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Serviceguard A.11.18

HP-UX 11i v3 Update 3
ミッションクリティカル環境での仮想化機能を強化
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Serviceguard A.11.18
の新機能

2007年6月にリリースされた最新のServiceguard A.11.18 では、新たに以下の機能を備えています。


モジューラーパッケージ

Serviceguard A.11.18 で、新たにモジュラーパッケージの機能が加わりました。Serviceguardは、典型的なパッケージに必要とされる機能をビルディングブロックとして提供します。すべてのパッケージパラメータは一つのファイルによって管理され、パッケージを作成するたびに個別のパッケージ構成ファイルとパッケージコントロールスクリプトを用意する必要はありません。ユーザは一つのパラメータファイル内にそのパッケージ固有のパラメータをモジュールとして記述することにより、新しいパッケージを作成することができます。もちろん、これまで通りの方法でパッケージを使用し続けることも可能です。


マルチノードパッケージの機能拡張

マルチノードパッケージは、複数のクラスタノード上で同時に動作するパッケージで Serviceguard A.11.17 で導入されました。Serviceguard A.11.17 におけるマルチノードパッケージは、Serviceguard Extension for RAC (SGeRAC) など、HP が提供するいくつかの製品に対してのみ構成できるものでしたが、Serviceguard A.11.18 におけるマルチノードパッケージでは、ユーザは任意のアプリケーションをマルチノードパッケージとして構成することができます。これにより、Oracle RAC のみならず、ウェブサーバ、NFS エクスポートサーバなどにマルチノードパッケージを有効に使用することが可能です。

Serviceguard A.11.18 では、マルチノードパッケージと通常のパッケージ、あるいは他のマルチノードパッケージとの依存関係 (起動の順序)をユーザが指定することが可能です。たとえば、クライアントとのコミュニケーションを行うウェブインターフェースパッケージをバックエンドのデータベースサーバパッケージに依存して起動するような設定が可能になります。


クラスタ構成パラメータ, ネットワークコンポーネントのオンライン変更機能の拡張

Serviceguard A.11.18では、クラスタのオンライン構成変更の機能がさらに拡張されています。これには以下の項目が含まれます。
  • ネットワークインターフェースカードのオンラインでの追加と削除、およびそれらに対するオンラインでの IP アドレスの割り当てと解除、および変更。
  • ネットワークインターフェースに対するハートビート LAN、データ LANの指定のオンラインでの変更。
  • ネットワークのポーリング間隔のオンラインでの変更。
  • ハートビート間隔とノードのタイムアウト時間のオンラインでの変更。
  • クラスタ起動のタイムアウト時間のオンラインでの変更。

Serviceguard Manager SMH プラグイン

新しいServiceguard Manager B.01.01は、ウェブベースの、HP System Management Homepage (SMH) のプラグインとして提供されます。これによりユーザは、任意のウェブブラウザからServiceguard A.11.18によって構築されたクラスタを管理・監視することができます。Serviceguard Manager SMH プラグインにより以下のことが行えます。
  • クラスタの作成/変更、起動/停止、監視
  • クラスタノードの起動/停止
  • フェイルオーバパッケージ、マルチノードパッケージの作成/変更、依存関係の設定
  • フェイルオーバパッケージ、マルチノードパッケージ、システムマルチノードパッケージの起動/停止、監視
SMHでらくらくHP-UXシステム管理

ロック LUN

LUN (Logical Unit Number) は元々は単体の物理ディスクを指すものでしたが、SANやNASが一般的になるに連れ、LUNも論理的なストレージの単位に意味が変わってきました。Serviceguard A.11.18では、このようなLUNをクラスタロックとして設定することが可能になっています。

HP-UX 11iv3 における新 I/O スタックへの対応

HP-UX 11iv3では、より高い性能、可用性、運用性を考慮して新しい I/Oのスタックが採り入れられています。従来の /dev/dsk/c1t2d0などのデバイススペシャルファイル、sdisk、stapeなどのデバイスドライバに加えて、/dev/disk/disk3といった、デバイスの接続の仕方に依存しない新しい命名規則に従ったデバイスファイル名、esdisk、estapeなどの新しいデバイスドライバをサポートしています。Serviceguard A.11.18では、従来のデバイスファイル名に加えて、新 I/O スタックによる新しいデバイスファイル名をサポートしています。これにより、たとえば、新 I/Oスタックで提供されるマルチパス機能が使用可能です。

※HP-UX11i v3対応のServiceguard A.11.18は、2007年9月より対応。

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