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導入事例: Yahoo! JAPAN様

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22-FEB-01
Yahoo!  Yahoo! JAPAN様は、200台の ProLiant DL360に FreeBSDを導入、また AlphaServer ES40を全体のログ解析に利用しています。
日本最大のアクセスを誇る総合サイト Yahoo! JAPANを支えるコンパックサーバ  
 
 サイト外リンクYahoo! JAPAN、日本を代表する総合ポータルサイトという表現に異論はないだろう。インターネット上の膨大なホームページの「場所」を探す検索サービスに始まり、ニュースやファイナンスなどの情報提供サービス、掲示板、チャットなどのコミュニティサービス、そして一大ブームとなったオークションやショッピングなどのコマースサービスなど、常にユーザーのニーズに応じたサービスを提供し続けており、もはやその存在は多くのインターネットユーザーにとって欠かすことのできないものになっている。2001年 2月には、1日に 1億 5700万ものページビュー(アクセス)を記録、文字どおりもっとも多くのユーザーが集まる総合ポータルサイトとして今なお成長を続けている。
 
 そして、前出の 1億 5700万ページビュー/1日、1カ月で 36億ページビュー(2000年 12月)、4カ月に 1度でもYahoo! JAPANを訪れるユーザーの数 1800万人 - こうした膨大なアクセスやユーザーに安定したサービスを提供する Yahoo! JAPANのシステムをコンパックが支えている。

Yahoo! JAPANとコンパックの知られざる関係

 サイト内リンクProLiant DL360 - 426×635×42mmという 1Uサイズのインターネットサーバを Yahoo! JAPANはこのほど約 200台を導入した。しかし、コンパックと Yahoo! JAPANとは以前から深い関係にあった。
 
今回お話をうかがったのは Yahoo! JAPAN創立時からシステム構築を担当されている工藤克美氏で、FreeBSD使いとしても有名な方だ。
 
 
工藤克美氏
ヤフー株式会社社長室チーフアーキテクトの工藤克美氏
工藤氏: そもそもは Yahoo! JAPANを立ち上げたころからの付き合いなんです。
 
 当時はラックにマウントできるサーバをきっちりメンテナンスできる環境を整えて出していたメーカーがコンパックしかなかったんですね。しかも我々が使っていたサーバOSを始めとするさまざまな環境に時期的にも性能的にもピタリと一致していたんです。今は 1Uですがその前は 3U、そしてその前は 5Uだったんですが、大きいサーバをラックに突っ込んでも数が入りませんよね。コンパックはそこに他社に先駆けて 3Uという薄いサーバを出してきた。CPUパワーも十分だったので、じゃあと言うんで使い始めたのが今から 4〜5年前です。当時からウチはサーバOSとして FreeBSDを使っていて、それがけっこう動作するハードウェアを選ぶんですね。それでいくつか試した中で比較的素直に動いたのがコンパックのサーバだったんです。もともとが汎用品を集めて組み立てるPCメーカーですからね。クセがないんです。
 
Yahoo! JAPANだけでなく米国Yahoo!を含む全世界の Yahoo!は、サーバOSに PC UNIXのひとつである FreeBSDをベースに独自にカスタマイズしたものを採用している。となればハードウェアはできるだけピュアなPCアーキテクチャであることが要求される。コンパックの IA(Intel Archtecture)サーバが業界標準とでも言うべきスタンダード性を保持していた証しと言えるだろう。
 
工藤氏: ただ問題もあったんです(笑)。当時のマシンは NICが特殊で使えなかったとかね。でもトータルで見たときにラックにマウントできる機種で、ちゃんとしたメーカー品で、ラックや周辺機器までちゃんと用意していたのがコンパックしかなかったんですね。
FreeBSD  それと我々としては土地面積に対する集積度を上げる必要がある。アメリカ(Yahoo!本社)では床にざーっと PCを何百台並べるということをやっていたんです。でも向こうは土地なんてタダみたいなものですからね(笑)。これは日本ではできないだろうと。それでどうするかというと、上に伸ばすしかないんですね。当時の Yahoo! JAPANを立ち上げたときには適当なものがなかったんですが、ちょうと ProLiantのラックが出始めたころで、今から思えば大きかったんだけどラックに載せて使い始めたわけです。
 
と、Yahoo! JAPANとコンパックの付き合いが始まったわけだが、実は一時期、両者の関係が薄れたときがあった。
 
工藤氏: アメリカが自前で 2Uのサーバを作ったんです。でもそれは日本には持って来られなかったので日本もメーカー製 2Uを待っていたんですけど、そのときコンパックはなかなか 2Uを出してくれなかった(笑)。で、2Uでは一度離れたんです、ほかのメーカーに。
 

ただそれも一時のこと。インターネットの爆発的な普及と Yahoo! JAPANの成長は再び両者を引き合わせる。
 
DL360 工藤氏: 2Uの次は 1Uだろうということで待っていたら、最初に 1U(ProLiant DL360)を出したのがコンパックだったんです。単純に2Uのラックを 2台抜けば 1Uが 4台入り 2台分増やせるわけですから当然 1Uのほうがいい。しかも ProLiantはずっと使ってきて実績があったから比較的使いやすかった。
 
 現在 Yahoo! JAPAN全体で約 1000台近くのサーバがありますが、今回 ProLiant DL360を約 200台ほど追加しました。リプレイスもありますが、今は新しいサービスを始めるためにまとめて導入するケースが多いです。1つのサービスに 1ファーム 70〜80台というオーダーで組んで行かなきゃいけない。それもほとんどの場合は正副の 2系統で立ち上げるから、それだけで 140台近くになります。1Uのマシンで入れてもラックが 1本半以上必要になっちゃうわけです。だから単位土地面積あたりの集積度をどこまで上げるかがポイントになるわけです。

システマチックな対応が可能なコンパックのサーバ

 もちろん今回の導入の決め手になったのは1Uというサイズファクターだが、それだけではなかった。意外なところに理由が……
 
工藤氏: たとえばラックにマウントして使うとき、コンパックはちゃんと環境を揃えてくれるんです。ほかのメーカーだと L字のフランジにマシンを載せて終わりだったりするんだけど、コンパックの場合はメンテナンスを考えてスライドテーブルで前に出てくるとか、GIFケーブリングも考えてあったりとか。ラックの建て付け精度というのもあるんですよ。精度が悪いとざっと並べたときに真ん中のサーバが抜けなかったりするんです(笑)。1Uになるとミリ単位の精度になるから、メーカーによって違いが出る。ちょっとの歪みが影響するんです。そういうった点は3Uを使っていたころから優れていたこともあって。コンパック、いいですね、と(笑)。ただし 1Uになって若干アーキテクチャが変わったので、それに追従するのに時間がかかったのも事実です。でもそれも国内販売の前に事前にβテストを一緒にやってきたので、製品としてリリースされたころにはちゃんと使えるようになっていたし。そのあたりは長い間の付き合いですから自由度も高くて上手くやれているところです。 DL360
 
では 1Uサーバ ProLiant DL360の魅力はほかに何があるのだろうか。パフォーマンスについても聞いてみた。
 
工藤氏: 何をパフォーマンスというのかという問題もあるんですけど、我々はプロセッサのクロック周波数は追いかけていません。Webサーバとして使う限りは上がっても知れているんですね、クロックは。SMPもしかりです。それよりもディスクや I/Oまわりの性能が直接効いてくるんです。トラフィックをどれだけさばけるかとかね。その意味ではコンパックは昔から比較的足が速いものを使ってくれるから楽ではあるかな。100BASE-TXの NICを 2本出せるところとかも。
 
 そうそう、あと 1Uになるとホットプラグができるものがなかなかないんですが、ProLiant DL360はそれができる。そういうメンテナンスビリティがちゃんと考えられているので我々からするとすごく楽です。ディスクが壊れたときは本体の前に行ってガチャっと差し替えてくればいいんですから。
 
 あと先ほども言いましたが、我々から見たら結局は PCなんですよね。CPUやチップセットはもう決まっていますから、外から見てもほとんど変わらない。で、何が違ってくるかというと大量に使うときのメンテナンスの問題や設置のしやすさ、そしてコストパフォーマンスなんです。今でこそたくさんのメーカーがサーバを用意してデータセンター事業を手掛けていますけど、トータルで見た場合、コンパックは一歩も二歩も先に行っていると思いますよ。
工藤克美氏

更新によってデータセンターからお役御免となった PCサーバはYahoo! JAPAN社内のイントラネット用のサーバとして二次利用されることも多く、そのときは Windows NTサーバとして使われるという。また Yahoo! JAPANでは人気アーチストのライブ中継などのストリーミングサービスも手掛けているが、Windows Media Playerや RealPlayer用のサーバプログラムは Windows NT向けであるため、こうした点でも「我々としては FreeBSDが動くのが大前提。で NTも動いてくれたら万々歳(笑)」(工藤氏)と支持を受けている。Windows NTサーバとして使う場合には Insight Managerによる遠隔操作によるネットワーク管理も行われているようだ。
 今後 Yahoo! JAPANはブロードバンド時代を見据えた前出のストリーミングサービス、iモードや J-スカイに対応した Yahoo!モバイルなどさらにユーザー指向のサービスを充実させる予定だという。そんな新しいサービス提供の裏ではコンパック製サーバが黙々と仕事をこなしているのである。

米国 Yahoo!そして Yahoo! JAPANへの AlphaServerの導入

 実は Yahoo! JAPANでは PCサーバだけでなく AlphaServerも使われているという。その用途とは?
 
工藤氏: 我々は広告ビジネスですから、おたくの広告がこれだけ露出してこれだけクリックされましたというのをクライアントや代理店に常に見せています。デイリーでね。アメリカがその昔、1000台近くあるマシンからアクセスログを拾って、それをまとめて分析して表にして出していたんです。ES40日本ではその結果が翌日には見えると言っていたんです。でも1日のアクセスが 3000〜4000万のうちはよかったんですけど今はもう1日のログが DVDに入らない状況ですから(笑)。一日のすべてのログを圧縮してテープ 1本という感じです。これだけの量のログを単純なページビューと露出、広告の露出具合、そして同じクライアントが複数のバナーを張っている場合とか、そういう集計を自分たちで開発したツールでやっているんですね。
 
佐竹正範氏  ログが小さいうちはサーバの 4CPUのようなちょっといいヤツを使っていてそれで午前 0時に始めてガーッとやって朝の10時に出来てるかなという状態だったんだけど、1億超えるとまともにやってると翌日の夕方になっちゃう。
 
 それを何とかしなきゃって思っていたら、アメリカにデータを渡すと 3時間で返ってくる(笑)。どうしてと聞いたら実は AlphaServerを使っていると。これが 1〜2年前の話で当時は AlphaServerも高かったんだけど、今は安くなったから実際に評価してみて サイト外リンクAlphaServer ES40/Tru64 UNIXシステムの正式導入を決めました。
同じく同社のサービスについて詳しくお話いただいた同社社長室広報担当の佐竹正範氏
本日はお忙しい中ありがとうございました。
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