ITを「コスト」ではなく「サービス」と捉える時代がやってくる?!
3回にわたり、AssetCenterがもたらす多くのメリットについて述べてきましたが、実はこのソリューションが企業にもたらすものは、前述のものだけにはとどまりません。最後に加えたいのは、これまで述べてきたメリットの先にある、AssetCenterの「最終目的」。AssetCenterの機能を活用することで「将来的に企業に何がもたらされるのか?」……資産管理がもたらすメリットの「奥深さ」についてさらにご説明していきましょう。
今、ITはビジネス戦略を支える有用なツールとして、改めて熱い視線を集めています。しかし一方で「ITは必要なサービスを提供するためのコスト」であり、「コストである以上、なるべくそれを削減すべし」と考える企業が少なからず存在するのも事実です。そんな状況の中でITのビジネス活用を真剣に考えるのであれば、まずは「ITが本当にビジネスに貢献できるものである」ことを明確に示すことが必要ですが、そこでも大きな力を発揮するのがAssetCenterなのです。
IT資産がスムーズに一括管理され、クライアントPCのセットアップや構成変更のプロセスなどが誰にでもわかるように「可視化」されれば、「IT部門の企業内での役割」や「ITがビジネスにどう活かされているか」が明確になり、ITサービスの価値を認識できるようになります。そして、ITがより最適化され、経営戦略に大きな効果を与える存在となれば、ITは「コスト」ではなく、「利益を生み出すもの」と捉えられるようになります。つまり、AssetCenterの導入は、最終的には「IT部門の地位向上」にもつながり、IT資産管理を礎としながら、IT部門が目指す「あるべき姿」に近づけられる……そんな大きなメリットも持っているのです(図版:IT Asset Management 進化モデル)。
実は、こうした「プロフィットセンターとしてのIT」という考え方を反映した製品が、AssetCenterではすでに提供されています。その1つが「経費付け替えモジュール」で、これまでIT部門がメンテナンスの一部として無償で行ってきたPCの設定や変更、問題解決などのサービスを、その手間や工数に応じて「経費」に換算し、社内の各部署へ付け替えるというものです。これによってITのビジネスへの貢献度が明示され、ITが「サービス」という枠組みで捉えられるようになり、最終的にはIT部門を「あるべき姿」へと導く、一つの足がかりになるのではないでしょうか。
ちなみに、AssetCenterの最新バーション(ver.5.0)では、IT資産を「サーバ」「PC」「ソフトウェア」「ライセンス」という括りではなく、「人事システム」「社内ポータル」といった「ビジネスサービス」の括りで捉えていますが、これもまた「IT部門のあるべき姿」を目指すこのソリューションならではのアプローチと言えるものです。
例えば、「人事システムのIT資産」は、通常、SAPのソフトウェア、Webサーバ、Oracleのデータベース、それらを支えるサーバやブレード等になりますが、ビジネスの視点で戦略を考えるエンドユーザに必要なのは、そうした「物理情報」ではなく、「ビジネスにどう役立てられるものがあるか」という「機能情報」です。つまりITとビジネスとの整合を図るには、IT資産を「ビジネスとの論理的な関係性の中で捉える」必要があり、AssetCenterは、こうした視点から、CIOや経営層、IT管理者にIT資産が保持するビジネス機能情報を提供します。ビジネス要件に応える機能を持つことで、「IT部門をよりビジネスに直結した存在にする」大きな力も秘めているのです。
目まぐるしいビジネスシーンの変化に適応するために、「ITを最適化」し、「新しいIT部門のあり方」を考えることが避けられない今、「IT資産管理」はその礎として、企業ができるだけ早く取り組むべき極めて重要なスキームと言えるもの。目の前の課題解決はもちろん、ITで新たな時代を切り拓く “切り札”として、ぜひAssetCenterをご活用いただき、あなたの企業の「BTO(Business Technology Optimization:ビジネス・テクノロジ最適化)(***)」に向けて、力強い一歩を踏み出してみませんか。
(***)BTO (Business Technology Optimization):ビジネス・テクノロジの最適化・・・
企業がビジネスの視点でITを最適化するための統合ITマネジメント戦略です。BTOは、組織や業務別に個別最適化されていたITを、ビジネスの視点に立って最適化できるように、「戦略」「開発」「運用」をライフサイクルとして管理することによって実現されます。経営目標にあわせITのパフォーマンスを最適化し、情報システムの価値を最大限まで引き出すことをサポートします。HP Software はこの戦略に基づき、「戦略」「アプリケーション」「オペレーション」を1つのライフサークルとして捉え、アプローチしていきます。AssetCenterは、さらに拡大したHP Softwareポートフォリオのなかでも、特に「コスト管理」「ライフサイクル管理」を実現する製品として、BTO戦略において中心的な役割を果たします。 |
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