HPは、2006年6月から<第3世代>と位置づけるブレード「HP BladeSystem c-Class」を提供している。ブレードは、省スペース化を目指し高密度設置を目的としたサーバが提供されてきた。その後、サーバ統合を実現した第2世代のブレードへと進化している。一般的にブレードといえば、この「第2世代」のブレード型サーバを指す。HPが<第3世代>と位置づけるブレードでは、さらにストレージやネットワークをひとつのエンクロージャに統合し、システム統合を実現する、サーバのみならずプラットフォーム全体を指すものなのだ(詳細はこちら)。そのため、ネットワークについてはイーサネットやSANに加え、Infinibandやバーチャルコネクトをサポートするインターコネクトを搭載。「消費電力と発熱量の増大」を解決するHPサーマルロジックテクノロジーにも対応している。
<第3世代>ブレードの特徴のひとつが、エンクロージャの前面に装着するサーバブレードおよびにストレージブレードと背面から装着するインターコネクトをつなぐバックプレーンが、コネクターと配線のみでシンプルに構成されているということだ。このバックプレーンには故障の原因となるアクティブコンポーネントが存在しないので、物理的な破損以外に交換の必要性は生じない。また、20個もの特許を取得した自社開発の冷却ファンを最大10個、電源モジュールを最大6個装着して冗長化構成が可能で、これらのパーツはすべてホットプラグにて交換可能になっている。高可用性を実現するためのHPらしい設計思想が貫かれており、エンクロージャがミッションクリティカルな分野にも十分対応できる仕様といえるだろう。
c7000 エンクロージャには次のコンポーネントを搭載できる。
- エンクロージャあたり最大8枚のフルハイト(FH)サーバブレード、または最大16 枚のハーフハイト(HH)サーバ/ストレージブレード
- 最大8個のインターコネクトモジュールにより、イーサネット、ファイバチャネル(FC)、InfiniBand (IB)、iSCSI
(Internet Small Computer System Interface)、SAS (Serial-attached
SCSI)などの各種ネットワークインターコネクトファブリックをエンクロージャ内部で同時にサポート
- 最大10個のファンを搭載できるアクティブ冷却ファンキット
- 最大6台のパワーサプライ
- リダンダントOnboard Administrator (OA)管理モジュール(オプションでアクティブスタンバイ構成が可能)
上記のデバイスはすべて、ホットプラグ対応となっており、ユーザーが交換可能だ。
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