのか、現製品はアーキテクチャ・機能的に改善できるのか、どこに注力することで事業を継続成長させ、そして、より良い製品・価値を継続的にお客様にお届けできるのか、を弊社としても苦慮しながら下した判断でした。つまり、常に製品のラインアップについて、競合・市場環境を見据えて最適化していく必要があると考えており、そして、現在の製品ポートフォリオが形成されています。

そして、この競合・市場環境に、再び大きな変化が訪れました。それが、マーキュリーとの統合であり、HP OpenViewからHP Softwareへのブランド・製品名称の統一なのです。

変わる運用管理での市場・HP OpenViewの競合環境

まず、運用管理市場自体におけるお客様のニーズに変化が起っています。

  • ITILの効果実証、事例化による、更なる普及
  • 内部統制強化など、従来の現場のコスト削減・運用効率化に加え、リスク管理のトップダウンでの管理ニーズが拡大
  • 運用管理をプロセスあるいはツール化することで効率的な内部統制強化を実現
  • 仮想化・自動化などの技術によるブラックボックス化される環境への管理の必要性
  • 業務プロセスそのものがIT化されるなか、その“見える化”がTime-to-Marketに直結

これは総じて運用管理に対するお客様の意識の高まり=ベンダのビジネス機会の向上につながり、結構なことです。しかしながら、この運用管理の価値が高まったこと、そして、ITベンダ各社の技術成熟度が高まってきたこと、あるいは、ITの領域(ハード、ソフト、ネットワークなど)が融合してきていることから、運用管理での競合環境・Playerも変化してきています。

  • 基本的な管理機能のコモディティ化(ハード、OS、ソフトに内包される)
  • セキュリティ関連技術の運用管理との融合(アイデンティティ管理など)
  • ストレージ・データ管理技術の運用管理との融合
  • 業務アプリケーションによるビジネスプロセス管理機能の拡充
  • 運用管理の利用層がよりビジネスよりになることから経営支援ツールとの競合も

結果、現時点でのHP OpenViewのグローバルでの主要競合としては、先にも述べた、I社, C社, B社でありますが(業界アナリストも、Big-4と称しています)、明日の競合は全く別のベンダになる可能性が高いといえるのです。例えば、セキュリティソフトウェアのS社、ストレージおよびストレージ・ソフトウェアのE社、DB・業務アプリケーションのO社およびM社、ネットワークおよび関連ソフトウェア・サービスのC社などとは、日本市場においても、その戦略を注視していく必要があると考えています。 このような背景から、HP OpenViewが取る次の一手が、今回の発表であり、HP Softwareに進化することなのです。

最後に; HP OpenViewが真の統合ITマネージメントとなるための新たなる挑戦

これまで述べてきたように、NNM 1.0のリリースから17年の間、HP OpenViewはIT運用管理を支えてきました。もしかしたら、「運用管理」という観点において、HP OpenViewは一定の役割を終えたのかもしれません。もちろん、ITは今後も新たな概念や技術がどんどん世の中に出てきますので、運用管理製品もそれに対応して、今後も機能拡張、全く新しい製品も開発する必要があります。また個人的には上記のようにコモディティ化が進んだとしても、お客様に多様化するニーズに応えるためには基盤統合などの水平統合が進んでも、そのうえのサービスやアプリケーションはマルチベンダ環境であり続け、運用管理に特化した製品が今後も強みを発揮すると思います。
しかしながら、HP OpenViewは、分散環境管理、ITサービス管理、ビジネス管理、と常に業界に先んじて新たな戦略を展開してきました。今後もそうありたいと考えており、事実、HP自体も最大最強のテクノロジ・ベンダであり、HP OpenViewも同様に先進の戦略とそれに基づく製品展開を継続していきます。そのために、このたびは、HP OpenViewあるいは運用管理自体の殻を破る形での新しい真のITマネージメント・ソフトウェア戦略を打ち出しました(2007/2/20:ニュースリリース)。

HP OpenViewが運用管理の領域で実現を試みてきた「ビジネス視点での管理」、「ビジネスとITの連携」は、本来、運用領域単体で閉じて実現できることではありません。今後は「運用」にいたるまでの「戦略(ITプロジェクトの計画立案)」、「開発(アプリケーション開発と検証)」を三位一体としての、ITのライフサイクル全体を管理する、真の統合ITマネージメント・ソフトウェアとなることが重要であると考えます。現在の、ITの組織や役割が縦割り・サイロで構成されている環境を、HP OpenViewとMercury製品がソフトウェアして、これを水平統合された環境に変え、それを広い意味で(運用だけでなく、アプリケーション品質やガバナンスも)「ITマネージメント」することを目指します。そのために、「戦略・開発・運用」に向けた、新たな「HP Software」としてブランドに統一したわけです。これはある意味、新しい市場をHP自身が創造する取り組みともいえますが、そうすることで、HP Softwareは、お客様のITがビジネスにもたらす価値を最大化する役割を果たすことができると思っています。名称・ブランドは無くなりますがHP OpenViewの各種製品・技術は継続し、むしろHP Softwareの中核となるエンジンとして今後も一層強化されていきます。

最後になりましたが、改めてHP OpenViewへのご愛顧を深く感謝するとともに、今後のHP Softwareへの変わらぬご支援をいただけるようお願いします。
また、HP Software Newsでも、これまで以上にお役に立てるコンテンツをご用意してお届けしてまいりますので、どうぞご期待ください。

筆者:
河口 雄一郎
日本ヒューレット・パッカード株式会社
ソフトウェア統括本部 ソフトウェア・マーケティング部 部長
1989年 日本HP入社。1997年よりHP OpenViewマーケティング、1999年より現職。
本HP Software News発行人。

このページのトップへ

    (1/6)   次の記事へ
[1分アンケート]
  iPAQ  
 お聞かせください!あなたの感想。
 抽選で3名様に「iPAQ」差し上げます!
 締切:アンケートは終了しました。
 

PDFファイルをご覧いただくには、Adobe® Reader®が必要です。アドビシステムズ社のウェブサイトより、ダウンロード(無料)の上ご覧ください。
印刷用画面へ
プライバシー 本サイト利用時の合意事項 ウェブマスターに連絡
© 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P.